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洒落怖

龍神の掛け軸

友人の創作だろう話、暇だから書いてみます。
友人の従姉妹に、なかなかの美人がいるらしい。
美人って言っても、まだ未成年らしいから、美少女?かな?
まあ、その友人がその子の話をしてくれた。
その子がまだ小学生になったぐらいの時に、その子の家族は
新しい家を買ったらしい。もちろん新築。その家は、普通の和洋折衷タイプのやつらしい。
だから普通に和室があった。その子のおとうさんが
ちょっと骨董品とか好きだったから、せっかく和室があるんだし、
なんか飾ろうって、近くの骨董屋に安くて手ごろな見栄えのいい掛け軸でも買いに行こうと思ったらしい。
で、家族(ちなみにその子には弟がいるらしい)で、行ったんだって。
ちなみに、友人がその骨董屋に行ったとこ、骨董屋っていうか
古道具屋とリサイクルショップの合体版ぽかったらしい。
で、店の片隅に適当に巻物みたいな形で、古い掛け軸がたくさん
積み上げられてたらしい。
お母さんと弟が店内を巡っている間に、その子とお父さんは掛け軸選び。

721 mumu 2012/08/04(土) 18:34:25.71 ID:txrIcYDD0
その子のお父さんは、何本か適当に選んだ。季節や気分で変えられるようにって。
その中に竜神?っていうの?水と谷をバックにした
かっこいい龍の掛け軸があった(友人が写メって他の見せてもらったけど、普通にかっこ良かった)
で、その掛軸が話の中心。
その掛軸は、一番最初に家の床の間に飾られた。
そのお父さんはドラゴンボールが好きで神龍(シェンロン)ぽいって
気に入ったらしい(写メ見た俺としては…似てるか?って思った)
その子はその掛軸が飾られて少したってから夢を見たらしい。
気が付くと、平安時代の屋敷っぽいとこにいたんだって。
普通にパジャマで。その子は怖くなって廊下に出たら、目の前に大きな滝と川が見えたらしい。
見たことない光景にその子怖い通り越してパニック。わんわん泣いてしまったんだって
すると、見たことないきれいな着物を着た、きれいな女の人が三人くらいやってきた。
その子が聞いた事がない不思議なしゃべり方でびっくりしたらしいんだけど、泣かないでくださいって感じで
ものすごく丁寧に扱われたんだって。

763 mumu 2012/08/05(日) 16:14:43.96 ID:h22lGkQN0

その子はとりあえず、三人の女の人が困ってるって分かって泣き止むことにした。
泣き止むとほっとした感じで女の人たちは、その子についてきてくださいって、女の子を連れて行ったらしい。
連れて行ったって言っても、女の子を囲むように
やっぱりすごく丁寧に案内する感じだったらしい。
けどその屋敷ってのがこれがまたびっくりするぐらい広かったんだって。
庭には湖っていったいいぐらいの池はあるわ、
御簾(障子ではなかったらしい)のかかった部屋は続くわ、廊下は長いわ、とりあえず広かったらしい。
その子が疲れてきたぐらいで、きれいな外廊下の先のひときわ大きな建物に連れて行かれた。
その入り口で女の人たちは止まった。
そしたら、また違う女の人が二人が来たらしい。

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洒落怖

騒がしい霊

908 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/03(月) 23:27:44 ID:DcvQFTts0
かなり昔、付き合って三ヶ月ぐらいの彼女と
ちょっとした遠出の後に夜も遅くなってきたから
彼女も満更ではなかったので初セクロスをするべくちょっと郊外のラブホテルに行ったんだよね。
郊外といっても施設は思ってより豪華で彼女なんか凄いノリノリ。
で、俺達は201号室に泊まる事にしたんだわ。
まぁラブホ行った事のある諸君なら分かると思うが入り口にある。
部屋一覧表のボタンを押すタイプのやつでフロントと余計な接触を避けるタイプ。
俺も結構恥ずかしがり屋だったからこういうのはいいよなと思いながら201号室へ。

