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洒落怖

因縁

867 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/12/16(土) 02:26:19 ID:OU4aFcHx0
父は競馬に傾倒し、かてもしない馬を買う等と愚かな人でした。
稼ぎもなくこんなまねをしていれば方々で借金をつくるのは当たり前。
そのなかには利子が十日で五割などというものもあったようです。
私は当時何もしらず、あるとき父が久しぶりに家に寿司をとってくれて喜んでそれを食べている最中に、
何か、入れられていたんでしょうね。まぶたが落ちてきてそのまま意識を失いました。
気が付いた時には手遅れで、細かな敬意は省きますが私は父が私を売った金額分稼ぐまで風俗で働くことになったのです。

慣れってこわいもので一年も働くと、最初の頃はあてがわれた雑居部屋に帰るなりめそめそ泣いて、同居の人たちにうるさいとまでいわれていた私も鈍磨し。
こうなったら一日も早く借金を返して足を洗おうとがんばれるようになりました。
そう器量が悪かったからでしょうか、店に来たお客様の中で私を気に入ってくださった方が、ビデオのお仕事を紹介してくださったり等して。
同じ時期に入った人たちの中ではかなり稼げているほうで順調に借金を返せていました。

ところがです、父は私が稼げていると知ると彼らからまた金を受け取っていたようです。
それでも賢明に借金を返そうとがんばっていたら店の中でとうとう指名No.1にまでなってしまいました。
それを聞いた父は恥ずかしげもなく私を売った金で私を買おうとしましたが。
さすがにそれは許せず舌を噛み切ろうとして店の方に追い出していただきました。
その代わりに父は私が出演したビデオを見て何度、その
ともかく、父はこんな人でしたから私は彼を憎みました。
店に勤めるようになって三年もすると私の待遇はかなりよくなりました。
ですから、監視の方づきで遠出の外出も許されるようになったのです。
当時の私の週二日の休みは丑の刻参りや、今思えば浅はかな呪いに頼る日々でした。
憎まれっ子世にはばかるものなのに。

868 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/12/16(土) 02:27:00 ID:OU4aFcHx0
父がある時、都内のマンション住まいをしていた私のもとをたずねてきました。
当然、体を狙われたこともありますから、部屋にあげるなんてしません。
最初はインターフォンから姿をみるなり無視をしていました。
ところが不思議なことにあれだけ傍若無人な父が、ドアをたたきもせずに帰ってゆくのです。
数日起きだったそれは頻度を早め、日参してくるようにもなりました。
日に日に顔が黒ずんでいってとても普通の状態ではありません。
それでもあの父は行儀よくインターフォンを押すだけ押して。10分ほど待って出てこないと悟るとかえってゆくのです。
出勤の際に待ち伏せでもしそうなものですがそれもありません。
そんな生活が一念以上つづき私が風俗に沈められてから五年程たった時、私はようやく父とインターフォン越しに話をしました。
「何しにきたの?」
「お前が呼んだんじゃないか」
「呼んでなんかいやしないわ。大体、あなたが殊勝に来るような人かしら? どうせお金の無心にきたのでしょう」
私は借金が増やされた後、次に同じことをされたら即座に死ぬと店の上部組織につたえておいたのです。
だからてっきりお金が借りられずにいるとおもったのですが。
「ああ、そうだな。 お前には自覚がないんだ、でも俺は確かにお前に呼ばれてきたんだ。 頼むどんなにしてもよいから許してくれ。」
というのです。
その様があまりに、横暴な父にしては気弱で不可解で。
ともかく危険はなさそうだったので私は仕方なく部屋にあげることにしました。

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寺・神社 洒落怖

貴船神社にて

じゃあ淡々と。

では、貴船神社で遭遇した話

これもかなり昔の話なんで細かい所の記憶が曖昧なのはご勘弁。

免許取り立ての頃って皆そうだと思うけど、車の運転が嬉しくてよく夜中に車であっちこっち行ったもんだった。

その日は俺を入れて男3人女2人の5人組で友人の運転する車に乗り、特に行くあてもなくドライブしてた。
ちょうど暑くなり始めたくらいの季節で当然というか何と言うか、涼みがてら肝試しにでも行くかって流れになった。

どこに行こうかって話をしていて、最初は深泥池に行こうってなったんだけど以前に俺と友人がちょっと怖い目に遭ったので猛反対した。
そうしたら女の子の一人が貴船神社の丑の刻参りの話を始めた。
みんな丑の刻参りのウワサは知っていても実際にやってないだろうと思っていた。
今みたいにネットが普及する前の事だったから、こういう怖いウワサは人から伝え聞く話ばっかりだったし、まして人伝に聞く話は眉唾ものだと思っていた。
じゃあ、本当にやってるか確かめようって事になり、軽い気持ちで貴船神社に向け出発した。
深夜にこんな所を車が通っているはずも無く、辺りは静まり返っていた。

