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寺・神社

カラコロシ

中学の時の地元での話。
うちの地元の神社では変な神が祀られていた。神の名前はメジャーじゃない、聞いたことのないもの。
『カラコロシ』。何でも地元にだけヒッソリと伝わってきた伝説のため、外部の人間は知らないし知る由もないらしい。
このカラコロシ、伝説と悪い噂があるのだがこれがまた面倒くさい。伝説は鎌倉時代にまで遡る。
当時、村にとても忌み嫌われてる若者がいた。若者は嘘とも本当ともとれない自慢話を毎日毎日うるさいくらいしていたからだ。
自慢話をうるさく感じていた村人たち。ついに怒りは爆発し、村の男全員で若者の家を襲撃。
若者は家から引きずり出されたのち、殴られ、刺され、性器を千切られて死亡した。
うるさいのがいなくなったとはしゃぐ村人たち。しかし、若者が死んでから不吉なことが連続して続いた。
村の子供達が次々と謎の奇病で死んでいった。顔に性病で性器にできるようなブツブツが発症し、それから息を絶つ。
これは確実に若者の呪いと察した村人たちは神主に相談。神主は若者の怨みを晴らし、成仏させるために神様に祈った。
その神様がカラコロシだ。カラコロシはとても強力だった。祈った日から1~2週間後、全ての村の子供の夢に出てきた。
そしてその後、カラコロシが夢に出てきた子供からどんどん心に安心感が湧いてきて若者の怨霊を心配する者がいなくなった。
こうして、村の騒動は終わったかに思われたがカラコロシにも問題があったそう。

348 本当にあった怖い名無し 2013/12/08(日) 10:36:02.72 ID:6zOpgANx0
>>347の続き
カラコロシは一説によると幼い頃、自分が原因で弟が死んだとかなんとか。
その影響か子供が大好き。特に小さい女の子と兄がいる男の子に目を付けるらしい。
若者の怨霊の次は、そのカラコロシによる子供の誘拐未遂が相次いだ。
未遂というのは行方不明になった子供が必ず1日経てば帰ってきてしかもみな楽しかったと口を揃えて言っていたから。
子供が帰って来てるなら問題は無いしそれにカラコロシは村の救ってくれた恩神だし多少は……
そんな考えで村人は放っておいたがこれが間違いだった。
ついに行方不明者が出たのだ。兄持ちの男の子2人、女の子3人。
村はこの事態に酷く怯え、5人を必死で捜索。しかし、5人が見つかることは無かった。
不思議にもその5人以降被害は出なくなったため親御さんの思いも虚しく捜索を断念。
そして数十年後、村の者が出張がてら別の村へ遠出したところその村で5人を発見。
しかし、5人は村の頃の記憶が無く、精神疾患者という扱いになっていた…..。
これが一連の事件の流れ。

こういう言い伝えがあるんだよ。何で今更このスレにこんな話を書き込んだかというと理由は1つ。
先日、また犠牲者が出た。それも俺の友人の弟だ。
警察にも通報したけど見つかる気配が無い。今の時代にカラコロシの手がかかってるとは言えないだろうけどさ。
何か言い伝えの誘拐事件とどうも重なって仕方が無いんだよ。
この文章は友人に許可を取って今書き込んでる。だからこれを見てる人にお願いしたい。
こちらの詳しい場所は教えることができない。だけど、もし友人の弟らしき人間がいたらこのスレに一言くれたら有難い。
友人の弟の名前はシノイユウタロウ。シノイユウタロウって奴が急に現れたとかそういう情報があることを祈る。
駄文失礼。

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心霊スポット・肝試しでの怖い体験 洒落怖

米里の家

札幌で有名だった心霊スポット『米里の家』って知ってる人いる?
火事で焼けたんだけど詳しい話知ってるんだけどもし興味ある人がいたら書く

309 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/19(木) 01:31:51.83 ID:oTywh/Yz0
>>298
懐かしいな。行った事あるよ
と言っても道路から家がある敷地に一歩踏み込んだだけで、それ以上は足が動かなくて進めなかったけど
あそこは本当に見たっていう話多かったね
詳しい話、ちょっと気になる

323 738 New! 2013/12/20(金) 23:51:20.30 ID:CEA6E+il0
298で米里の家の話した者です
>>309さんにレス貰ったから
北海道スレにも書いたけどこっちにも書くわ

祟りって本当にあるんだなって思った話 以下長文で読みにくかったら失礼

前職で俺の相棒だったOさんの話です
Oさんは俺より一回り年上の42歳 一昨年の6月に俺のいた部署に入ってきた
前職は大手の住宅メーカーでバリバリのスーバー営業マンだったが、
前の年に脳の髄液が漏れる病気にかかり入院、復帰後は内勤に移動になったが合わなくて退職、
うちの社長の地元の後輩だったので俺のいた会社にスカウトした