部屋についたら内装も綺麗で彼女もわー凄いと言いながらベッドで飛び跳ねているぐらい。
それを見ていたら俺もついムラムラしちゃって彼女に抱きついちゃった。
「駄目、お風呂に入ってから!」と拒否されたんだよね。
まぁ俺は仕方無く今は諦めて彼女を風呂に行かせたんだよ。
風呂後のめくるめく熱いセクロスを想像してティンコをギンギンにしながら待っていたわけだが。

そうこうする内に彼女が風呂から戻ってきて石鹸のいい香りを撒き散らかせながら
「お風呂どうぞ」と言ったものだから俺も風呂に行こうかなと思った時、

ドンドンドンドンドン!ガチャガチャガチャガチャガチャ!
バンバンバンバンバン!ガチャガチャガチャ!

そりゃもう俺も彼女も心底驚いたよ。
静かでいいムードだった時にいきなりドアを叩く音が聞こえるんだから
しかも開けようとガチャガチャとノブを回しているのだし。
きちんと鍵をかけておいたからドアは開かずに済んでいるわけだが。
「びっくりした…酔っ払いさんなのかな…?」
と彼女が怯えながら言ってきたんだよね。
確かに時間も考えたら酔っ払いが部屋を間違えているのかな?と思いつつ
まぁ酔っ払いだったらすぐ静かになるだろと酔っ払いがどこか行くまで
極力彼女を怖がらせない様に彼女の頭を撫でる事にしたんだよ。
彼女も気を利かせて俺の股間のテントを撫でてくれたらどれぐらい幸せかなと思いながらもな。

909 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/03(月) 23:28:30 ID:DcvQFTts0
それから5分ぐらい経ったかな?
どこかへ行くだろうと思ったけど酔っ払いらしき人のノック音はいまだ止む気配がない。
すぐどこかへ行くだろうと思った俺達もこれはやばいんじゃないか?と考え
フロントへ電話する事にしたんだ。
備え付けの受話器を上げフロント直通の番号を押して、プルルルルルルル…の後、
すぐに「はい、こちらフロントです。」と男の人の声で繋がったので
「すみません、なんか外で人が部屋のドアをドンドン叩いたりノブを回したりしているんですが…。」
と今も止まないドンドン音に嫌気を感じながら苦情を述べたんだよね。
そうしたらフロントも分かっている様な感じでこう言ったのよ…。
「あー…申し訳ありません。201号室でしたよね確か?そこの部屋、そのなんと申し上げますか…。
 霊感の強い人が入られると出てきちゃうんですよね…そのまぁ霊が…。
 ちょっとすればすぐ止むらしいですが、お気に召さない場合は部屋を変えますがどうしましょうか?」
流石に酔っ払いの悪ふざけだと思っていた俺もまさか霊がどうこう言われるとは思わなかったので
ゾッとしちゃったんだよね。
あまりにも気味が悪いからフロントの好意に甘えて、
「それだったら部屋のチェンジをお願いします。どうしたらいいでしょうか?」
「では一度フロントまでお越しになってキーを返却し、新しい部屋のキーを受け取り下さい。
 それではお待ちしております。」
と指示を受けたので受話器を元に戻して彼女にそれを言おうとしたら…
さっきまでうるさかった部屋のノックが急に止んだんだよね。
静かになったものだから彼女もふぅーっとため息をついて、
「やっといなくなったね、で、フロントとはどうなったの?」
と聞いてきたから正直に霊云々の事も話して部屋移動の事も話したら
「何それ…気持ち悪いよね…。とりあえず荷物まとめて部屋出ようか…。」
正直、帰りたいと言われる事も覚悟したが彼女もここまできたら満更ではない様子。
さっさと部屋移動して励みますか!と荷物をまとめる事にしたんだ。
彼女の方は怖さを紛れさせたいのか「着替えるからこっち見ないでよね!」と
わざと元気そうな声をあげていたりしたわけだが。

