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洒落怖

ラブホで一人

大阪市内のラブホに宿泊した時の実話投下。コンパでお持ち帰りした俺は安さで定評あるホテルへチェックイン。
部屋は選ぶことが出来ないシステムなのでキーを渡されて部屋へ入ると、旅館かと錯覚するくらいの和室。
とにかくやることやって一息ついて時計を見ると2時。お酒がはいっていたこともありそのまま就寝。
すぐにテレビの音に起こされたので、テレビを消してまた落ちる。束の間、またテレビの音に起こされる。
不審に思ったが、元々零感で霊の存在を信じない俺は接触不良かと、さほど気にもとめずテレビを消し寝ようとした時、
テレビの電源が再度入り、部屋の照明が全点灯→全消灯の繰り返し!ここで俺完全に覚醒、同時に女も起きる。
何々!?と若干パニくる女。電磁波の影響やで!と、訳のわからない言い訳でとりあえず女を落ち着かせようとする俺。
照明が全点灯で止まった時、女がタクシーで帰ると言いだした。時間は3時半。始発まで2時間あることを考えて
そのまま一人でとどまることにした。フロントに連れが一人で帰る旨を内線で告げ女を見送る。
女はドアを開けると振り向きざまに「お風呂になにかいるよ!」と言い残し慌てて帰っていった。

900 本当にあった怖い名無し sage New! 2014/02/27(木) 18:19:15.44 ID:93W/H5/k0
あと1時間は寝ようと消灯してベッドに寝転んだが、1人になったのに1人じゃない、誰かがいる気配を感じたような気がして初めてゾクリとした。そこで部屋を全灯して寝ようとした時、ガッシャーン!!と風呂場から大きな音がした。明らかに何か大きな物体が
おそらく風呂場のドアに倒れたような音。ここで完全に恐怖という感情が俺を支配した!怖い、怖い、怖い!
時間は4時すぎ。始発の時間と駅まで10分歩くことを考えてもまだ1時間は早い!
風呂場は静まりかえっているが確認する勇気はない。退出するか?粘るか?自問しながら時計を見る。
5分しか経っていない!そんな感じで我慢すること40分、キーッキーッ!と風呂場で謎の金属音!!ここでギブアップ!
風呂も確認せず、寝グセも直さずチェックアウト!これが霊現象なのかなんなのかは分かりません。ただ得体の知れない怖さを味わう事が出来た貴重な体験でした。後日、帰った女にLINEで尋ねようとしたら、全く返信なし。既読にもならず。おそらくブロック。キーッてなった。俺が。
駄文ゴメン
そんなに時間たっていないはずなのに気づいたら夜だったって言うのがむちゃくちゃ怖かった…

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洒落怖

縄張り

747 本当にあった怖い名無し sage 2008/07/15(火) 14:16:11 ID:DGZm1tXhO
もしかして微怖かもしれんけど、俺の元カノの話を。

三年前に付き合っていた俺の元カノは霊感体質で、日頃から常に見えてるような人だった。
彼女の部屋にいても「上の階のおじーちゃんがベランダから見てるわ~。」とか(その人は一年前に孤独死してる)、レストランで「前の席のおっさん、見える?」とかいきなり聞いてきたりで、
俺は全く見えないから「いないいないw」「ビビらそーとしても無駄やでwww」とかなんとか言ってはぐらかしていた。

けど、その日ばかりは俺も信じざるをえなかった。

ある日、彼女の車で大阪市内に遊びに行ったんだ。

天王寺まで行って、今日は何食べようとか他愛ない会話をしている時、ふと彼女が車を止めた。

場所はT動物園の裏手。
特に何の店もない暗い路地裏。…思えば何であんな所に車を進めていたんだろう、彼女は。

「ん?何、どうしたの。」俺が聞いても彼女は何も答えない。じっと窓の外を凝視している。

すると、ふと、「あそこ」と言って、ある一点を指差した。

暗闇の中に浮かび上がる門、その横をけばけばしい色の旗が沢山揺れている。俗に言う大衆劇の芝居小屋のようだ。

「あそこ、女の人が立ってるの。解る?」門の右端を指しながら彼女は言った。
「なんも…見えへんよ。気のせいちゃう?」
嘘だ。俺には姿形こそ見えなかったが、その辺りだけ何かうすぼんやり明るい事は確かに分かった。

