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約束

じゃあ俺が体験した唯一の怖い話?不思議な話というかスレチ&怖くなかったらごめんな話

3、4年前か、友人が神社が側にある団地の一軒家に引越したんだけど、
結構霊的な減少が頻繁に起こる場所だったのね。

ある時は屋根裏をドタドタ走り回る音がしたり、ある時は夜中に二階の部屋なんだけど、
ベランダの扉を叩かれる音がして、覗いてみたら真っ赤な子供が立っていたりと、、、

まぁ俺が泊まりにいってもそういう現象は全くなかったんだが。

ある日、いきなり友人が足に違和感を感じてたんだ。
「足いてぇ・・・」みたいな、ほんと軽く流してたんだけど、
気がついたらそいつ横になってぐったりしてたんだよ。
「おーい大丈夫か?」って聞いても反応なくて、俺は漫画読んでたんだ。

んでまぁ時間も夜中だったし帰って寝ようかなーとそいつ放置して帰宅したんだけど、
ものの数分そいつから電話がかかってきた

「・・・もしもし?何か神社の前まできてたんだけどwまじで怖いし最悪だわw」
もう心配性な俺は迷わずそいつんちまで戻って詳しく聞いた。

361: 本当にあった怖い名無し:2011/05/21(土) 03:08:40.82 ID:AAUQYl870
寝ぼけてたのかよくわからんけど、神社まで歩いてた途中気が付いたって、しかも裸足で
おいおいおいおいおいこえぇよ!と思いながらそいつをよく見たら服装が違ってた。
どうやら無意識のうちに着替えて外まで出ていたらしい。

しばらくしてまたそいつが「足が・・・」ってまた呟いてたんで「おい、どういたいんだよ」とか色々聞いても無視

そしたら「子供が・・・うん、うん。・・・え?」とかいいはじめたんでもう怖くてガクブルしてた。
「子供がどうしたんだよ!足は大丈夫なのか?」とか聞いても
「うん。・・・神社に?」とかわけわからんことをずっといってて、
その間もずっと「足が・・・」って痛がってたんだよ。

こりゃいかんと思った俺は友人に「おばちゃん読んでくるぞ?おい!」って聞いたら
すごい嫌そうに「アカン・・・ホンマにアカン・・・」の一点張り
「それなら足みせてみろよ・・・」って友人の足に触ろうとした瞬間
「ぅぁ・・・」みたいな声が、俺のうしろから聞こえてまじでビビってしまった
チキンな俺は硬直したまま動けず、ただ友人がボソボソ呟いてるのを聞いているだけだった。

「わかった・・・約束・・・」
おいおいおいおい何約束してんだよ!とか思いながら聞いてたら、
足の痛みがおさまったらしく、しばらく黙りが続いた。
意識を取り戻した友人は、タバコに火を付けて
「ふぅ・・・何か子供と神社で遊んだ夢見てたんだけどw」って
んで朝9時に神社に来るように約束されたらしい。

友人が唸っていた間、俺が喋っていた事も全然記憶にないらしいし
わけわからんまま朝日もさしてきたんで眠りについた。
起きたら9時すぎてたし、約束破ってんじゃんwって笑いながら話してたけど、
もしかしたら俺が寝ている間、無意識のうちにあいつは神社にいってたんだろうか・・・

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ネガイ

小学生の時、同級生にSという奴がいた。
そいつは少年野球団でバリバリやっていたこともあって野球がすごい上手く、放課後の遊びの野球の際には毎度毎度両チームの間で取り合いになるほど。
また、S自身も野球に熱心だったらしくみんなが帰った後も1人校庭に残って壁当てをしていた。

