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洒落怖

絵馬

476 ○○ 2005/10/27(木) 22:23:15 ID:vYtCijxl0
8年ほど前、オレが専門学校に通っていた頃の話。
そのころは専門学校生で、学校でつるんでる仲間とよく心霊スポットに行ってた。
別に大好きって訳でもなくて、特に行くとこもなくてただドライブしてるだけもつまんないので、
適当な目的地として心霊スポットを選んでるってだけだった。
「うぉ~怖ぇ~」とかその場のノリで言ってはみるものの、別に怖いなんて思ったことは一度もなかった。

477 ○○ 2005/10/27(木) 22:24:25 ID:vYtCijxl0
そんなころ、友達が車を買ったというのでその新車でドライブに行く事になった。
「またKダム行く?」
「もう心霊スポットええよ~。別に女の子おるわけじゃなし。」
「行くとこないじゃん。米軍基地でも行こうか?」
あらかた近場の心霊スポットは行き尽くしたオレたちは、そんなこと話ながらドライブしてた。
「そういえば!」
と、友達が話はじめた。
「YってとこにS峰ってとこあるらしいんじゃけど、そこなんか怖いらしいで。」
「へぇ、どんないわくがあるん?」
聞くと、なんでもYって場所は縁結びの神様が祭られてる神社があるそうなんだが、
そこである女が好きな男への思いを願いつづけたが、ついぞ叶わず、その神様を呪うという遺書を残して身を投げたとこなんだそうな。
「ええじゃん!行こうや!」
「でも場所がいまいちようわからんわ。Yは分かるけど、S峰って聞いた事ないよ。」
「ええよ、コンビニで聞こw」
別に目的地につけずとも、何か探すっていう目的でよかった。オレら流の遊び方。

478 ○○ 2005/10/27(木) 22:25:22 ID:vYtCijxl0
Yは少し遠かったけれども、夜は道もすいててそんなに時間はかからなかった。
オレらは適当なコンビニを見つけて、S峰を探すことにした。
友達2人は売り物の地図を広げて、オレは店員に聞いてみた。
「すんません、ここらでS峰って知りません?」
「あぁ、S峰。ありますよ。」
そういって店員は詳しい行き方を教えてくれた。
「そこって神社あります?」
「あぁ、T神社でしょ?今から行くんですか?」
「そうそう、なんか怖いらしいから、、、。」
「怖いですよ。あそこは。」
店員の口ぶりに興味をひかれた。
「え?店員さんもいったことあるの?」
「ええ、絵馬でしょ?」
「絵馬、、、?」

480 ○○ 2005/10/27(木) 22:26:08 ID:vYtCijxl0
「ええ、絵馬の遺書。」
「ナニそれ?絵馬に遺書が書いてあるんですか?」
「そうですよ、右側のかけるとこの一番下の右から、、、3番目くらいかな?一番奥。でももうさすがにないかな?」
「そこにあるの!?」
「ええ、オレは見たんですけどね。ま、今から行くんでしょ。もし見られなかったら何が書いてあったか教えますよ。大体覚えてるから。帰りもここ通るんでしょ?」
「そんなん見て大丈夫なん?」
「はずしちゃダメらしいですよ。オレはびびってはずせんかった。できたら外してみて下さいよ。」
またまた~、なんて店員と談笑していると、
「おい、場所わかった?」
と、友達が地図をしまって話しかけてきた。
「おう、店員さんが教えてくれたわ。ついでにおもろい話も。」
「ホンマ?地図載ってなかったーや。分かったんなら行こうや。」
「OK!OK!おもろい話したるけーの!」
ただ出るのは悪かったので、缶コーヒーを一本買って店を後にした。

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洒落怖

温泉

643 名前:チキン 投稿日:2001/04/30(月) 17:18
母と娘が旅行に行った。
娘はもうすぐ嫁ぐ身、最後の母子水入らず。
ありきたりの温泉宿で特徴は海に面した・・・それだけ。

