オカルト版まとめ
山での怖い体験、怖い話を書け

この怖い話は約 3 分で読めます。

そうこうして二人に先導してもらい下山してようやく林道に着いた
バス停でバスに乗り車を置いた駐車場まで来たが奴はとうとう姿を見せず俺の精神的に疲れた登山も終了した

以上大げさに書いたところもあるがほぼ事実です

524 : 底名無し沼さん : 2012/08/15(水) 23:20:40.22
>>440
遅レスだけど、これ読んで少し納得しました。

今、うつ療養中なんですが、何かを克服したくなって登山に行ったんですよ。

夫と二人で立山縦走したんですけど、私が初心者なもので、すごく時間がかかっちゃって、
しかも足を痛めたせいで、下山しているうちに日が暮れちゃったんですね。

それまで一応頑張って歩いていたんですけど、日が暮れたらすべてがどうでもよくなって、
ものすごく死にたくなっちゃって、我知らずブツブツブツブツ言い出したんです。

「あの岩まで行っても、たいしたことない」
「どうせまだ着かない」
「着かなくてもいいし」
「死にたい」

一人ならその場で寝てしまおうと思ったのですが、夫は自殺願望などない人なので、
巻き添えにするのは可哀想に思い歩き続けました。

歩いている間、周りに複数の誰かがいて、エスコートされている気がしました。
今考えると恐ろしいですが、そのときは全然怖くありませんでした。

あのときの乗っ取られ感はなんだったのでしょうか?
セロトニンが不足していたことと関係あるのでしょうか?
夫も疲労困憊してて、気の毒でした。

「また山に行こう」
と言ってくれますが、私は怖いです。

644 : 底名無し沼さん : 2012/08/17(金) 14:43:57.45
事実をありのままに話します。
ある年の12月、○者小屋のテント場で友人と二人、ツェルトで寝ていた。
夜中、雪の下の方、すごく遠いところから自分の名前を呼ぶ声がする。
かすかな声が少しずつ大きくなってくるけれど、それでもまだ遠い。
あまりに呼び続けるので目が覚めた。
すると、寒くて寒くてたまらずガタガタと震えが止まらない。
友人を起こしてコンロを焚き、ツェルト内を暖め、
温かいものを飲んでようやく人心地ついた。
例年通り、大きな低気圧が通過して山はちょっと荒れていたので、
赤岳はやめて阿弥陀に登って帰ったら、
婆さんが亡くなっていた。
俺を呼んでいた声は、その婆さんの声だった。
いまでもそのときの声が耳から離れない。

山では不思議な音や声や姿を見てきたけれど、
最近は、あ、そう。という感じで気にならなくなったわ。

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