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たかし

380 本当にあった怖い名無し 2009/03/06(金) 13:00:19 ID:EOMzBz3QO

俺の家には、小さい頃からひきこもりのオッサンがいた。50~60くらいの白髪白髪で、(オウムの教祖みたいな)随時家の中にいて何もしない。
当時じいちゃんはちゃんと2人いたから、祖父というわけでもないようだった。しかも、親父とかお袋はそのオッサンのことを“たかし”と呼んでいて、小さい子の面倒でも見るように接していたので余計にオッサンが何者なのか謎だった。
そして、物心ついた時にはもう家にいた“たかし”にさほど大きな謎も持たないまま俺は小6になった。俺たちの学校では卒業前に修学旅行があるんだけど、当時俺の家は相当貧乏だった。別段贅沢をしているわけでもないし両親共働きなのに 、我が家は貧乏だった。
だから当然のように、高いお金のかかる修学旅行にの参加は断念された。残念だけど、仕方ないと思っていた。

381 本当にあった怖い名無し 2009/03/06(金) 13:01:56 ID:EOMzBz3QO

だがどうしても、修学旅行に行けなかったというイライラは消せなかったのだろう。そしてあの事件が起きた。

クラスのみんなが修学旅行に行ったために朝から家にいた俺。両親は仕事に行ったので、家には俺とたかしの2人だった。
お袋にたくさんの家事わ言いつけられていて、仕方なくやっていた俺は(何で旅行にも行けなかったのにこんなことまでやらなくちゃいけないんだ!)と、反抗期なのかイライラが止まらなかった。
そんな中、事件の引き金となる「ハハハハハ」というたかしの笑い声が聴こえてきた。俺が自分の家の貧乏さに嘆きながら洗濯物を干してるのに、たかしは呑気にテレビを見て笑ってるようだった。
プチンと自分の中で何かがキレたのを覚えている。気づけば俺はたかしの前に立ち大声で叫んでいた。

382 本当にあった怖い名無し 2009/03/06(金) 13:02:39 ID:EOMzBz3QO

「何がハハハハだよ!ふざけんなよ!お前何呑気にテレビ見て笑ってんだよ!何もしないでテレビばっか見やがって…金くらい稼いで来いよ!」

言い終わったとき、ものすごくスッキリした気がする。でもそれ以上に、俺は後悔していた。(ろくにしゃべったこともない相手に言い過ぎた…謝ろう)と口を開いた。その時

「あ゛あ~~!わ゛ぁ~~あ゛あ~!」

と、突然たかしが大声で奇声を発した。いきなりのことにかなりビビった俺は呆気にとられる。そしたらたかしは突如立ち上がって、奇声を発したまま家を飛び出していった。

俺は両親が帰宅するまでの間絶句していた。

その後は、なんだか淡々としていた。帰宅した両親にたかしが出て行ったことを告げたら、ふたりとも少し驚いたみたいだけど「もう寝なさい」と言った。仕方ないから寝たけど、なかなか寝つけなかった。

383 本当にあった怖い名無し 2009/03/06(金) 13:04:54 ID:EOMzBz3QO

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親友

778 本当にあった怖い名無し sage 2011/10/26(水) 11:01:49.40 ID:nVlvU9Iq0
ちとスレ違いかもしれんけど

小学校は六年間同じクラス
中学では二年間同じクラス
高校でも一年間は同じクラス
行く大学も一緒で学部は違えど部活は同じ
最高にうまのあう親友がいたんだよ
悪ぶってみせる癖があったけどな
気が優しくてちょっと臆病でいいやつだった

大学でなんかさ
部活の後のダベりの最中に
先輩だったかなあ
親友っているって聞いてきた人がいてな
十四、五人はいたんだぜ
なのに俺達だけだったよ

いるって即答できたの
聞かれた瞬間にお互いを指さしてさ
二人して笑ってたら周りまでいいなあとかさ
おまえら愛し合ってるだろとかからかわれたりさ
揃って照れたっけなあ