真夜中で車もいなかったので構わないだろうと思い手前の駐車場ではなく、参道入り口の鳥居の前に車を停めておいた。
後でこれが幸いするとは、この時は微塵も思っていなかった。

126 本当にあった怖い名無し 2011/01/24(月) 19:04:51 ID:FyVw+WEZ0

懐中電灯なんか準備していなかったので、山の間から射す月明かりを頼りに参道を昇り始めた。
月が明るくて風も気持ちよくて、肝試しというより夜の散歩みたいな雰囲気で普通に話をしながら歩く余裕すらあった。
参道のゆるい階段を上りきり、門をくぐって手前の広くなっている所にたどり着いた。
さすがに木がうっそうと茂っていて月の光も射して来ず、さすがにさっきまでの冗談を言い合うほどの余裕は無くなっていた。

ちょっと躊躇いもあったんだけど、とりあえず奥へってことで暗闇に目を凝らして建物を回り込み、奥の木立の方へ入っていこうとした。
予想以上に暗く静かなのとさっきまでの余裕が無くなったせいか、皆一様に無口で雑草や木の枝を踏む音が結構響いているように感じた。
丑の刻参りの釘を打つでも聞こえて来るかと思ったがそんな音は聞こえて来なかった。

意を決して。とか言うと大げさだが、皆顔を見合わせ「行くぞ」って感じで足を踏み入れた。
木立の方へほんの数メートル踏み込んだ時に明らかに自分たちの足音とは違う物音を聞いた。
皆驚いて足を止め、茂みに身をかがめて息を殺し、聞き耳を立てていた。
物音は木立の奥から聞こえてくるようだった。
ガサガサと草や木の枝を踏む音が近づいて来るように感じた。
その音は明らかに人間の歩く足音だった。
じっと暗闇に目を凝らしていると遠くの方で白い物がチラチラと動いているのに気がついた。
チラチラしているのは白い服を着た人が木の間を通っているからで、真っすぐという訳ではないが確実にこちら側へ近づいて来ている。
さすがに皆マズいと感じたのか小声で「誰かいるな・・・」「ヤバくない?・・・逃げようか。」などと囁いていたが、これ以上近づくと気づかれそうに感じたのでとりあえず木立から出ようとした。

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洒落怖

呪いの人形

俺は呪いをかけられた事がある。
忌々しいBに遭遇するかなり前の事だ。
呪いと言っても不発に終わった(というか失敗した)のだが、Aも出てくる話なので、書いてみる。

諸々の事情により、働きながら学校に通う二十歳過ぎの高校生なんてものをやっていた頃の話。
学校が夏休みになり、俺は職場、自宅、Aの家、心霊スポット、行き着けの食堂を巡る生活をしていた。
俺には霊感の強い知り合いが何人かおり、Aというのはその内の一人で、今でもよく遊ぶ友人だ。

その日仕事を終えた俺は、Aの家に向かった。
Aの家は元は下宿寮だったとかいう古いアパートで、妙な怪談も有る曰く付きの物件だった。
(実際には何も存在しないが)
Aはベースで何かの曲を弾いていた。確かプリティ・ウーマンだったと思う。
「お前、呪われてるぞ」
その言葉は確りと覚えている。唐突にベースを弾くのを止めていきなり言われたんだ。
ニヤニヤ笑いのAに、俺はむっとして言った。
「呪われてねえよ」
俺は憑かれたりすると自分でわかる性質で、その特は特にそんな感じがしなかった。
「いいや呪われている」
Aがからかっていると思って、俺尚更ムカついてきた。
「見えんのかよ」
「いや、」
Aは携帯を開く。待ち受けを開いて、俺に言った。
「証拠が有る」
俺の名前が書いてあった。人の形に切り抜かれた紙に。その真ん中には、釘。
「な、呪われてるだろ」
ぐうの音も出ない。

532 自治スレでローカルルール他を議論中 sage New! 2010/10/16(土) 03:37:15 ID:8Rm6kYGVO
経緯はこうだ。
日課にしている散歩(というかなんというか)をしていたAは、明け方近くに近所の神社に立ち寄った。
そこは本当に神社なのかと疑問に思うような小さなところで、御神体だか何だかを収めた小さな社と、
腕に抱えられるくらいの小さな賽銭箱と、古い鳥居しかないようなところだった。
もしかしたら、神社じゃないのかもしれない。
その日は特に何も無かったため、Aは何か無いかと普段は行かないそこに向かったらしい。
松の木に囲まれたそこに入ったAは落胆した。何も無い。
もう帰ろうかとも思ったが、近くのコンビニから買ったビールを飲むことにしたそうだ。
家で飲むよりはマシかと思って飲んでる内にに夜が明けてきた。ビールも無くなり、さあ帰ろうかという所で
「見付けた」
とのこと。
その粗末な紙人形を写メに収め、映りが良いものを待ち受けにしてAは上機嫌で帰宅。
そして俺がやってきた朝に至る。

