洒落怖
失踪

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ほっとした様な、とても残念な気持ちでようやく供養をしてあげることとなりました。

そのことをおばさんに報告すべく、友人の達彦が電話をかけたのですが、
一向に電話に出る様子はなく、おかしく思い、達彦は両親におばさんと
連絡が取れないと相談したところ、両親がそのおばさんの姉に連絡を取ってくれることに。

すると、あの日以来、入院しているとのこと。
原因については、詳しいことはわかっておらず、連絡のつかないおばさんの姉が
家を訪ねたとき異変に気づき、救急車で入院することになったそうです。

その話を聞き慌てた私たちも、おばさんの見舞いに行ったのですが、
入院時からずっと昏睡状態で話もできない状態でした。
そして、翌日には息を引き取ったらしく、その連絡だけを達彦から
彼の両親を通し聞きました。
死因やその他詳しいことについては、ほとんど伺えておりませんでした。

以上が話のすべてです。

おばさんの死とあの出来事に因果があるのかどうかは、我々ではわかりません。
が、もしおばさんがいなければ、我々自身が同じ目にあったのかもという、恐怖だけは感じました。

720 本当にあった怖い名無し 2009/10/11(日) 09:55:53 ID:zGEa3u1U0
後記として

当時の不可解な点として、飛び込んだときの状況は、お昼過ぎまで
雨が降っていて多少河川が増水していたが、流された先には公園の突端があり、
上がることも十分可能ではなかったのか?

また、飛び込んだ際および、その直前・直後に至る目撃証言は一切なく、
残された靴のみが、発見されたこと。
(橋を徒歩で渡る人はあまり多くないと思われるが、
交通量は多く、たくさんの車が通行しているので、多少の目撃証言はない方がおかしいと、
警察の担当者も話していた。)

最後に、彼らの仲間になる前に解放されたのか否かについては
知るよしもありませんが、友人たちとしっかり供養させていただいたので、
安らかに成仏していると思っております。
おばさんも安らかにお眠りください。

以上、長文失礼いたしました。

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