部屋に通されるとやる事がない。

駅から続く温泉街の土産物屋はだいたい覗いて来たし、夕食
までにはまだ時間があった。
そこで二人はお風呂に行く事にした。

「この先の廊下を行くとあります。今でしたら丁度夕日が綺
麗ですよ」
女中さんはそう言って忙しそうに戻って行った。
言われた通りに進むと一本の長い廊下に出た。
左右にはバーや土産物屋が並んでいた。
そこを通り過ぎて行くと、廊下は右に曲がっていた。
その正面には『男湯』『女湯』の暖簾が。
中から音は聞こえない。ふたりで満喫出来そうだ。

支度を済ませ浴場に入ってみると、案の定誰もいない。
「うわー、素敵ねぇ」
娘は感嘆の声を挙げた。
正面は全面開口の窓、窓に沿って長方形の湯船。
その窓の外には夕日に光る一面の海。
二人は早速湯船に入った。

娘は湯船の右奥が仕切られているのに気付いた。
1メートル四方程の小さなもの。
手を入れてみると、飛び上がるほどの熱い湯だった。
「きっと足し湯ようなのね」
母の言葉で娘は途端に興味を失った。

風呂は全く素晴らしいモノだった。
湯加減、見晴らし、なにより二人きりの解放感。
窓と浴槽の境目にはちょうど肘を掛けるくらいの幅があった。
母は右に、娘は左に、二人並んでたわいもない話をしていた。
ゆっくりと優しい時間が過ぎて行く。

続く。

644 名前:チキン 投稿日:2001/04/30(月) 17:42
続き。

その時、母は突然悪寒を感じた。
自分の右の方から冷たいモノが流れて来るのを感じたのだ。
普通ではない、なぜかそう直感した。
あの熱い湯船の方から冷たい水が流れてくる等ありえない。
それに視線の端に何かがチラついている気がしてならない。
急に恐怖感が涌いて来た。
それとなく娘の方を見てみる。

母は血の気が引く思いがした。
娘の表情。これまでに見た事のない表情。
しかも視線は自分の隣を見ている。
口はなにかを言おうとパクパク動いてるが、声は出ない様子。
母は意を決して振り返って見た。

確かに誰もいなかったはず。
また、後から誰も入って来てはいないはず。

が、自分の右隣には見知らぬ女がいた。
しかも自分達と同じ姿勢で肘をついて外を見ている。
長い髪が邪魔して表情まではわからない。
しかしなにか鼻歌のようなものを呟きながら外を見ている。

「おか、あさん、その人・・・」
娘はようやく声を絞り出した。
「ダメ!」
母は自分にも言い聞かすように声を挙げた。

続く。

646 名前:チキン 投稿日:2001/04/30(月) 18:03
続き。

母の声に娘はハッとして口を押さえた。
そう、別の客かも知れない。
そうだとしたら、あんな事を言うのはとても失礼な事だ。
けど。
誰かが入って来たなら気付くはず。
ましてや自分達のすぐ近くに来たなら尚更だ。
やっぱりおかしい。
そう思って母の方を見ると、さっきの女はいなくなっていた。
しかし母に視線を合わすと、今度は洗い場の方を指指している。
そこには。

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洒落怖

トイレの鍵

前住んでいたアパートの話。
リフォーム済みで、内装は新築と全く変わらない綺麗な部屋だった。
住み始めて1週間ほどで奇妙な現象が起こりだす。
仕事から帰ってきてトイレに入ろうとすると、必ずトイレの鍵がかかっている。
「鍵壊れてるのか?」とも考えたんだけど、一日中家にいたり、休みの日に外出して帰ってきた時なんかは
一切そういうことがなかった。仕事のある日にだけ帰宅後→トイレ→必ず鍵がかかっていた。
(閉まっている度にマイナスドライバーでカチャッと開ける日々)
最初は怖いとか、そういう気持ちは全くなかったんだけど、ある時友達を家に泊めた日にそれは起こった。