ある日、俺は母親が仕事から帰ってくるのが遅くなると聞いていたので校庭に残っていた。(鍵は持っていたけど家に帰っても1人は怖かったので)
俺がいようとおかまいなしに黙々と壁当てを続けるS。少し経った頃、壁当てをしながら話しかけてきた。
「お前どうしたの。帰らんの?」
俺は正直な理由を言うことを躊躇ったがこいつは別に他人を笑う奴でもないのかなーと思いやっぱ正直に答えた。
「今日お母さんが帰るの遅いんよ。1人で家にいるのって怖いし」
するとSは、「あー分かる。俺もよくあるよ、家にいて怖い時。寝る時なんて電気消すの嫌で粘るくらいだから母ちゃんが早く電気消せって怒鳴るのよwww」
と笑いながら答えた。(記憶は曖昧だけど言ってることはだいたいこんな感じだったのは確実。)
同じクラスにいてもあまり話したことがなかったが意外に話しやすい人だなーと実感。その後しばらく話に花が咲いた。
432 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/20(月) 14:51:00.12 ID:LgjEKKwU0.net[2/4]
そうこうしているうちに6時半手前くらいの時間に。俺とSは道具を持って校庭を出た。
好きなプロ野球選手の話などをしながらチャリがある場所まで来た時にSが青ざめた顔でこっちを見て言った。
「鍵、運動場に忘れてきた……」
あたりは真っ暗。それでいて残っている小学生2人は怖がり。この状況はもうどうしようもない。とりあえず俺はSと一緒に校庭に戻ろうと提案して歩を進めた。
校庭の端まで来てさあ鍵を探しに行こうとしたその時。俺とSは校庭の真ん中に何かが蠢いているのを見つけた。
遠目で見た感じ、人型のものではない。犬とか猫みたいなそういう生き物かな?と思い校庭をどんどん進んでいく。
そいつが見える場所まで近づいていく時に気付いてしまった。そいつはこちらにケツを向けている状態の蜘蛛だ。しかも大きさが人間くらい。
ある程度知識があるならばその時点で大きい蜘蛛怖い!と逃げ出すだろうが当時は小学生。好奇心が勝ってしまい俺らはその蜘蛛に慎重に近づいていった。
1歩、また1歩と近づいていくと突然そいつがこっちを振り返った。それを見て俺らはようやくヤバいと確信。
その蜘蛛には人間の頭が付いていたのだ。今思い起こした感じだと中年の女性の顔だったと思う。ロングヘアーの縮れ髪に歯茎むき出しの前歯。そんな顔でニタニタしながらこっちを見ている。
発狂しながら逃げる俺とS。だが、蜘蛛はカサカサカサーッという特有のキモい動きですぐさま俺とSを捕まえた。
蜘蛛は捕まえた俺らにニタニタしながら「ネ…ガイ…」と呟く。俺はもう何がなにやらで混乱して泣きじゃくっていた。
一定の間隔で「ネ…ガイ…」しか呟かない蜘蛛にSは泣け叫びながらブチ切れた。
「ねがいってなんだよ!!お願い事言えばいいのかよ!?なら俺を甲子園に行かせて野球選手にしてみろよ化け物!!!!!」
今思えば完全にヤケになっていたと思う。だが、奇跡が起きた。蜘蛛がSをパッと離したのだ。まさか本当に願い事を言えば良いのか?ただ、俺は泣きじゃくって上手く喋れない。
すぐさまSは叫んだ。「おいしゅんすけ!(しゅんすけは俺の名前)なんでも良い!願い事を叫べ!」
俺は泣きじゃくりながら言葉を絞り出した。「家族…仲良い人生を過ごしたいです…」すぐさま俺も離された。
蜘蛛は俺らを離して「ネ…ガイ…」と呟きながらカサカサカサーッと校舎の方へ姿を消した。
433 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/20(月) 14:51:43.24 ID:LgjEKKwU0.net[3/4]
俺とSは呆然としたままそこから動けなかった。しばらくしてSがゆっくりと立ち上がり鍵を探し出したので俺も黙って手伝った。
そして鍵はすぐ見つかった。逃げるように学校を出た帰り道、Sは俺に今日のことは思い出したくもないから誰にも言わないようにしようということを俺に提案した。当然賛成だ。
その件以来、俺たちは学校でもそれなりに話すようになった。あの話は一言も出さなかったけど。
結局、Sは卒業と同時に俺と別の中学校に行ったため交友関係は途絶えた。
ただ、俺は一方的にSの動向を知っている。何故ならば奴はその後本当に甲子園に行ってプロに入ったからだ。
そして俺の方だがあの事件の後家庭に変化が起こった。単身赴任の父親がこっちの会社への異動がきまって帰ってきて母親の仕事の負担が減ったのだ。
2人ともなんでそうなったか理由が分からなかったらしいものの、とにかくにもそれ以降俺には家族団欒の時間が増えた。
ただ、20代になって1人暮らししてる最近、両親の元への里帰りをサボってしまっている。先日母親からのLINEに「仕事だから帰るのは無理」と返信しようとした。