Oさん、暴走族上がりで元DQN見た目もかなり柄が悪く態度も横柄だった。初日にさっそく揉めて
社長の前でガッツリとヤキ入れてやった(恥ずかしい話、俺も元は武闘派のDQN)
しかしさすが一回り年上の大人。翌日には和解。俺も謝った
それからは俺が仕事教えなきゃいけないので、毎日一緒に2人で客先を回りOJTする事となった
お互いに元DQN同士だった事もあり、非常に話があった、プレゼン能力も高く、とにかく仕事の出来る人だった

ある日2人で車で外回り中、なんか過去の悪さみたいな話になって、心霊スポットの話題になったんだ
朝○病院とか、苫小牧の廃病院とか。車の免許取り立ての頃ってみんな行くよねって話。

Oさん『あのさ…OOさん米里の家って知ってる…?』 
  俺『ああ、ネットで見た事ありますよ。何か昔暴走族が燃やして無くなったって話ですよね。行った事あるんスか?』
Oさん意味深な顔で『OOさん…俺何でこの話してると思う…?』

324 738 New! 2013/12/20(金) 23:52:06.08 ID:CEA6E+il0
俺『え…まさかOさんがやったんですか?』
その通り。犯人はOさんだった。その話をします

Oさんと友人(仮にYとする)当時のOさんの彼女とYの彼女
4人である夜、米里の家に凸った時、
現場に着くと、先客で大学生の数人組がいた、花火持ってるからそいつらも一緒にやろうって事になった
Oさん達は家に向かってロケット花火をバンバン打ち込んで盛り上がってたら、みるみる火が 点いて燃え上がった

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洒落怖

降頭の兵隊

自分は3年くらい前にガンプラを盗みに入ったのがきっかけで
占いの勉強を始めたと書き込んだ者
最近、色々と思うところがあったので久しぶりに書き込んでみる

高校3年の受験終了後、合格発表がされて浮かれていた頃
一息ついて同級生と遊びたかったが、引っ越しの準備をしないといけない
新しく生活用品一式を揃えたりと忙しい日が続いた
そんな中、時間を見つけて先生に久しぶりに会いに行った
これは大学の合格を報告するだけじゃなく、お見舞いの意味も有った
3年前に書き込んだ時に、先生の容姿を説明したけど、
その頃の先生は伏せることが多くなっていた
元々、痩せていたけど、更に痩せたというかやつれてね
自分が会いに行った時も伏せっていたらしく、パジャマ姿だった
正直な話、そんな先生を残して遠くの大学へ行くのが少し心残りだった
けれども先生は、そんな事を気にする必要は無いと答えてくれた
一人暮らしは必ず良い経験になるだろうと
心細いかもしれないけど、多くの人達と知り合うことになる
それは人間として大きく成長するチャンスだと励ましてくれた
それに、まだ教えたい事は山ほどある、と
それを全て伝え終わる迄、自分は絶対死ねないとね

そう言うとね、先生は一度自室に入って小箱を持ってきたんだ
大きさは石鹸箱の半分程度、材質はプラスチックだった
その時点で、俺が先生から占いを教えてもらって6年以上が経過していた
だから先生は、そろそろ良いだろうと俺に渡すのを決めたらしい

96 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/24(木) 06:53:57.89 ID:liRNog3Q0.net
(2/6)
この子はジャントウの兵隊だと、先生は説明を始めた
それまで占いの勉強で多くの用語を覚えてきたが、初耳だった

『 降頭 』と書いてジャントウと読む。
多分、日本人でその言葉を知ってる人は殆んど居ないと思う
ジャントウというのは東南アジア一帯で盛んな呪術の総称なんだね
この降頭というのは漢字圏の、つまり中国人からの呼び方
現在、台湾という国は東南アジア諸国との交流が非常に盛んでね
だからこれを読んでいる人で知り合いに台湾人がいたら、
降頭って知ってる?とか聞いてみると分かり易いね

それで、この降頭という呪術、非常に力が強いんだ
あまり日本から出ない人は知らないけど、
東南アジアの現地の人達からはとても恐れられている
だから、よく台湾の道士の方々も助けを請われてね
降頭の呪いを解くため、道士の方々が腕を振るう時も多いんだ

ただ誤解され易いので補足すると、降頭は決して悪い呪術とは限らない
これを報道するメディアが、かなり偏向していてね
降頭とは、邪悪な恐ろしい呪術というイメージが定着している
しかし実際は、使い手の術者次第なんだね
西洋でも白魔法とか黒魔法とか言われているのと同じ
現実に人を呪って殺傷する降頭もあるけど、
人を助けて幸せに導く降頭もあるんだ

