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洒落怖

猿婿入

497 本当にあった怖い名無し sage 2009/07/10(金) 17:05:13 ID:HyUDs7gCO
すでに話題になってたらごめん
たまたまこんな書き込みみつけて、もしかして「ヒサルキ(ヒサユキ)」に通じるかも?と思ったのではります

377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 14:32:23.84 ID:w0TNtRytO
昔ある村が日照りに襲われたため水を引く事になり、その際猿男の力を借りた。
猿男はその働きの対価として「村の娘を嫁にくれ」と言いだした。

話し合いの結果、長者の三女を猿男の下へ嫁入りさせることとなった。
長者は嫁入り道具として臼と扇子を持たせることとし、
猿男は臼を担ぎ、娘は扇子を持って猿男の住む山へ向けて出発した。
途中橋を通る際、娘は扇子を川へ放り投げ、猿男にそれを取ってくれと泣きついた。
猿男はすぐさま川に飛び込んだが、臼の重みでたちまち溺れてしまった。
進退窮まった猿男は「俺はこうなってもお前の事が忘れられん」
と言い残し、川底に沈んでしまった。
この「猿婿入」という話は複数の人から聞いたのですが、
今まで、私は特に興味を持っていませんでした。
それが今日、あなたの「くだん」の話を見てふと思い出し、
下調べをするために検索してみました。
キーワードは「猿婿入」「臼」「扇子」
ヒットしたページの中に↓こんなものがありました。
http://www.library.pref.kagawa.jp/kgwlib_doc/local/local_3001.html

ここには「猿聟入」の類話が載っています。
そこに登場するのが狒猿。これは「ヒサル」と読めます…

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洒落怖

ヒサルキ

最近、保育園で保母さんをやってる友達に聞いた話。その子が行ってる保育園ってお寺がやってるとこで、すぐ近くにお墓があったりする。
お墓に子供が入っていたずらしないように、周りに柵がしてあるんだけど、柵の杭の尖った先っちょに、虫やトカゲなんかが串刺しになってることが良くあるらしい。
園児のイタズラかもしれないけど、お寺も兼ねてる保育園だから、けっこう人の出入りは多くて、広場で小学生なんかがしょっちゅう遊んでるから、誰がやってるのかわからない。
まぁ鳥のせいかもしれないし~って感じで、誰もたいして気にはしてなかった。

ところがある日、その柵にモグラが刺さっていた。さすがに哺乳類はグロいんで、すぐに園長先生(=寺のお坊さん)が片づけてくれた。で、しばらくすると、今度はネコが突き刺さってた。
これはさすがに酷かったんで、保母さんやお坊さんが集まって、誰の仕業か?どうしたらいいのか?って話をした。でも、犯人はわからないし、再発防止の名案も出なかった。

結局、どーするんだろうね~ってムードでダラダラと時が過ぎて、ある日、ウサギが突き刺さってた。保育園で飼っていたウサギだった。
これは、友達が見つけたらしい。早朝に、お坊さんがお墓の掃除に行った時には無かったのに。

その日は、たまたま友達より早く来ていた子供がいたんで、その子に何か見た?って聞いてみた。その子は一言

「『ヒサルキ』だよ。」

って言った。

「『ヒサルキ』ってなあに?」

と聞いても上手く説明できないみたいだった。あとで、ほかの子に『ヒサルキ』の事を聞いてみた。みんな知っていた。でも、誰も『ヒサルキ』がどんなモノなのか説明できなかった。
子供達は、ウサギが死んだのを、あまりかわいそうだと思っていないようだった。何となく、しょうがない、みたいな感じで醒めていた。

変だと思ったのは、『ヒサルキ』のことは、園児の親も知らなかったこと。子供がそんな言葉を使っているところも、誰一人覚えていなかった。
テレビや本のキャラでもなかった。すると、保母さんの一人が、昔そんな名前の絵を見たことがある、と言い出した。

子供が描いた絵は返してあげるので保育園には残っていない。ただ、絵を描いた子がその保母さんの近所の子だったので名前を覚えていた。

「その子に聞いたら・・・」

と友達が言うと、その保母さんは

「引っ越した。」

と答えた。そして、

「その引っ越しが変だったんで、覚えてる。」

とも言った。なんでも挨拶もなく、急に引っ越していったらしい。

さらに不思議だったのは、引っ越す時にチラッと見たらしいんだけど、その絵を描いた子が両目に眼帯をして車の中に座っていたんだって。
それで、どこへ行ったのかはわからずじまい。