社会人になって四年目か
あいつが凄い暗い顔をして家に来た
たわいのない話したっけ
その後で今人生の瀬戸際になってるからって
借金を申し込まれた
あげるつもりで渡したさ

779 本当にあった怖い名無し sage 2011/10/26(水) 11:04:34.46 ID:nVlvU9Iq0
二度三度ときても冷たくなんかしなかった
就職とかってぶっちゃけ運もあるしさ
俺があいつの良い所わかってるから
きっとなんとかなるって
そう信じてたんだ
あいつの良さがわからないやつが多いのが悪いって
他人ごとなのに腹立たしくも思ってた

四度五度ときて
段々様子のおかしさが悪化してってるのが気がかりでさ
とうとう、心配になって家にいったんだよ
扉の前に竹でつくった野暮ったい飾りが出てた
アパートなのにさ
表札がなんか大理石っぽい石に刻まれたもんを
わざわざ紙を差し込むタイプのやつを上からとりつけてた
わけわかんなくなったよ

家に通してもらった後
もっとびっくりしたわ
あいつん家父祖の代から切支丹一家だったんでさ
十字架とかある分には気にもならなかったんだけど
十字架のさ下以外の棒あるだろ?
それに鈎つけたような変な飾りがところ狭しと壁にかけられてんだ
なんか俺が小学生のころ工作でつくったようなかたちのわるい変な壷とかあるしさ
ひょっとして
もしかして
こいつ生活苦の余り
変な宗教につけこまれたんじゃあ
そんな疑念が浮かんできてさ
手近な壷に触ろうとしたのよ

780 本当にあった怖い名無し sage 2011/10/26(水) 11:15:44.45 ID:nVlvU9Iq0
「触るな!加護を奪う気か!」
凄い形相だったよ
喧嘩だって何度もした仲だけどさ
不貞腐れたりとかいろんな顔見せ合ったけどさ
殺しかねないってレベルの恫喝なんて経験なかったぜ
加護亜依が来るわけねーだろって冗談言って誤魔化したけどさ
その後俺の一挙手一投足をじっとみてるんだよ
こんなことあるんだな
俺が親友だと呼んでた奴はとっくに死んでたんだよ

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オウム返し

普段めったに鳴らない家の電話への着信が一時期、激増したことがある
ナンバーディスプレーなんだが、番号が出ないまま待ち受けと同じ状態で
深夜、数十分に一回、朝5時まで鳴り続けたということもあった

電話に出ても誰も出るはずがなく、かなり恐ろしかった
1か月ほどでこの電話も止んで、本当に急を要する用事でなければ
電話が鳴ることはなかったのだが、つい最近、今までとは違う現象が起きた

ナンバーディスプレーに数字が出ていたので、誰だろうと思い液晶を見ると
そこには「00000000000」とだけ表示されていた
恐る恐る受話器を取り「もしもーし」と何度か尋ね相手の反応を待つ

しかし、やたらエコーのかかった声で「もしもーし」と自分の声が返ってくるだけ
何度尋ねても同じだった。5分して、また「0000000000」からかかってきた
やはりこちらの話した言葉がそのまま返ってくる。数分おきに5回くらい続いただろうか。

まさかまた鳴るわけが、いい加減にしてほしいねェ、と家族で話していたところに
またもや着信。もうゼロが10個並んだ番号を見ても恐怖までは覚えず、
「なんなんだ」と半ば怒りながら受話器を上げた。

……受話器からは
「まさかまた鳴るわけが」「いい加減にしてほしいねェ」「なんなんだ」
と、受話器を上げる前の会話から聞こえてきた

家族全員凍りつき、その日はもう電話に出ないことを決意
一度だけ電話が鳴ったが、やはりディスプレーに0が並んでいたので無視を貫いた
その日以来二度とその番号からの着信はない。翌朝履歴を確認したが、履歴にも残っていなかった。