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怪談投稿掲示板

大学時代友達だった奴が体験した話。

そいつ(仮名N)とはオカルトサークルの飲み会で出会って意気投合した。怖い話が好き程度の俺と違いNはホラー映画や小説にも詳しく話を聞いてるだけで楽しかった。
結局俺はそのサークルには入らなかったがNとの付き合いはその後も続いた。Nは入り浸ってるネットの怪談投稿掲示板を教えてくれて俺もよく観るようになった。
Nも時々投稿しているらしかったがどれかは教えてくれなかった。俺は主にロム専だったが一度思い切って怪談を投稿したことがある。
割と好評だったから嬉しくてNにあれは俺だと明かしたら「話運びが辿々しい」「描写が甘い」と散々ダメ出し食らってうんざりしてしまい二度と書かなかった。
Nは他人の投稿を厳しく批判するのが常だった。もちろんそれは並々ならぬ読書経験に裏打ちされていて傍から見てももっともなことが多かった。
Nに同意する書き込みもあり特におかしいとは思わなかった。やがて最初の夏休みになって俺は九州の田舎にひと月ほど帰省した。
その間Nとはたまにメールしていて掲示板もよく見てた。お盆を過ぎた頃、掲示板に変化が表れた。続く
217 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/26(土) 22:18:57.29 ID:J7jrwpsA0.net
投稿に対して驚くほど敵意剥き出しのレスがつき始めたんだ。主旨はまあ妥当かなと思ったんだがとにかくきつくて。これまさかN?とメールで聞いたがそれは否定された。
しかしその日以来誰かの過激な批判レスは続いた。初めは反発もあったんだけど逆に支持する奴も出てきて、一週間もすると一つの投稿に対して複数の過激な批判レスがつくのが常態化しだした。
俺はこのままじゃマズいと思いNにメールしたがあいつはどうも反応が鈍かった。自分でも色々と書き込んでみたが流れを変えられず、掲示板の雰囲気は殺伐としたものになっていった。
休みが終わり、大学で久しぶりにNと再会した。俺は自分から掲示板のことを持ち出しこのままじゃヤバいと言った。
しかしNはこれで良いと言った。批判によって投稿のレベルが上がりよりよい掲示板になると。投稿が減ってきているとも訴えたが、過渡期だから仕方がない。いいものが残ればいいと言うだけ。
俺は愕然とした。内心の疑惑がはっきり形になった。過激な批判を始めたのはNだったんだ。続く

218 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/26(土) 22:21:26.23 ID:J7jrwpsA0.net
そう悟って以来、Nと会うことが少なくなった。掲示板は投稿ががくんと減り、たまにあったかと思えば待ち構えていたように批判レスがバンバンつくといった有り様だった。
この頃になると内容がただの誹謗中傷だったり何でも当てはまるような曖昧な文言だったりするものも多く、いわゆる荒れた状態だった。
俺は楽しい遊び場をNに奪われたようで腹立たしかった。
疎遠になったまま秋が深まり、大学祭が近づいてきた。スタッフだった俺は忙しく動き回っていた。ある日の夜チラシを作るためにPCルームへ行った。入室して見渡すとまばらにいた人の中にNがいた。
何やら一心不乱にキーボードを打ち込んでいる。横顔がひきつっていた。俺はわざと後方からそっと近づいていきNのPCの画面を覗いた。
掲示板に書き込んでいる最中だった。バカだの死ねだのといった単語やwの連なりが見えた。俺は背筋が寒くなり、そのまま退室した。続く

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幽霊フルボッコ

とある板でMGC製M93Rの話題がでてきて思い出したのでカキコ
とは言っても知らない人もいる思うから最初に説明しておくけどMGC
って言うのはかつて存在したトイガン(エアガンやガスガン・電動ガン)
メーカーで96年頃倒産してしまったんだが非常に多くの商品ラインナップ
を持っているすばらしいメーカーだった。まあ結局時代の波に飲み込
まれ倒産してしまうんだがw。

780 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/11(月) 09:48:00.91 ID:fFOqHJZZ0.net
MGC製M93RはMGCが製作・販売していたガスガンで今でこそ可変ホップ
もなくブローバックもしない旧式コレクターズアイテムだが1985年当時は
それなりに売れてトイガン好きなやつは大体持ってる定番の商品になった。
俺が手に入れた時は1995年頃マルイの電動ガンやWAのガスブロの流行りも
あって本体+ストックで12Kちょいとかなり安値で買った。

781 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/11(月) 09:49:40.73 ID:fFOqHJZZ0.net
高校のとき俺はDQNって程じゃないけど周りの影響もあってまあそれなりに
深夜帰りとかは有った。そのころ俺の友人にAとBってのがいて結構気が
あって毎日皆で夜まで遊んでたんだよ。
その年の夏だったかな、Aが友達皆誘って裏山の神社でサバゲーやろうぜ
ってことになった。裏山は自殺の名所ってほどっでもないけど明治から
今まで数えられている範囲じゃあ計3回の自殺があった山なんだよ。