753 本当にあった怖い名無し 2008/07/15(火) 15:25:18 ID:DGZm1tXhO

見えない俺に変わって彼女が説明してくれた。女の年齢は30くらい。ブラウスを着て、門の端に突っ立っていたそうだ。

悪寒がざわざわ沸いて出てくる。早くこんな所出たい。そう思って彼女に声をかけようとした。

すると彼女が突然怯えはじめた。「来た…どうしよう、最悪やわ…」

「…どうした?」
「あの女の人、もうあそこにはいないんだ…今ね………後部座席に座ってる……」

俺は思わず振り返りかけたが、彼女が「あかん!!絶対振り向くな!!」って凄い剣幕で制止して、俺は固まるしかなかった。

彼女が車をゆっくりと動かしはじめた。それとほぼ同時に窓を全開にした。出ていきやすくするためらしい。
ゆっくりと路地を進める。彼女は無言のままだ。俺は目を閉じて時が過ぎるのをじっと待った。
俺のすぐ50センチ後ろには、この世のものじゃないものが、居る。
そう考えただけで息が苦しくなる。
早く、早く過ぎ去ってくれ…

「キャアアアアアアア!!!」
悲鳴と共に車は急ブレーキで止まり、その衝撃で俺は正気に戻った。

754 本当にあった怖い名無し 2008/07/15(火) 15:40:58 ID:DGZm1tXhO
ゼェゼェとした息をしてハンドルに突っ伏す、彼女の横顔がそこにあった。
「出てった…車ん中グルグル回って、T(俺)の側の窓から…後ろにまだ居るけど…」
俺は我慢できず、サイドミラーで後方を見た。

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洒落怖

失踪

701 本当にあった怖い名無し sage 2009/10/11(日) 07:11:22 ID:zGEa3u1U0
これはもう25年以上も前ですが、実際に体験した話です…。1

※実際に体験したという話ですが、死ぬほど…というところに関しては自信ありません。ですので、それを切に希望される方はスルーの方向で

–以下本文

もともとある場所に起因する話なのですが、当時私は高校2年から3年への春休み中で、事はそのときに起こりました。
そのある場所と言うのは大阪経済・金融の中心地、北浜・天満橋界隈。
正確にはそこを流れる大川にかかる天満橋と、堂島川、土佐堀川と中之島公園で2分される場所です。

3月のある日、友人の母親から1本の電話が。
友人の母:「斉藤(私・偽名)くん、うちの健二(友人・偽名)と、昨日一緒じゃなかった?」

私:「昨日は一緒やないですよ」

などと、素っ気ないやりとりのようですが
彼を含め、友達数人とよくつるんでいたこともあり、そういった電話もたまにあったので、特に疑問にも感じませんでした。ですが、一晩帰っていないということもあり、ほかの友人たちに電話で確認したところ、同様の電話が健二の母からあったようです。
ですが私同様、誰も当日は健二とは会ってないとのこと…。

結局、心配になった母親はその日の夜、地元の警察に捜索願を出し、息子の無事を祈っておりました。
ですが、翌日になって地元ではなく大阪市内の東警察署から電話があり、その内容が「2日ほど前、管轄の川で飛び込みがあったようで、その時の遺留物があるので、一度確認にきていただけないか」といったもの。

電話を受けた健二の母としては、まさかと思いつつも、確認を行うことに。
警察で見せてもらった遺留物というのはスニーカーで、中には同様に脱いだ靴下も入っており、それは、天満橋のちょうど真ん中当たりに、キレイにそろえ脱いであったとのこと。
その際、遺書はみつかってはいないものの、状況的に飛び込んだ可能性が強いというものでした。
スニーカー自体どこにでも売っている平凡なものなのですが、確かに健二が履いていたものにもあったため、一度帰って確認をすることに。