夜中までゲームして、いつの間にか疲れて2人とも眠っていたのだけど、夜中に身体を揺すって起こされた。
「ごめん、トイレしたいんだけど、何か鍵閉まってるっぽくて・・」
俺はゾッとした。そんなことは初めてだったから。

「あー何か建てつけ悪くて良くかかるんだよね、鍵」
そんな事を言いながらいつも通りマイナスドライバーでドアの外側からカチャッと鍵を開ける。
トイレの電気をつけようと「カチッ」とスイッチを押すと電気がつかない。
暗闇の中で友達がどんな表情でいたかはわからないけど、明らかに異様な空気感だった。

980 本当にあった怖い名無し sage 2011/03/17(木) 12:14:37.48 ID:3Kx7e5aH0
「あれー、電気つかないや、ごめんだけどこのアパートの1階がコンビニになってるからそこのトイレ借りてきて、悪いー」
一刻も早くこの部屋から友達を出してあげたい、何故かそう思うほど部屋の中に妙な違和感があった。
「う・・うん、わかったー」
友達も意図を察してくれたようで、暗い部屋の中カーディガンに袖を通してたであろうその瞬間
部屋中のドア、扉。押入れや収納や食器棚のガラス戸なんかが一斉に

ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガt

ものすごい音を立てて開いたり閉じたりした、2人で裸足のまま家の外に全力で走り逃げた。
翌日に不動産に電話して3ヶ月で退去しましたよん。

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洒落怖

埋められた鳩

「埋められた鳩」1

高校の頃、鍵を忘れて、家に入れなかったことがあるんだ。
時間的に1時間もせずに母上が帰ってくるはずだったから、近所のゲーム屋で暇でも潰そうと足を運んだ。
そしたらそのゲーム屋の隣にある車屋の前に、鳥の死体が落ちてたんだよ。
鳩なんだけど、前日の雨のせいで目茶苦茶冷たくなっていた。
あんまりだったから体育のジャージで包んで(感染症怖い)通っていた中学校に持ってったんだ。
顔見知りの先生にスコップと校舎裏の使用許可貰って、途中で会ったコンビニ帰りの友人Kと一緒に埋葬して弔ってあげた。

Kがビニール袋をくれたから、それに入れて口をきつくしばって土が入らないようにして、結構深いところに埋めたと思う。

んで、半年ぐらい前だ。
Kと、あとT、Aで心霊スポット(町外れの廃工場)に遊びに行った。
町外れにある、小学校ぐらいの敷地の半分が工場で、残りの半分に駐車場と事務所的な建物が建っていた。
事務所っても小さいわけじゃなくて、4階建てで小学校の校舎ぐらいは余裕であった。
たとえるなら、小学校を想像してくれ。
あれの校舎が事務所で体育館が倍ぐらいになったのが工場。運動場の半分ぐらいの駐車場だ。
少し離れたところに車を止めて(運転はA)、全員で近づいた。

続く

667 自治スレでローカルルール他を議論中 sage 2010/10/18(月) 20:34:50 ID:ri7Mty6fO

「埋められた鳩」2

調べたところ、敷地は2メートルぐらいのコンクリ壁に囲まれている。
で、鎖で封じられていた鉄製の門(これも校門を想像してくれるとわかりやすい)を開けることにしたんだ。
鎖は南京錠で固定されていた。
乗り越えるか破壊してもよかったんだけど、俺がピッキング出来る人だったから、鞄から愛用の工具箱を出して解錠を始めた。
ちなみに南京錠程度しか開けられない。最近のマンションの鍵とかマジで無理。
で、Aが「じゃあ車をこっちに持ってくるから、それまでに開けておいてくれ」って言って車を取りにいって、ちょうど戻ってきたところで俺は諦めた。
南京錠が随分と錆びてて、開けようがなかった。
そしたらTが俺の工具箱からげんのうを取り出して、いきなり南京錠に叩きつけた。
かなり赤錆でボロボロになってたからか、その一撃で南京錠の輪の部分が砕けて鎖を解くことに成功したんだ。
で、その結果を笑いながら敷地に入って、Aが入口をに向けて車を止めるのを待って、とりあえず事務所のほうから見ることにした。