Aが写した紙人形は、正直に言って不出来だった。
人の形に切り抜かれた人形にはうっすらと青の罫線が引いてあり、
大学ノートから切り抜いた物であることが分かる。
その罫線に添って、つまりノートに書くのと同じような感覚で俺の名前が書いてある。
シャーペンで書かれた弱々しい字。ふざけた子供が呪いの人形を作ろうとして失敗したような出来だ。
「こんなので丑の刻参りが成功すると思うか」
「しないだろうな」
人形はあまりにも簡単に作られている。呪われたという実感は無い。憑かれたという感覚は無い。
儀式は失敗している。
「で、どうする」
「付き合えよ」
だが、自分が誰かから呪われるというのは気分が悪い。俺たちは丑の刻参りの犯人を見つけることにした。

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洒落怖

言霊

399 1/2 sage New! 2008/02/27(水) 13:44:07 ID:lZGYBaHO0
>>397
期待に応えられそうもないけど。

言霊を信じるきっかけになった出来事。
信じるっつっても、可能性ぐらいのもんだけど。

友達数人と道を歩いてだべってるとき、
話の内容は覚えてないけど俺がみんなを笑わせようとした。
そしたらそのなかの1人の女が
「なに言ってんの!」とか喚きながら肩をおもいっきり叩いてきた。

それで俺は車道に倒れたんだ。
見ると車が来てた。死ぬかも、と軽く諦めた。運よく車は目の前で急停止した。
「なにしてんだ、馬鹿野郎!!!」と運転手は怒鳴って、俺らを睨んで舌打ちして走ってった。

俺は動転しながらも女に向かって
「殺す気か!ふざけんな、てめえが死ね!轢かれて死ね!!」と叫んだ。
女は泣き出し、みんなが俺をなだめてその日は帰った。

数日が経って、その女が本当に車に轢かれた。

400 2/2 sage New! 2008/02/27(水) 13:44:37 ID:lZGYBaHO0
死にはしなかったけど、右足を複雑骨折をした。
車に踏まれて潰された、に近い。

俺が見舞いに行くと、女の様子がおかしい。
あからさまに敵意をむき出しに睨んでくる。
俺がなにか声をかけようとしても、
わけのわからんうめき声を出して、はばまれてしまう。

後日、友達に聞いたところ、
女は俺が言った「轢かれて死ね」という言葉のせいで
事故にあったと信じ切っているらしい。

それ以来、女は明るかった性格が変わってしまい、
怪しい趣味に走るようになった。丑の刻参りとか黒魔術系とか。

かわいそうだと哀れみながらも、自業自得だと俺は考えてた。
「まさか俺のせいじゃないよな」と思ってた。
けど最近、女がマジで俺を殺そうとしてると聞いた。

それからここんとこ、なんか具合が悪いんだ。
頭痛とか吐き気とか。友達にも顔色が悪いと言われた。

なんか対策とかないかな?

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心霊スポット・肝試しでの怖い体験

チラチラと

426 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/02/13(水) 23:59:46 ID:K0l0kxl90
では、貴船神社で遭遇した話

かなり昔の話なんで伝わりにくかったらご勘弁。

免許取り立ての頃って皆そうだと思うけど、車の運転が嬉しくてよく夜中に車であっちこっち行ったもんだった。

その日は俺を入れて男3人女2人の5人組で友人の運転する車に乗り、特に行くあてもなくドライブしてた。
ちょうど今くらいの季節で当然というか何と言うか、肝試しにでも行くかって流れになった。
どこに行こうかって話をしていて、最初は深泥池に行こうってなったんだけど以前に俺と友人がちょっと怖い目に遭ったので猛反対した。
そうしたら女の子の一人が貴船神社の丑の刻参りの話を始めた。
みんな丑の刻参りのウワサは知っていても実際にやってないだろうと思っていた。
今みたいにネットが普及する前の事だったから、こういう怖いウワサは人から伝え聞く話ばっかりだったし、まして人伝に聞く話は眉唾ものだと思っていた。
じゃあ、本当にやってるか確かめようって事になり、軽い気持ちで貴船神社に向け出発した。
深夜にこんな所を車が通っているはずも無く、辺りは静まり返っていた。

真夜中で車もいなかったので構わないだろうと思い手前の駐車場ではなく、参道入り口の鳥居の前に車を停めておいた。
後でこれが幸いするとは、この時は微塵も思っていなかった。