702 本当にあった怖い名無し sage 2009/10/11(日) 07:12:32 ID:zGEa3u1U0
その時、担当の警察官からは「周辺の聞き込みも行っておりますが、目撃者については現在見つかっておらず、飛び込んだものとも、どこかへ失踪したものとも一概には申し上げられません。」との返答。

とりあえず、帰って下駄箱を探すと、同様の靴はなく、いなくなった当日に履いていた確率が非常に高くなったこともあり、状況報告を担当警察へ連絡することに。
 当然母親としては、まさかとの思いもあり、飛び込んだとは考えたくはなかったのですが、電話越しに担当の方は
「大変申し上げにくいのですが、ご希望がある様でしたら、万が一の場合を考え、川をさらいます」とのこと、さらに補足的に、時間がたつと発見が非常に困難になる場合があるため、早めの決断をしていただきたい。と。

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売れない物件

80 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/07/18(月) 17:49:28.25 ID:TbE1KfCk0
12,3年前くらいの話
大阪でとある不動産をあつかったときのおはなしです

社長が 知り合いの不動産業者が 倒産?廃業するから
そこのもっている不動産を格安で譲渡してもらった

当時はわりと景気が上向きだったのであっというまに
売れてかなりの利益になるだろうと上司が言っていた

大阪市内で 駐車場付き1戸建て!中古といえどそれなりの
お値段のはずなんですがなぜか仕入れ金額が○○万・・・・

全員で これ金額おかしくないか?といってました
会社的にはそれなりの金額を上乗せ最終的に相場より少し安めに設定

部門をあげて、販売にとりかかり、
1ヶ月がすぎ、3ヶ月がすぎ、半年がすぎ・・・

なにをどうやってもその一戸建住宅だけ売れない
半年間で数百組の見学があったにもかかわらずなぜか売れない 
最初の設定金額の半分くらいまで値段が落ちても売れない

81 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/07/18(月) 17:51:20.73 ID:TbE1KfCk0
おまけに担当していた人間が半年のあいだに二名退職
怪我人続出 社内で あの一戸建てにかかるとろくな事がないと噂が立つほどに・・・

ばりばりの営業マンだった私がその一戸建てを直接担当することになり
部下2名(A,B)をつれて関わることになりました

ごくごく普通の家でなかは綺麗で 
普通の住宅にはあまりないLANケーブルをさせる設備がが各部屋にある程度
掃除ついでに中を細かく家をみましたが、築年もそこそこ新しい

なにより建築されてからだれも住んだことがないので中はピカピカ
この値段でなんで売れないのかがさっぱりわからない

しばらくして部下二名ともがあの家少しおかしいと言い出した
当時ワンマンだった私は二人の話をまったく聞かず
とりあず売らんかい!と売らんと ボーナスないぞ!と・・

そんな話をして1週間も立たないうちに部下のひとりAが私のところに
やってきました

82 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/07/18(月) 17:54:15.67 ID:TbE1KfCk0
その風貌が異質というか異常というか 
顔がマジンガーZのアシュラ男爵みたいに綺麗に左半分
赤黒く変色していて 驚いて
私「Aちゃん それどうしたん?」
A「それがよくわからないんです」

そういいながらシャツの左のそでをめくってみせると
漆にかぶれたみたいに 腕全体がおかしな状態になっていて
A「しばらく休ませてほしい あの家の担当は嫌です」
私「とりあえず完治するまで休むのはかまわないけど、この間もあの家のこと
  Bといいにきたよね?なにがだめなの?」
と話してるとAが少しつまったように話し始めたのですが、

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体を貰う

11 本当にあった怖い名無し sage 2009/07/02(木) 22:26:27 ID:QtARfXAnO
携帯から失礼
前スレ>>960の話まだ出てないよな・・・?
960 本当にあった怖い名無し sage 2009/07/01(水) 22:00:54 ID:TswMJYUp0
携帯に「は」とか「マ」とか知らない人の番号が登録されてて
気付いたときには自分が失踪してから数年経ってたという記憶喪失の男性の
話の続きっぽいのが昨日VIPに書きこまれてたけど、もう出た?