続く

668 自治スレでローカルルール他を議論中 sage 2010/10/18(月) 20:36:42 ID:ri7Mty6fO

「埋められた鳩」3

中は目茶苦茶で、俺たちよりも前に来た奴らがいたのか、不自然にガラスが割れていたり菓子やビールとか飲食物の包装とかが落ちていたりして、
T「俺たちもなんか持ってこればよかったな」
俺「煙草でも飲むか?」
K「お前しか吸わねーよ」
俺「いや、煙草は吸うんじゃなくて飲むっていうんだぞ」
とか話しながら奥に進むと宿直室みたいな部屋があった。
T「なんか探そうぜ」
ことになって、みんなでいろいろと漁ったら、一つだけ開かないロッカーがあった。
K「出番だぜ」
言われて見てみたら簡単なタイプだったんで、工具箱からマイナスドライバーを取り出して鍵穴にぶち込み無理矢理こじ開けた。
A「……それってどんな鍵でも開けれるのか」
俺「バイクとかもいけるけど、あれは直結したほうが早いな」
K「犯罪者だな」
俺「やったことはない……捨ててあるバイクで練習したことはあるけど」
とか話しながらロッカーの中を漁ると、古びた財布が出て来た。

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洒落怖

温泉

母と娘が旅行に行った。
娘はもうすぐ嫁ぐ身、最後の母子水入らず。
ありきたりの温泉宿で特徴は海に面した・・・それだけ。
部屋に通されるとやる事がない。
駅から続く温泉街の土産物屋はだいたい覗いて来たし、夕食
までにはまだ時間があった。
そこで二人はお風呂に行く事にした。

「この先の廊下を行くとあります。今でしたら丁度夕日が綺
麗ですよ」
女中さんはそう言って忙しそうに戻って行った。
言われた通りに進むと一本の長い廊下に出た。
左右にはバーや土産物屋が並んでいた。
そこを通り過ぎて行くと、廊下は右に曲がっていた。
その正面には『男湯』『女湯』の暖簾が。
中から音は聞こえない。ふたりで満喫出来そうだ。

支度を済ませ浴場に入ってみると、案の定誰もいない。
「うわー、素敵ねぇ」
娘は感嘆の声を挙げた。
正面は全面開口の窓、窓に沿って長方形の湯船。
その窓の外には夕日に光る一面の海。
二人は早速湯船に入った。

娘は湯船の右奥が仕切られているのに気付いた。
1メートル四方程の小さなもの。
手を入れてみると、飛び上がるほどの熱い湯だった。
「きっと足し湯ようなのね」
母の言葉で娘は途端に興味を失った。

風呂は全く素晴らしいモノだった。
湯加減、見晴らし、なにより二人きりの解放感。
窓と浴槽の境目にはちょうど肘を掛けるくらいの幅があった。
母は右に、娘は左に、二人並んでたわいもない話をしていた。
ゆっくりと優しい時間が過ぎて行く

その時、母は突然悪寒を感じた。
自分の右の方から冷たいモノが流れて来るのを感じたのだ。
普通ではない、なぜかそう直感した。
あの熱い湯船の方から冷たい水が流れてくる等ありえない。
それに視線の端に何かがチラついている気がしてならない。
急に恐怖感が涌いて来た。
それとなく娘の方を見てみる。

母は血の気が引く思いがした。
娘の表情。これまでに見た事のない表情。
しかも視線は自分の隣を見ている。
口はなにかを言おうとパクパク動いてるが、声は出ない様子。
母は意を決して振り返って見た。

確かに誰もいなかったはず。
また、後から誰も入って来てはいないはず。

が、自分の右隣には見知らぬ女がいた。
しかも自分達と同じ姿勢で肘をついて外を見ている。
長い髪が邪魔して表情まではわからない。
しかしなにか鼻歌のようなものを呟きながら外を見ている。

