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奇妙な交流

ジャスト一年前に愛媛県の北条っていう町の外れで体験した話です。

北条自体は何も無い町なんだけど、空港から俺の実家がある今治の途中になるので
毎年海沿いの国道を車で通り抜けていた。

で、その北条の外れ、海沿いの道の脇に、
昔から気になっていた穴があった。

おそらくは防空壕の名残のような気がするんだが、膝くらいの高さの穴が
道の脇にポカッと空いている。
今はその前を塞ぐように祠が立っているんだが、昔はむき出しだった

(ちなみにグーグルマップで見つけたので貼っておく)
ttps://www.google.co.jp/maps/@33.991258,132.775173,3a,65.6y,120.42h,87.52t/data=!3m4!1e1!3m2!1sr9TZRCv1eQwEORVpW6zo4A!2e0

で、去年。
ここを通りかかるとき、子供が車に酔ったというので
この祠の前の道の脇に車を寄せて休憩することにした。

俺は昔から気になってた穴を見て「お~、始めて車から降りて見るな~」と懐かしさと珍しさで
祠の前にしゃがみ込み、中がどうなってるのかを見ようとした

つづきます

318 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/30(水) 06:37:41.85 ID:PXJ/cTOc0.net
すると中からいきなりおばあさんの手がスッて出てきた
俺は思わず「うわっ!!!」って飛びのいた。

それは紛れも無く、おばあさんだった。

よく見えないが、中に人が入れる空間があって、
(もしかしてこの小山の反対側にトンネル状になってるのか??防空壕っぽいし)
)
懐中電灯と座布団、それとおばあさんの後ろに障子っぽいものが見えた。

おばあさんの首の辺り、肩、腕でほとんど塞がれて覗けないけど
なんというか銭湯の番台みたいな空間の雰囲気に見えた。

おばあさん(の口元)は俺に向かって
「何ですか??お車ですか??おこころざしですか??」と言う。

俺はまったく意味が分からず、
『おこころざし?祠の賽銭を催促されてるのか?これは観光用の何かなのかな?
お遍路に関係あるのか??』と混乱した。

おばあさんは「おこころざしですか??」と続けるので、俺はとりあえず財布から500円をなんとなく取り出し、
「あ、ではこれで・・」と手渡した。

次ラストです

319 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/30(水) 06:44:16.64 ID:PXJ/cTOc0.net
するとおばあさんの手は500円を握り締めるとスーッと中に戻っていき、
中で懐中電灯をカチカチ付けて、何かをごそごそ探してる気配がした。

お線香の束とかが渡されるのかと思ったら、
また手がスーッと出てきた。
手には砂にまみれてるけど、「TUTAYA」の青い袋。

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無人の寺

ここ再起の出来事。
そこまでおぞましい話でもない。
期待している人には先に言っておくよ。

俺の人間的能力
・浪費癖(orz
・簡易対人外物レーダー装備(良性・悪性の判別は不能。何かがいる方向にのみ鳥肌が立つ)
・足が悪い。
・口が悪い。
・頭脳は子供、体は大人。
という残念な人間である。

先月から奥州三十三観音巡礼をやっている。
欧州三十三観音巡礼とは四国のお遍路のようなものの奥州バージョン。
ちなみに、俺は最上三十三観音は制覇ずみ。

最上三十三観音も順番無視で回っていて、
山形県河北町のとある寺に夜到着し、
写真を撮ったら、公共の電波に乗せられないような写真が取れてしまった。
それからは寺巡りの時に日没後はやらないと決めている。

巡礼といっても、水曜どうでしょうのように、寺の前に行って、写真撮って、
ちょこっとお参りしてお終いレベル。何か強い願いがあるわけではないが、
ツーリングの一テーマとしてはついでに温泉行ったり、
うまいもの食ったりと楽しませてもらってる。

611 :600番の続き@\(^o^)/:2014/08/07(木) 11:57:53.13 ID:lfhVWCTd0.net
さて、俺は原付でこの巡礼を行っているんだが、住んでいる地域の関係上、
1、福島方面
2、宮城県南部
3、宮城県大崎地域・栗原地域・岩手県南部
4、宮城県気仙沼・石巻・松島地域
(5、岩手県北部青森県境付近→未完)
と地域を分けてやらせてもらっている。
いかんせん原付では岩手北部まで9時間はかかるだろう。来週までは無理だな。