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厳選怖い話 子どものころの怖い話 洒落怖

カン、カン

幼い頃に体験した、とても恐ろしい出来事について話します。

その当時私は小学生で、妹、姉、母親と一緒に、どこにでもあるような小さいアパートに住んでいました。
夜になったら、いつも畳の部屋で、家族揃って枕を並べて寝ていました。

ある夜、母親が体調を崩し、母に頼まれて私が消灯をすることになったのです。
洗面所と居間の電気を消し、テレビ等も消して、それから畳の部屋に行き、
母に家中の電気を全て消した事を伝えてから、自分も布団に潜りました。
横では既に妹が寝ています。
普段よりずっと早い就寝だったので、その時私はなかなか眠れず、しばらくの間ぼーっと天井を眺めていました。
すると突然。静まり返った部屋で、「カン、カン」という変な音が響いだのです。
私は布団からガバッと起き、暗い部屋を見回しました。しかし、そこには何もない。
カン、カン
少しして、さっきと同じ音がまた聞こえました。どうやら居間の方から鳴ったようです。
隣にいた姉が、「今の聞こえた?」と訊いてきました。空耳などではなかったようです。
もう一度部屋の中を見渡してみましたが、妹と母が寝ているだけで、部屋には何もありません。

271 名前:270続き 投稿日:02/08/21 23:14
おかしい・・・確かに金属のような音で、それもかなり近くで聞こえた。
姉もさっきの音が気になったらしく、「居間を見てみる」と言いました。
私も姉と一緒に寝室から出て、真っ暗な居間の中に入りました。
そしてキッチンの近くから、そっと居間を見ました。
そこで私達は見てしまったのです。
居間の中央にあるテーブル。いつも私達が食事を取ったり団欒したりするところ。
そのテーブルの上に、人が座っているのです。
こちらに背を向けているので、顔までは判りません。
でも、腰の辺りまで伸びている長い髪の毛、ほっそりとした体格、身につけている白い浴衣のような着物から、
女であるということは判りました。
私はぞっとして姉の方を見ました。姉は私の視線には少しも気付かず、その女に見入っていました。
その女は真っ暗な居間の中で、背筋をまっすぐに伸ばしたまま、テーブルの上で正座をしているようで、
ぴくりとも動きません。
私は恐ろしさのあまり、足をガクガク震わせていました。
声を出してはいけない、もし出せば恐ろしい事になる。
その女はこちらには全く振り向く気配もなく、ただ正座をしながら、私達にその白い背中を向けているだけだった。

私はとうとう耐え切れず、「わぁーーーーーっ!!」と大声で何か叫びながら寝室に飛び込んだ。
母を叩き起こし、「居間に人がいる!」と泣き喚いた。
「どうしたの、こんな夜中に」そういう母を引っ張って、居間に連れていった。

居間の明りを付けると、姉がテーブルの側に立っていた。
さっきの女はどこにも居ません。テーブルの上も、きちんと片付けられていて何もありません。
しかし、そこにいた姉の目は虚ろでした。今でもはっきりと、その時の姉の表情を覚えています。
私と違って、彼女は何かに怯えている様子は微塵もなく、テーブルの上だけをじっと見ていたのです。

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友人宅に一泊

初めて書き込むから色々至らん点もあるかもしれんが許してくれ。
この前ちょっと不思議なことがあったんだが
酒も入ってたし話半分できいてくれ

先月のはじめに友達のAが
「一人暮らし始めたんだけど寂しいからだれか誘って泊まりにきてくれ」
って言うからもう一人Bってやつ誘って泊まりにいったんだ。
そのAの家を見てびっくりしたんだが
まぁボロい、すごいボロい。
昔の長屋って感じで
中に入って色々見てたら風呂がない
ドアノブもない当然鍵も無い
驚愕だった。