782 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/11(月) 09:52:29.95 ID:fFOqHJZZ0.net
一番最近あったのは先月に神社にある御神木(ただの木だったかも)で20代
ぐらいの女が首吊りしたってやつでBの家は近所だった事もあってよくそ
の話を休み時間とかに話してくれた。

783 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/11(月) 09:53:53.64 ID:fFOqHJZZ0.net
俺やその他仲間たちは夏休みで暇な事もあって二つ返事で了承してくれた。
その夜俺たち総勢10人ぐらいは夜中1時ごろ神社の境内に集まって早速
1ゲーム・2ゲームと遊んでいった、そして確か3ゲーム広範になったころ
Aが「あれ見てみろ!マジで出たぞ!とか騒ぎ始めた、俺たちは「おい、
Aやめろよww~」とか言いつつ確認しに行くとそこにはマジで髪の長い
女の幽霊がいた。

784 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/11(月) 09:55:05.66 ID:fFOqHJZZ0.net
いつもだったら皆叫びながら逃げ出すところなんだろうが
そこはDQN高校生総勢10人w皆「こいやー!」とか「気持ちいかアホたれ
ー!」とかいって幽霊に向かってエアガン乱射w俺も皆に負けじとMGC製
M93Rで幽霊の頭部めがけて乱射ww5分くらいみんなでエアガン乱射した
あたりでBが「兄貴もつれてこようぜw」とかいってB兄を呼びに言った。

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子どものころの怖い話 洒落怖 田舎・地方の習慣

鬼伝説の山

俺が中学生のときだった。

いじめられっこだった俺は、夏休みになると祖母の住む田舎に帰省していた。
山に囲まれたA野という地区で、もともと俺の家族も暮らしていた。
だが母と祖母の仲が悪く、特に祖母が母の自分勝手な性格を嫌っていたのが
大きな原因で、ついに耐えきれなくなった母は引っ越すことを決意した。
だが自分の都合で我が子を振りまわすことに懸念を覚えたのか、当時、
いじめられていると誰にもいえなかった俺の気持ちを、見当違いに推し量り、
慣れ親しんだ学校を離れずに済むようにと、引っ越し先は山を一つ越えた隣の街になった。
(父は務めている会社も隣街だったし母のストレスも考えて承諾した)

今まで十分だった通学時間は三十分に延びたが、これでもまだ近い方だろう。
そして、いつも通りに自転車を漕ぎ、左右を木々が占領する道路を
十五分くらいかけて突き進むと、以前の我が家である民家に到着した。
孫の顔を見れて喜ぶ祖母は、母がいなくなって清々したことを俺の前で呟きながら、
張り切って畑仕事にいき、俺は居間のテレビを見る日々を過ごした。

裏にある深い森も、夏の風物詩であるセミの鳴き声を轟かせていた。
ただ、その森――B山には、古から残り続ける、ある伝承があった。
逢魔時になると鬼が出る、というものだった。
記憶が曖昧なので要点だけつかせてもらうと、大昔、この土地には鬼が住んでおり、
B山の頂上を拠点に悪行を繰り返していた。貧困で困り果てた地元民は窮状を百姓に訴えると、
腕の立つ用心棒を出向かせて鬼を討ったという伝説だ。
(大まかな骨格としては温羅伝説に似ている)
そしてB山を拠点としていた鬼は、討たれたことで悪霊と化し、
魑魅魍魎となって現れると云われていたのだ。
だが、A野で暮らす人たちは、若い世代になるにつれてその伝説を、
早く寝ない子には鬼が食べにくるぞなどと、子どもの躾けにかこつけることが多かった。
反対に、個人で山を持つ年配者の間では目撃談が飛び交い、鬼の存在を信じ怯えていた。

元来霊感の強かった祖母ももちろん鬼について語っており、お盆や真夜中になる霊が何とか盛り塩がどうたら騒ぎたて、母とにらみ合っていたし、
A野の古い神社へお札を受け取りにいくこともあった。
そういった祖母の行動から、俺は幼いながらに鬼を信じていた。
逢魔時にB山へ立ち入ることもしなかった。
さらに、神社には神隠しを退けた人物の遺骨を保管している
というオカルト染みた事実も手伝って、ますます俺の信仰に拍車をかけた。
だが、中学生にもなると、俺は疑い深くなりネットの影響もあって
それらのことを信じなくなっていた。
祖母はそのことを承知していたらしく、帰省した途端入念に、
「あの森には近づくな、あそこは異界が開けている。いるのはただの鬼ではない」
と忠告を繰り返したが、俺の中二心を刺激したに過ぎなかった。
それに俺は他の目的もあって、鬼伝説が残るB山に入るつもりでいた。