「おか、あさん、その人・・・」
娘はようやく声を絞り出した。
「ダメ!」
母は自分にも言い聞かすように声を挙げた。

母の声に娘はハッとして口を押さえた。
そう、別の客かも知れない。
そうだとしたら、あんな事を言うのはとても失礼な事だ。
けど。
誰かが入って来たなら気付くはず。
ましてや自分達のすぐ近くに来たなら尚更だ。
やっぱりおかしい。
そう思って母の方を見ると、さっきの女はいなくなっていた。
しかし母に視線を合わすと、今度は洗い場の方を指指している。
そこには。

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心霊スポット・肝試しでの怖い体験

絵馬

8年ほど前、オレが専門学校に通っていた頃の話。

その頃は専門学校生で、学校でつるんでる仲間とよく心霊スポットに行ってた。
別に大好きって訳でもなくて、特に行くとこもなくてただドライブしてるだけもつまんないので、適当な目的地として心霊スポットを選んでるってだけだった。
「うぉ~怖ぇ~」
とかその場のノリで言ってはみるものの、別に怖いなんて思ったことは一度もなかった。

そんな頃、友達が車を買ったというのでその新車でドライブに行く事になった。
「またKダム行く?」
「もう心霊スポットええよ~。別に女の子おるわけじゃなし。」
「行くとこないじゃん。米軍基地でも行こうか?」
あらかた近場の心霊スポットは行き尽くしたオレたちは、そんなこと話ながらドライブしてた。
「そういえば!」
と、友達が話はじめた。
「YってとこにS峰ってとこあるらしいんじゃけど、そこなんか怖いらしいで。」
「へぇ、どんないわくがあるん?」

聞くと、なんでもYって場所は縁結びの神様が祭られてる神社があるそうだ。
そこである女が好きな男への思いを願い続けたが、ついぞ叶わず、その神様を呪うという遺書を残して身を投げたとこなんだそうな。
「ええじゃん!行こうや!」
「でも場所がいまいちようわからんわ。Yは分かるけど、S峰って聞いた事ないよ。」
「ええよ、コンビニで聞こ」
別に目的地に着けずとも、何か探すっていう目的でよかった。
オレら流の遊び方。

Yは少し遠かったけれども、夜は道もすいててそんなに時間はかからなかった。
オレらは適当なコンビニを見つけて、S峰を探すことにした。
友達2人は売り物の地図を広げて、オレは店員に聞いてみた。
「すんません、ここらでS峰って知りません?」
「あぁ、S峰。ありますよ。」
そういって店員は詳しい行き方を教えてくれた。
「そこって神社あります?」
「あぁ、T神社でしょ?今から行くんですか?」
「そうそう、なんか怖いらしいから・・・」
「怖いですよ。あそこは。」
店員の口ぶりに興味をひかれた。
「え?店員さんもいったことあるの?」
「ええ、絵馬でしょ?」
「絵馬・・・?」
「ええ、絵馬の遺書。」
「ナニそれ?絵馬に遺書が書いてあるんですか?」
「そうですよ、右側のかけるとこの一番下の右から、3番目くらいかな?一番奥。でももうさすがにないかな?」
「そこにあるの!?」
「ええ、オレは見たんですけどね。ま、今から行くんでしょ。もし見られなかったら何が書いてあったか教えますよ。大体覚えてるから。帰りもここ通るんでしょ?」
「そんなん見て大丈夫なん?」
「はずしちゃダメらしいですよ。オレはびびってはずせんかった。できたら外してみて下さいよ。」
「またまた~」
なんて店員と談笑していると、
「おい、場所わかった?」
と、友達が地図をしまって話しかけてきた。
「おう、店員さんが教えてくれたわ。ついでにおもろい話も。」
「ホンマ?地図載ってなかったーや。分かったんなら行こうや。」
「OK!OK!おもろい話したるけーの!」
ただ出るのは悪かったので、缶コーヒーを一本買って店を後にした。