428 続き sage New! 2008/02/14(木) 00:00:44 ID:GADKRiSN0
懐中電灯なんか準備していなかったので、山の間から射す月明かりを頼りに参道を昇り始めた。
月が明るくて風も気持ちよくて、肝試しというより夜の散歩みたいな雰囲気で普通に話をしながら歩く余裕すらあった。
参道のゆるい階段を上りきり、門をくぐって手前の広くなっている所にたどり着いた。
さすがに木がうっそうと茂っていて月の光も射して来ず、さすがにさっきまでの冗談を言い合うほどの余裕は無くなっていた。

ちょっと躊躇いもあったんだけど、とりあえず奥へってことで暗闇に目を凝らして建物を回り込み、奥の木立の方へ入っていこうとした。
予想以上に暗く静かなのとさっきまでの余裕が無くなったせいか、皆一様に無口で雑草や木の枝を踏む音が結構響いているように感じた。
丑の刻参りの釘を打つでも聞こえて来るかと思ったがそんな音は聞こえて来なかった。

意を決して。とか言うと大げさだが、皆顔を見合わせ「行くぞ」って感じで足を踏み入れた。
木立の方へほんの数メートル踏み込んだ時に明らかに自分たちの足音とは違う物音を聞いた。
皆驚いて足を止め、茂みに身をかがめて息を殺し、聞き耳を立てていた。
物音は木立の奥から聞こえてくるようだった。
ガサガサと草や木の枝を踏む音が近づいて来るように感じた。
その音は明らかに人間の歩く足音だった。
じっと暗闇に目を凝らしていると遠くの方で白い物がチラチラと動いているのに気がついた。
チラチラしているのは白い服を着た人が木の間を通っているからで、真っすぐという訳ではないが確実にこちら側へ近づいて来ている。
さすがに皆マズいと感じたのか小声で「誰かいるな・・・」「ヤバくない?・・・逃げようか。」などと囁いていたが、これ以上近づくと気づかれそうに感じたのでとりあえず木立から出ようとした。

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洒落怖

蠢くそれ”ら”

実家の近くに少し濁った川があるんだが、そこの生態系が色々とやばい。

何がやばいってフナやメダカといった普通の魚から、何処のどいつが放したのやら
でっかいコイだの金魚だの、グッピーやバスの仲間まで泳いでやがる。
魚だけじゃない。ヤマカガシやマムシは土手の草むらに住んでるし、生えてる植物も外来種がほとんど。
夏が近づけばセミやカエルの鳴き声がやむ事はなく、秋から冬にかけてはトンボの群れが道を飛び交う。
去年休暇を利用して帰って来た時は、ヌートリアと川鵜まで住み着いてやがった。

今じゃ珍しい自然の環境だ、何て両親は言ってるけど、はっきり言って魔境です。
業者の手が入らないのが不思議でならない。
俺も子供の頃は網を適当に振るだけでトンボを大量ゲットできる事に喜んでたりもしたが、
地元の大学を出て別の県に引っ越して、ようやく実家近くの異常さに気づいた。
で、数年前の事。夜中に自宅で寝ていたら突然金縛りにあった。
「やばい、目を閉じて何も見ないようにしないと」って反射的に思ったけど、
指一つ動かせないのに、瞼だけは無理矢理に開けられていく感覚があった。
そして開けられた目の先、天井付近で蠢いてるそれを見た瞬間、俺は金縛りで悲鳴が上げられない事に感謝すると同時に。
それでも無理矢理それを見せられたことを呪ったよ。

561 :蠢くそれ“ら” 2/2:2014/06/29(日) 20:01:00.36 ID:hz3lSQVLS
丑の刻参りってあるだろ、頭に蝋燭付けて左前の白装束着て。手に金鎚と杭を持った奴。
あの格好をした女が、天井付近で「あ゛ぁぁ」とか「う゛ぅぅ」って呻きながら空中でのたうち回ってたんだよ。でも俺が怖かったのは凄い形相をしてる女じゃなくて、その女の全身に纏わりついてた奴らの方。
脳天から杭を突き出しながら、女の腕に斑模様の蛇が巻き付いていて。
明らかに入らないであろう片足を、黒い鯉みたいな魚が膝まで飲み込んでて。
他にもバッタだのセミだのカエルだのが、頭や身体にウジャウジャくっ付いていて。
もう何ていうか、怖い以前に気持ち悪かった。
女は暫く呻き声を上げながら天井でのたうっていたけど、突然ぱっと身体が動くようになったと同時、いつの間にか消えていた。纏わりついていた生物ごと。

……もしかしたら助けてくれたのかもしれないけど、薄暗い室内であの光景は、
相当心臓に悪い物だったという話。
でも、その一件以来1年に数回は実家に顔を見せてる。