494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/29(月) 21:57:18.34 ID:xcPrkCjL0
結構有名なコピペで、気づいたら大阪に居たってのあるじゃん。
携帯が「ポ」とか単語で登録されてるの、最近になって係りあるんじゃないかって思い出した話があるんだが、
ここで語ってもいいか?
オカ板池って言うんなら言わないが。

12 本当にあった怖い名無し sage 2009/07/02(木) 22:28:19 ID:QtARfXAnO
571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/29(月) 22:11:55.44 ID:xcPrkCjL0
興味ないなら飛ばしてくれ。
流石に5~7年前だし、詳細は覚えてない。
そもそも、最近になって言うのは係ってた人間が一人居なくなったからだ。
いきなり、友人の親から連絡が来て何処にいるか知らないか?って連絡が来た。

おれは大阪で打ち子(主にスロット)のバイトしていたときが有ったんだが、
その時の設定氏の紹介でそいつと知り合ったんだ。めんどいから以下Aとするが(設定氏がB)
会話を覚えてる限り書くわ。
前提として、おれとBは大阪のFラン大学クソ学生な。
んで、Bは3年上で、おれが1年のときにBの紹介で知り合った。
多分そこから、2~3ヶ月ぐらいの出来事だと思う。

B「凄い面白い奴を捕まえたんだけど、面白いから一緒に打ってくれない?」
おれ「別に構わんけど、どんなやつ?」
B「何か生まれとか育ちが意味不明なんよ、言ってることが全然理解できんwww」
おれ「何じゃいそりゃwwww」
って感じだった。

打ち子のバイトって、店の打ち子なのか、設定氏の打ち子なのかで大きく収入が変わるから、
その辺は毎回聞いてたんだよ。
一人の時はバックが決まってる(勝ち額の2~4割とか)んだが、
二人から~三人のときは決まってなかったからな。

長いかも知れないかから何回かに分けるわ。

13 本当にあった怖い名無し sage 2009/07/02(木) 22:30:14 ID:QtARfXAnO
650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/29(月) 22:34:15.47 ID:xcPrkCjL0
んで、バックが2.8勝ち額の約4/1だったから、行ったんだわ。
その時のくだりは面白くもなんとも無いから書かないが、
その後のそいつとの会話が意味不明。未だに何なのか全然わからん。
悪いことをやってるって感覚なのか、一緒に打ち子をやった後は大抵一緒に飲んだり、
飯を食いに言ったりするのが普通なんだよ。

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短くて怖い話

アパート

18 名前:「アパート」 1 投稿日:2000/09/17(日) 02:43
 友人Mが大学生だったころのお話です。
 名古屋の大学に合格したMは、一人住まいをしようと市内で下宿を探していました。ところが、条件がよい物件はことごとく契約済みで、大学よりかなり離れたところにようやく一件見つけることができました。
 とても古い木造アパートで、台所やトイレなどすべて共同なのですが、家賃がとても安いため、Mは二つ返事で契約を交わしました。引っ越しを済ませ、実際住み始めてみるととても静かで、なかなか居心地のよい部屋での生活に、Mは次第に満足するようになったそうです。

とても古い木造アパートで、台所やトイレなどすべて共同なのですが、家賃がとても安いため、Mは二つ返事で契約を交わしました。引っ越しを済ませ、実際住み始めてみるととても静かで、なかなか居心地のよい部屋での生活に、Mは次第に満足するようになったそうです。
 そんなある晩のこと、Mの部屋に彼女が遊びに来ました。2人で楽しくお酒を飲んでいると、急に彼女が「帰る」と言い出しました。部屋を出ると、彼女は「気を悪くしないで聞いてほしいんだけど、この部屋、なにか気味が悪いわ」とMに告げました。彼女によると、お酒を飲んでいる間、部屋の中に嫌な気配が漂っているのをずっと感じていて、一向に酔うことができなかったというのです。「気を付けたほうがいいよ」という心配そうな彼女の言葉をMは一笑に付しました。もともとその手の話を全く信用しないMは「そっちこそ気を付けて帰れよ」と、彼女を見送ってあげたそうです。