それからニワトリが串刺しになったのが最後で、『ヒサルキ』騒動は終了。

結局、犯人も『ヒサルキ』の正体もわからずじまい。前みたいに虫なんかは突き刺さってるみたいだけど。

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洒落怖

転落

198 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/12(水) 22:23:13 ID:ifzhiIf10

去年、ある中学校で授業中に生徒が転落するという事故があったんだが、
俺はそこの出身で卒業してからすでに20年が経つ。
このニュースをネットで聞いてから、びっくりしたと同時に、久々に聞く母校の名前から
懐かしくなって、今年の正月帰省したときに卒業アルバムをみてみたんだよ。
それと卒業文集。

そこにどうしても思い出せない奴の写真があってさ。
そいつの名前が○村久之って名前なんだよね。
どういうわけだか記憶が全然ないんだけどさ。
そんでもって、卒業文集の寄せ書きに、そいつヒサユキって書かれてるのよ。
そのとき、以前しゃれこわで読んだヒサルキってのを思い出してちょっとぞっとしたんだけど、
もっと驚いたのが、その後の文章。

20年後になったら跳ぶんだ

って。
単なる偶然だと思うけど、ちょっと背筋が震えた。

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クラシマヒサユキ

ひさゆき?ヒサルキ?
そういうのがネットの都市伝説っぽくなってるみたいですね。
私も昔の記憶の中にその名前覚えがあります。

動物好きな人には不快な話。飛ばしてください。

886 885-2 sage 2011/03/27(日) 02:23:57.93 ID:wF+rFQBE0
私の家では昔から猫を飼っているのですが、そろそろ避妊手術を、と思っていたメス猫が、
家出をしてしまって、帰っては来たのですが、妊娠してしまいました。
それで仔猫が生まれて、私と弟は必死になって貰い手を捜したんです。
小学校の生徒に学年構わず猫いらない?って聞きまくりました。

そして6匹生まれた仔猫は、だんだんと貰い手がつきました。
子供全部もらわれるのは母猫がかわいそう、ってことで、
一匹だけ家で飼うことになったんです。
子猫たちもおっぱいからご飯になって、トイレも自分で出来るようになって、
いよいよ一匹二匹と貰われていき、うちで飼う事になった一匹除く、
オスメスきょうだいの仔猫二匹も、
ある日、急にお迎えが来ました。
猫を迎えに来たのは見知らぬ男の子でした。その時間、家には私と弟だけでした。
「Aが貰ってこいといった」と彼はやってきました。

887 885-3 sage 2011/03/27(日) 02:24:53.83 ID:wF+rFQBE0
たぶん5年生くらい。私が6年で弟が4年、どちらとも同級生では無かったので、
それより上にも下にも見えない、だからAさんの5年生の弟なんだ、そう思ったんです。
Aさんとは同級生でしたが、普段あまり話したことはなく、
その弟が説明もなしに私の自宅まで急に来たので、
よく家がわかったなぁ、と不思議には思いましたが、その時はそれだけでした。

男の子は仔猫を見て、うれしそうでもなく箱に入れて帰りました。
すごく嫌な感じがしました。

翌日。
学校へ行った私は、Aさんに猫の事を聞いてみました。「どうしてる?」って感じで。
するとAさんは、何故か私を避けるように、適当な返事をして何処かへ行ってしまいました。
それから話しづらくて、何週間か経ってしまいました。
せっかく猫もらってくれたのに、変だなぁ、可愛がってもらってるのかな?
と、とても気になりました。

そのころ、私は持病があって、
週に2回病院に行く為学校を抜けて母と街を歩いていました。
ある日、クリニックに近い繁華街を歩いていると母が、
「あ、Aちゃんいるよ。学校どうしたんだろう」と言いました。
見ると、Aさんと、あの男の子が歩いていました。
男の子が先になってどんどん歩いて、Aさんはしょんぼりと歩いていました。
その男の子が振り返って、Aさんの頭を殴りました。
私の母の顔色が変わって、Aさん達のところに駆け寄ると、
「あなた、何してるの?この子叩いて。Aちゃん今日学校どうしたの?」
などと問い詰めました。
男の子は、びっくりするような声で、ババァ、とか殺すみたいな捨て台詞で、
逃げていってしまいました。
Aさんは泣いてるし、何か事情ありそうだし、無理に家に連れて帰るのも、と、
私たちは3人で、近くの喫茶店に入りました。