612 :600番の続き@\(^o^)/:2014/08/07(木) 11:59:00.74 ID:lfhVWCTd0.net
で、今回投稿させてもらうのは、
3番地域にある某寺での出来事。
震災の復興作業が進んでいるが、津波で流された家の跡地には、
まだまだ花がたむけられている。
リョウメンスクナという話がある地域にも
近い場所なのではないだろうか。

三陸海岸のリアス式のクネクネウネウネの道路に辟易しながら、
薄暮の空を眺めつつ、とある寺に到着。そこは無人寺である。
たまに縁日では使われるらしいが、草が生い茂り、
お地蔵さまには古いお供え物の腐乱物に蝿や蛆がたかっている。
それぐらい、手が行きとどいていない寺だった。

いよいよ本堂に近づいたとき、にわかに鳥肌が立つ。両腕。真正面か真後ろに「何か」がいるらしい。
しかし、寺である以上、何もいないわけはないし、
寺の由来(奥州三十三霊場は坂上田村麻呂=蝦夷討伐の過程で立てた寺が多いらしい)
としても、多かれ少なかれ、何かはあると思って、特段気にしなかった。

613 :600番の続き@\(^o^)/:2014/08/07(木) 12:00:52.06 ID:lfhVWCTd0.net
×=立てた
○=建てた

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道標

俺は九州出身なんだが、大学は四国へ進学した。以下はゼミの先輩から聞いた話だ。

四国と言えば八十八ヶ所霊場巡りが有名だが、昔は大変だったお遍路も今では道が整備され道標も各所にあり地域住民も協力して初心者でも観光気分で行けるようになった。
ただ中には下手すると山で迷いかねない部分もあって、特に高知県の西側から愛媛県にかけては難所がまだいくつか残っている。
先輩は愛媛県出身で、実家の近くにも畦道をぐねぐねと通った後小高い山を回り込んで向かわなきゃならない霊場がある。
畦道から山の麓に出たところで道が二手に別れていて、霊場にはそこを左へ進まなくちゃならないんだが、時々右へ行っちゃう人が出るらしい。
もちろん道標が立っているんだけど、それでも何故か間違う人がいると。
ちなみに右の道は徐々に登り坂になっていていくつかの分岐を経て最終的には山の頂上に通じているのだが流石にそこまで行っちゃう人は少なくて大半は戻るのだそう。

6 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/17(日) 15:28:50.79 ID:vTrTCc3z0.net
で先輩が小6の夏、付近をお遍路していた初老の男性が行方不明になり近隣住民が総出で捜索することになった。
例によって道を間違えたのだろうと麓から頂上までの道を探したが見つからなくて、夜になって一度引き上げ次の日にやっと見つかった。
発見現場は山道からずっと外れた林の中で明らかに不自然な場所。しかも真夏なのに衰弱が激しくてあと数時間遅れていたら命が危うかったらしい。
後に病院で警察が聞き取りしたところ、次のように言った。

7 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/17(日) 15:31:01.34 ID:vTrTCc3z0.net
「畦道から麓に出たら道標があって矢印が右となっていたから右に進んだ。しばらく行くと下生えが酷くなり道が判りにくくなって困ったが、
先を行く人の後ろ姿がチラッと見えたのでその人について行った。その人はTシャツに短パンと軽装で帽子もかぶらず手ぶらで、分岐点も迷わず登っていくので地元の人かと思っていた。
見かけてから10分くらい経った頃、その人は不意に道からそれて林の中へ入って行った。思わず急ぎ足になって消えた地点まで行き林を覗いたがもう姿は見えなかった。
改めて一人になってしまうと急に心細くなって引き返そうと踵を返した。すると来た道は下り坂になっているはずなのに登り坂になっていた。慌てて振り返るとそっちも登り坂だった。
混乱してその場から動けずにいると、人の話し声が聞こえてきた。どちらからかはよく判らなかったが人の姿は見えないのに声だけが近づいてきて、よく聞いたらお経のようだった。
怖くなり林の中へ逃げ込んだ。そうしたら声が耳元に迫ってきて吐息や髪の毛が触れたので叫びながら奥へ奥へと逃げ込んだ。そして迷ってしまった」