こんなとこ泊まれるか!
って帰ろうとしたんだが
Aが「どうしても!」って言うから
仕方なくBと泊まっていってやることにした。

493 本当にあった怖い名無し 2012/08/29(水) 07:42:49.73 ID:vsj//NG70
すこし家の説明をすると
□□□(□=一部屋)ってかんじで
3部屋地続きっていうのかな?
全部の部屋が一直線でつながってるんだが
まぁ長屋ってのは大体そうらしい。

部屋と部屋の敷居のところにカーテンがかけてあって
仕切られてるだけでふすまとかはなにもなかった。

494 本当にあった怖い名無し sage 2012/08/29(水) 07:45:32.23 ID:vsj//NG70
この家はもともとAの家の持ち家らしくって
空き家になってたから
ばあちゃんに言って
Aが一人暮らしさせてもらうことになったらしい
まぁ泊まっていくからには楽しもうってことで
一番奥の部屋で
三人で酒を飲みながらどうでもいい話をしてたんだ
そしたら
Bが「なんで急に寂しいとか言いだしたんだよww」
って茶化しだしたんだが
Aが「寂しいっていうかちょっと怖くってなw」
っていうから二人で散々バカにしてやったんだ。

そしたらAは「これみたらわかるって!」って
いいながら部屋の敷居を指差した

そこには御札が貼ってあったんだが
「お札くらい信仰深いところならあるわw」
って笑い飛ばしてやった。

496 本当にあった怖い名無し sage 2012/08/29(水) 07:53:24.38 ID:vsj//NG70
ただお札見たことある人は分かるけど
「家内安全」とかのお札なら
さっぱり分からんなりにも「なんとなく」だけど
そんなニュアンスのことが描いてあるのが分かるもんだ。

でもそのお札はなんの用途か全然分からなかった
相当ふるいってのもあったけど
「家内安全」でも「商売繁盛」でもなかった。
ふしぎには思ったけど、にわか知識でわざわざ言うほどの
事でもなかったからAにはなにも言わなかった。

それから散々飲んで酔いつぶれるように皆寝たんだが
敷居の所にかけてあるカーテンの
そばに俺、真ん中にA、奥にBの順番にねてたんだ。

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カゲ

「カゲ」 文才も無いし、怖いかどうかも...

俺はおっさんリーマン。
ご多分にもれず中間管理職的な立場で、上からドヤされ下から突上げられを朝早くから夜遅くまで繰り返す毎日だ。
その日も終わりが近い頃、いつも通りヘロヘロになった身体を引きずって単身アパートまで帰る途中での事だ。
アパートは駅から歩いて15分位の道のりで、帰り道の途中に結構な登り坂があって、突当りを右に曲がるんだが、その突当りになんという事もない古ぼけた5階建ての雑居ビルがあった。

いつもなら帰り道で坂を登っていても、気にもしなかった建物だが、その日はなんだか俺の注意を惹いた。
違和感てやつ?
何でもいい、坂を登りきるまで意識を反らすものなら足の疲れも忘れていられると、俺はその建物を注視しながら坂を登っていった。
なんだ。

何のことはない、建物入口の蛍光灯が切れかけているのか、1分位ごとに点滅を繰り返している。
意識しないでその建物を見る瞬間、瞬間に建物のガラス戸が明るく見えたり真っ暗に見えたりしていただけだった。

坂を登りきり、建物から10m位の距離に近づくまで、見るともなしにその点滅を目あてに重い足を進めていた。
ん?
新たな違和感を感じて思わず足を止めてしまった。何か変だ?
でも何が変なんだ?
明滅を繰り返すガラス戸を注視しながら、更に建物の入口に近づいて行った。
ガラス戸の向こう、蛍光灯が点いた時には、奥の薄暗い階段や入口脇の郵便受が並んでいるのが分かる。
また、フッと真っ暗になりそれらがかき消すように見えなくなる。

327 326 sage New! 2007/07/16(月) 18:57:57 ID:WhRrdK+D0
真っ暗になると、ガラス戸が街灯を映し、郵便受も薄ボンヤリと透けて見える。
ガラス戸の前に立ちながら違和感の元を見つけようとしていた。
目をすがめて更によく見ようとしたら、分かった。というか見えたように感じた。
暗闇の中に人影のようなものがフラフラと立っている。
嘘だろ。
チョッと腰が引けたような気がしたが、確かにいる。
というか、影が左右にフラフラしていなければ、気付かなかったかもしれない。