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厳選怖い話 洒落怖

ヒサユキ

165 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/17(月) 18:35:50 ID:awDBDn0q0
こんな所でヒサユキの名前に会うとは、実際のところ驚いている。
彼女の事について真相を伝えるのは私としても心苦しいが、
だがこの様に詮索を続けさせるのは寧ろ彼女にとっても辛いことだろう。
そのため、ここで私は真相を明かそうと考えるが、その前にこれを読む者には一つの心構えを御願いしたい。
すなわち、彼女については、その一切を忘れてしまうこと。
これは、貴方と彼女のためである。
では、始めよう。
話は昭和十九年に遡る。
ここは若向きの掲示板であるだろうから、昭和年号で表記しても余り感興は沸かないかも知れない。
ならば、1944年としたらどうだろうか。
そう、日本が敗北する一年前のことである。
戦火は日増しに激しくなり、私の在籍していた帝国大学大学院でも、
文系ばかりか理系までも学徒出陣を余儀なくされていた。
そんな頃の話である。
私は民俗学を専攻しており、その研究主題は「鬼」であった。
有名な桃太郎の昔話に代表されるように、鬼にまつわる話は枚挙に暇が無い。
巷間に流布されている通説によれば、彼ら鬼は日本に漂着した露西亜人である。
成る程、赤ら顔や巨躯などは正に鬼の風情そのままであることだろう。
而るに、私が採った手法は、日本の鬼と中国の鬼とを比較検討することであった。
御存知の方も居るかも知れないが、中国の鬼は、日本で言うところの幽霊に相当する。
すなわち、前者が物質的であるのに対して、後者は霊気的存在であるのだ。
恐らく鬼が中国から日本へと流入する際に、何等かの変容を遂げたものと私は考えていた。

166 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/17(月) 18:36:36 ID:awDBDn0q0

さて、ここで彼女について話さねばならない。
先述したように、彼女についての一切を忘れて頂かなくてはならないので、その名前については伏せておくことにする。
ただ、彼女は日本を代表する高名な生物学者(恐らく、誰もが一度は教科書で名前を見たことだろう)の一人娘であった。
そして、彼女自身も帝国大学大学院で生物学を専攻しており、その研究主題は「身体改造」であった。
物資も兵員も不足する中で敗勢を覆すために、彼女は軍部の支援の元に、
兵員の身体そのものを改造する研究を進めていたのである。
しかし、その研究は失敗の連続であったらしい。
そんな時に、私と彼女は出会うことになる。
鬼に対する私の解釈に彼女はひどく興味を持ってくれて、私達は「鬼」を介して何度か議論を交わすようになった。
そして、何時しか私達は惹かれ合い、逢瀬と恋文を交わす仲となっていった。
そんな頃、彼女について良からぬ噂を耳にした。
彼女の研究を支援しているのは、軍部ではなく、実は「組織」であるらしいのだ。
だが、「組織」については、私もよく知らない。
聞くところによれば、それを構成するのは軍部・財閥・皇族・神道関係者・帝国大学の学者であり、
言わば天皇が傀儡としての表の顔であるならば、「組織」は実験を握る裏の顔であるのだ。
このように書くと如何にも胡散臭いのであるが、
一説によれば、松代大本営の造営も彼らによって立案実行されたものらしい。
或る日、私は冗談混じりに彼女にそれを問い質してみた。
彼女は肯定も否定もせず、ただ笑っていた。
しかし、その次の日に、私が所属する研究室の扉を敲く者が居た。
軍服に身を包んだその将校は、自分は冷泉中尉であると名乗った。
彼の話はこうである。
優秀な生物学者である彼女を中心に、この度、新規研究計画を立ち上げたい。
ただ、その研究内容は甚だ特殊であり、かつ国家の存亡を左右するので、
諜報対策のために人里から離れた特別な研究所を建造した。
そこで、彼女と懇意にしている私も、共にその研究所で働いてはもらえないものだろうか、と。