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アンテナ

今のご時勢に必要かなと思って投下する。
もう20年くらい前になる話だけど、当時俺は親戚のツテで寺に修行に行ってたのね。
理由は、まあ若いうちはみんな持ってる厨二病な超人願望ね。
まだオウムとかの事件が出る前だったし。
名前を言えばあああそこかってわかるほどの有名な歴史のある場所。
そこで半出家状態で毎日修行してたわけよ。
もちろん修行だからそれなりに厳しいわけだけど、外部の人間でもあるから、
多少は内弟子?レベルの人たちよりもお客様扱いされてた。
修行じゃない時は、たまに雑談したりしてたんだけど、その話の内容がかなり面白かった。
ぶっちゃけ浮世離れした話の世界で、娑婆だと普通に電波扱いされるレベルな。
気とか経絡とかチャクラとか仏とかそういう話。
まあ修業的な話はともかく、みんなに関係ありそうなのは、社会や国家に関する話だよな。
今の日本に関する話だと思うので共有したい。

523 ちょっと投下 New! 2011/12/23(金) 12:23:22.92 ID:27KwqXLO0
師匠「洒落君(俺のことね)、君、法学部だって?」
「あ、はい、そうです」
「そうか。じゃあ下山したらその仕事に?」
「まだ、その何というか考えられないですね。自分が何になるか」
「どうせなるなら偉くなりなさいよ。衆生救済は仏道だよ」
そんな感じの話してたら、ちょっと考えてた後に、話が進んだ。
「洒落君、ついてきなさい」
季節は冬で結構な寒さなんだけど、一緒に外に出たのよ。山の上だから風が寒い。
見晴らしのいい場所で師匠は俺に、
「あれ、見てごらん」
と御山の天辺のアンテナ?みたいな物を指した(後で調べたら相輪というらしい)
「はあ、あのロケットみたいなやつですか?」
「あれ、何だと思う?」
まあ普通に考えたらただの飾りなんだけど、今までの経験からそういう話じゃないわな。
「えーと・・・アンテナみたいな物ですか?御仏の力を受信するとか(笑・・・」
「半分正解」
「え!本当ですか?」
「そ、寒いから戻ろう(笑」
中に戻ってきた俺たちは、相輪の話に戻った。
「洒落君、さっきアンテナって言ったよね?そのとおり、アンテナなんだよあれは」
「アンテナというのは、機能が二つある。受信と発信だ」

526 ちょっと投下 New! 2011/12/23(金) 12:35:51.34 ID:27KwqXLO0
「受信の方は、気脈と繋げて情報や気を受信するんだよ」
「発信の方は、こちらからの情報を送信する」
「全国にある寺はみんなそうだよ。これは宗派関係ない。日本全国の寺を繋げる」
要するに携帯のアンテナみたいなものらしい。当時はそんな言葉知らんかったが今で言う
インターネットやネットワークみたいなものだろう。
「それでその気を各寺やその地域に下ろすんだ。そういうことなんだよ」
「なるほど、そうだったんですか。でもどうしていきなりアンテナの話を?」
「あれで流す気は、質がある、質はわかるよな?」
「あ、はい。おかげさまで。それは堕落した寺からとかそういうものですか?」
「もちろんそれもある。でも、大半の寺からはそんなの出ないよ」
「問題は、寺から流す対象の娑婆の質だよ」
話によるとこうだ。要するに寺は相輪でネットワークを作り、いい気を各地域に流す。
でも流す地域がひどいと焼け石に水らしい。
「汚れた水に新しいきれいな水を流せば薄まる。でも限度があるよね」
「日本の寺を作った方たちはこういう仕掛けをつくって国づくりしたのだと思う。中央の集権化も含めてね」
「寺が昔は住民の管理や集会所や学校だったことは知ってるだろう?」