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お遍路さん

520 本当にあった怖い名無し sage 2011/11/07(月) 23:49:49.06 ID:azHLrCgS0
俺が、ある親しい人から聞いた話。伝聞に長文スマヌ
今から十数年前、彼女が仕事の帰りだったか、深夜に大阪方面へ車を走らせていた。
そうしていたら、とある道端に20~30人のお遍路さんの軍団がいたそうだ。
遍路巡りのバス待ちかと思い、そのまま彼女は横を通り過ぎたのだが、
ふとバックミラーを見たら、さっきいた人たちがいない。
彼女は「え?」と思ったのだが、そのまま車を進めたそうだ。
そしてある日、彼女の妹も、同じような集団を同じ現場で見たことがあると話したそうだ。
曰く旦那とドライブ中に遭遇し、妹は見えて、旦那見えてなかったらしい。

見た場所やその集団が一致したことに、彼女は何を思ったのか、あくる日あの現場へ再び向かった。
車を止めて、あの集団が立っていた場所をよく見てみると、そこは断崖絶壁の海岸だった。更に道を挟んだ反対側は山。
そして道が大変狭く、一人ならともかく、あんなに大勢立てれる訳がないそうだ。
更には、海側にはガードレールというか柵が並んでいたが、一部だけ欠けていたらしい。
怖くなった彼女は、直ちに車に乗り込み、走らせると、近くのドライブインに寄った。
そこの店員とさり気なく、あの目撃談を話してみると、どうやらあの現場は目撃談多発地帯だったようで、
数年前、バスの転落事故で大勢の死者が出たらしく、その後お坊さんが供養したそうだ。

しばらくしたある日、彼女は、信仰している宗教(密教系)のお坊さんと話す機会があり、
あのお遍路さんの集団の事を話したところ、そういうのを見る人はたくさんいるらしい。
そしてあの集団は、怖いものではなく、むしろ道中安全を祈る存在だそうだ。

なお、彼女はその集団の顔が見えたそうだが、笑顔は笑顔でも、本当に生きている人の笑みで、
確かにお坊さんの言うとおり、安全を祈ってるようだったらしい…。

以上です。怖いというより、むしろ優しい雰囲気ですね。
長文失礼しました。

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盲の里

どこのどいつに需要があるのかわからないがまた昔話

宮沢というところは昔、丈の低い柳が一面に生い茂る潅木地帯であったという
昔俺の村では春、農作業をする前に野火入れと言って下草を焼くことが慣例となっていた

その日も村の若いもんが宮沢に出て盛んに野火入れを行っていたが、夕日も沈みかけたとき、
薄明かりの中に突然として白い人影が踊った。若者はびっくりして「人がいるぞ!」と叫んだ

見ると、六部(お遍路)の格好をした一人の男が、四方から押し寄せる火に狼狽していた
この街道沿いの野原で、六部は野宿をしようかと野原に寝転んでいたのである

六部は盲目であった。若者たちが騒ぎ立てる間にも、火は野原にどんどん広がってゆく
六部は「この野郎共、俺が居ることを知っててわざと火をつけやがったな!」と大声で喚き散らした

「何だと! 人聞きの悪いことをいいやがって! そんなに死にたいならお望みどおり殺してやる!」

六部の言葉に若者の一人が激怒し、あろうことか持っていた火を六部の四方から放ってしまった

659 本当にあった怖い名無し 2009/12/06(日) 14:03:49 ID:weD806cX0
見る見るうちにあたりは炎に包まれた。六部は火に抗おうにも盲目なのでどうすることもできない
そのうち方向もわからなくなり、ついには白装束にも飛び火し、六部は火達磨になった

「熱い熱い! 焼き殺される!」と七転八倒する六部を見て、若者どもはいい気味だと大笑いに笑った
思えばちょっとした感情の行き違いが若者たちを人殺しにしてしまったのである

