オカルト版まとめ
いわくつき物件の怖い話

この怖い話は約 3 分で読めます。

そんな日々が3-4年続いて、ある日、迷惑行為がプツリと止んで、息子の姿が見えなくなった。
クラシック音楽だけは同じ曲(アルバム?)がエンドレスで鳴り続けていたが、3日めに警官が乗り込んだところ…
部屋の中で死んでた息子を発見、パトカーが3台ぐらい来て捜査。
(うちにも警官が事情聴取しに来た。その後、餓死なので事件性なしとされたと、町内会長から聞いた)
事件後3ヶ月ほどしてから、深夜に便利屋が家の中のものを何回かにわけて運び出す。
リフォーム屋が来て、外装を一新。直後に50代夫婦が引っ越してくる。
(この夫婦は地主一族とは全く無関係で、不動産屋から紹介されてきただけ…町内会長談)
とても穏やかなご夫婦で、近所にもきちんと挨拶をする常識的な人たちだったのだが…

引っ越しから半年後、また元地主の家からクラシック音楽が聞えてくるようになる。
この頃には夫婦の表情がおかしくなっていた。
奥さんはボサボサの髪の毛でブツブツ言いながら歩き、旦那さんは会社を辞め、庭を上半身裸でウロウロ歩き回り続ける。
引っ越してきてから1年ぐらいで、息子夫婦がやってきて、夫婦を無理矢理連れ出す。その後、空き家に。
近所で「あの家は呪われてる」決定… ずっと空き家になったまま放置され続ける。
空き家なのに、クラシック音楽が家から聞える怪異が何度かあったとか…(お隣さん談)
一昨昨年、この空き家と近所一角をまとめて不動産会社が買い上げ、高級低層マンション建設計画が持ち上がる。
夏頃に一角は更地になったが、その後、リーマンショック。建設計画白紙へ…

1年ほど塩漬けにされてたが、不動産会社が代わり、建て売り住宅として工事再開。
問題の跡地工事中に相次いで事故発生。大工さん2人が重傷… 工事一時中断…
中断中、マイクロバスに乗った15人ほどの謎の集団が訪れる。
巨大な護摩壇のようなものを設置し、数時間祈祷。(なぜか、町内会長も出席させられるw)
その後、工事再開。事故もなく無事に建て売り住宅完成、売り出し後は即完売。
以下、町内会長によるお話。
地主一族は御稲荷様を信仰していたのだが、爺さんが死んでから、きちんと継承していなかった、と。
その後、何も事件は起きていません。

ちなみに、町内会長とは、同じ町内に住むうちの爺さんですw
終わり…

792 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 09:20:46.65 ID:cmbH+Wxu0

貴重な話ありがとう
怖いなあ

796 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/09/18(日) 18:02:32.43 ID:cbiQrm1h0

お稲荷さんは祀り始め易いが、キチンと継続しないと、ヤバイって聞いたことがある。

797 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 21:07:59.80 ID:wqwxSrRqO

>>796
自分も聞いたことある

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