19 名前:「アパート」 2 投稿日:2000/09/17(日) 02:45
 しかし、結果的にこのときの彼女の言葉は取り越し苦労でも何でもなく、その部屋はやはりおかしかったのです。
 このころから、Mは体にとてつもない疲れを覚えるようになりました。別段アルバイトがきついというわけでもないのに、部屋に帰ると立ち上がれないぐらいに力が抜けてしまいます。また、夜中寝ている間に、誰かが首を絞めているような感覚に襲われ、突然飛び起きたりしたこともありました。そのせいでMは食欲も落ち、げっそりと痩せてしまいました。きっと病気だろうと医者に診てもらいましたが、原因は分からずじまいでした。心配した彼女は、「やはりあの部屋に原因がある」とMに引っ越しを勧めましたが、あいにくそのような費用もなく、Mは取り合おうともしませんでした。
 そして、そのまま2週間ほど経ったある晩のことです。
 その日、Mはバイトで大失敗をしてしまい、いつにも増してぐったりとしながら夜遅く部屋に帰り、そのまま眠ってしまいました。真夜中、ものすごい圧迫感を感じて急に目を覚ましましたが、体は金縛りのため身動き一つとれません。ふと頭上の押入れの襖(ふすま)に目をやりました。すると、閉まっている襖がひとりでにするする…と数センチほど開いたかと思うと、次の瞬間、ぬーっと真っ白い手が伸びてきて、Mの方へ伸びてきたそうです。Mは心の中で≪助けて…≫と叫ぶと、その手はするするとまた隙間へと戻っていきました。しかし、ほっとしたのもつかの間、今度は襖の隙間から真っ白い女の人の顔が、Mをじっと見つめているのを見てしまったそうです。
 Mは一睡もできないまま、朝を迎えました。やがて体が動くようになり、Mは部屋を飛び出しました。そして、彼女をアパート近くのファミレスに呼び出し、「どうしようか」と2人で途方に暮れていたそうです。
 ちょうどそのとき、少し離れた席に一人のお坊さんが座っていました。そのお坊さんは、先ほどより2人のことをじっと見ていたのですが、いきなり近づいてきたかと思うと、Mに向かって、
 「あんた、そんなものどこで拾ってきた!」
と一喝したそうです。
 Mが驚きながらも尋ねると、Mの背中に強い念が憑いており、このままでは大変なことになると言うのです。Mは、今までの出来事をすべて話しました。するとお坊さんは、自分をすぐにその部屋に連れて行くようにと言ったそうです。
 部屋に入ると、お坊さんはすぐに押入れの前に立ち止まり、しばらくの間、その前から動こうとしません。そして突然印を切るといきなり襖を外し始め、その一枚を裏返して2人の方へ向けました。
21 名前:「アパート」 3 投稿日:2000/09/17(日) 02:58
 その瞬間、Mは腰を抜かしそうになったと言います。そこには、なんとも色鮮やかな花魁(おいらん)の絵が描かれていました。舞を舞っているその姿は、まるで生きているようで、心なしかMの方をじっと見つめているように感じたそうです。
 お坊さんによれば、「どんないきさつがあったかは私には分からないが、この絵にはとても強い怨念が込められていて、君の生気を吸って次第に実体化しつつあり、もう少しで本当に取り殺されるところだった…」と告げたそうです。お坊さんは、襖の花魁の絵の周りに結界を張ると、「すぐ家主に了解を得て、明日自分の寺にこの襖絵を持ってきなさい」と言い残し、立ち去りました。
 次の日、彼女とともにお寺に赴きました。そして、その襖絵は護摩とともに焼かれ、供養されたということです。