六部は見る間に焼けただれ、もだえ苦しみ、ついに地べたに倒れ伏した
六部の顔は真っ黒に炭化していたが、突然六部はカッと目を見開き、若者たちを睨みつけた

六部は盲だったので、その目は白く濁っていた。炭のようになった顔に白い目がぎょろりと光っていた

「俺はここで殺される。何の咎もないのに殺される。努々忘れるな。これから七代に渡って、
お前たちの一族に盲を絶やさぬ。七代祟ってやるぞ!」

その怒号を最期に、六部は力尽きた。身に纏っていた白装束は完全に焼け爛れ、
全身の脂が焼けてブスブスと沸騰していたという

その鬼気迫る死に顔を見て若者たちは今更のように怖くなり、一目散に家へと逃げ帰った

その後、六部の宣言どおり、若者たちの子孫に目の悪いものが続出し、
ついには里が盲だらけになってしまい、里全体がずいぶん衰退してしまったという

今はそれもなくなったので、きっとこの話は七代は昔の話なのだという

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お遍路

ちょっと長くなるが実際に合った経験を
自分は自転車ツーリングを趣味としているんだが、冬の間は行かずに、春先に自転車で遍路をして体力を取り戻すのが恒例となっている
去年の春も自分は例年通り落ちた体力を痛感しながら走ってた
そんな時に遍路の中で最長の区間の時に風向きが逆風になりなかなか進めず、このままでは次の札所には間に合わないのが明らかだった
そこで次の札所を飛ばし、先にもう一つ先の札所が近いのでそっちに行き、飛ばした札所は夜に移動し朝一で打つ事にした 無事に納経時間内に打ち終わり、飛ばした札所に行く最短の峠を越える前にある駅の近くのコンビニで夕食をとっていたら酒を飲んだ乞食遍路に絡まれた
しかし暗くなる前に峠道を超えたかったので、あしらおうとしたが解放されず、恨みがましい目で見送られながらやっと解放された時には日がだいぶ傾いていた
急いで峠を登り、頂上付近の村集落についた時には完全に薄暗くなっており、これはかなり急がなきゃなと思ってこいでいた

357 本当にあった怖い名無し sage New! 2014/01/21(火) 23:44:21.96 ID:yX5xHbJQ0
普段自分は違うルートで行くのでこの時は自転車用ナビに頼っていたんだが、そのナビが集落内の二又で別れるところで突然ルート変更をした
このナビは結構優秀で傾斜の低いルートを選んでくれるので今回もそのための変更かと疑いもせず新たなルートに進んで行った
後から地図を調べると、本来のルートだとそのまま川に沿って下るだけだったが、その時通っていったルートは緩やかながらさらに登って行った
民家もまばらになったところで完全に日が暮れてしまい真っ暗になり、夕方の知らせる用から夜間走行用のライトに切り替えようとしたがつかない
電池は昨日取り替えたはずなんだがと思いながら予備の電池に交換作業をしていたら周りからがさがさと音がした
キャンプツーリングをしていたら動物に出会う事なんてよくある事だし、その時も動物かと思い、電池を交換し終えて再び登り始めた
しかしガサガサ音は斜め後ろからついてきて、その脇が草むらから果ては両脇が林になってもついてくる
もちろん登りで荷物も積んでいるので15km/hぐらいしか出ていないので大抵の動物ならついてこれるだろう

358 本当にあった怖い名無し sage New! 2014/01/21(火) 23:45:52.46 ID:yX5xHbJQ0
しかし流石になんだか嫌な感じがしたので頂上も見えたのでペースを上げたら向こうはそれ以上にペースを上げ近づいてきた
その状況に自分はパニックになりだし、やっとの思いで頂上につき、下りだから引き離せると思ったが甘かった
その3 次で終わりです
下りの危険を冒しながら飛ばして降りたのだが嘲笑うかのごとく、密集している林の中をガサガサ音を立てながら追いかけられ
さらには何を言っているのかわからないがぼそぼそと低い声で語りかけてきた
一心に南無大師遍照を唱え、お大師様に救いを求めたが音と声がやむことはなく、最後の方は半狂乱で下りなのに全力で漕ぎ、カーブを攻めてを繰り返した
やっと明るい知っている広い道が見えたときにはっきりとした声で「また」ときこえ、やっとガサガサ音は消えた
その先にあるコンビニが見え、逃げ込むように店内に入った時は店員さんは驚くような眼をしていたが、自分が遍路の格好をしていると気付くと、接待として温かいお茶をいただきそこでやっと一息つけた