と、再び蛍光灯が点いた。
おい、嘘だろ?
今度は本当に腰が引けた。
一瞬、目が眩しかったが、奥まで見通せるようになったガラス戸の中には誰も何もいない。
恐る恐るガラス戸に近づき、取っ手を試して見たが、施錠されている。
あれが何であれ、点灯する瞬間までその動きは見えていた、と思う。
何だったんだ、あれは?

328 326 sage New! 2007/07/16(月) 18:58:52 ID:WhRrdK+D0
また、蛍光灯がフッと消えた。
短めの明滅で不意をつかれた俺は、取っ手に手を掛けたまま中腰で真っ暗な中を窺った。
いた。
さっきと変らない場所に。
左右にフラフラしている人影は、女なのだろうか?
肩が隠れる位の髪が分かる位で、それ以外は周りに溶け込む様な黒一色だ。
これは間違いなくいる。俺は目を離せなくなったまま点灯を待った。

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青い箱

私が住んでいるのは山間にあるよくある住宅地で、
家からふもとに下りて、街へと続く国道の脇に、
住宅に挟まれてその神社はあった。私は10歳そこらのことである。

 子供なので、神社に対するしきたり云々の信仰には全くもって興味が無く、
当時の私達には程よい遊び場のようなものだった。
その神社は夏祭りや正月にはお守りを売る巫女姿の店員などがいるものだが、普段では神主は隣接の事務所にいるらしい。
その土地の記念碑なんかもあってプチ観光地的な役割でもあったが基本大人の目もないわけで、堂々と子供は占領できるわけである。
 
 とある日私は他の男女数人のグループに連れられ、その神社へと行った。
大人の目が無いとは言ったものの、当時の私はだいぶ真面目ちゃんの部類に入る子供で、
神社には祭りでもない限り踏み入ったことは無かった。
だが彼らもいつもからここを遊び場にしているわけではない。
つまり、いつもは公園を転々としているところ、気まぐれでここで遊ぶ事を提案した訳だ。

271 本当にあった怖い名無し New! 2011/04/06(水) 23:20:38.45 ID:C0RJjG3V0
 そこで私達が何をしたかというと、宝といっても、そこらへんに落ちている何かを黙々と収集するいわゆる宝探し。
神社なので賽銭のおこぼれの古い銭が当たりであろう。
その他は大人から見ればただの燃えないゴミであろう何かの部品やプラスチックの類、
そんな他愛も無い宝探しだが、子供にとっては燃えるゴミ以外は大抵、
校庭の小さな石だってガラスの破片だって宝石のように大事に見えるのだった。
 かくいう私も中休み昼休みになれば校庭の砂利を漁っては爪の垢ほどの色のついた石を集めているクチではあったが、
神社、そう人の敷地であればすこし違った。
他の子供達はともかく、どうも乗り気になれないのが真面目ちゃんで、
神社ともあろう場所からガラクタとはいえ物をもっていくのは泥棒ではないだろうか。
そんな疑心を抱きつつも、臆病者と思われるのもまた本位ではないのでしぶしぶと宝探しに参加していたのである。

 敷地の端、木の根の下、そして神社の床下へと手を伸ばしていく。
高床の下は滅多に掃除できるものではなく、つまり宝の山だと考えた。
しかし、思ったよりはあまり目ぼしい物は見当たらず、ただじめじめとした土が広がってるだけだった。
 大したものはないなと、そう思い身を引こうと思ったら、
視界に青い物体が目に入る。
サイズ的には小銭なんかとは比べ物にならない大物。
小汚いのも気にせずに手にとってみると、大きさは人形のベッドほどという印象、
中にクッションがつめられた青い箱のようなものである。
何に使うものかは検討もつかないが、何かいいもののような気がするのが子供の感性である。
 そして子供達の間でひととおりの発掘の成果をひろげて、山分けして解散した。
私の手には小銭も小石も無かったが、あの青い箱はしっかり持っていた。