オカルト版まとめ
山での怖い体験、怖い話を書け

この怖い話は約 3 分で読めます。

そして夜、テントで酒飲んでて、いきなり連れが泣き出した。
「おまえ、昼間すれ違ったレトロっぽい登山者覚えてるか?俺もさ、すれ違ったときは不思議な感じがしただけだったんだけどさ…。よく考えたら、あれ、俺だ。」
って言い、また泣いた。

俺が詳しく話せと言うと、
「あれはどう見ても、俺の40年前だ。俺自身だ。」
と言う。

俺は、
「そりゃそうだ。40年前は、みんなあの格好で登山してたんだから。」
と言うと、彼は、
「違う違う。あの人の着てた青いウールシャツ、あれ、俺のだよ。お袋からのプレゼントで、俺が一番嬉しかったプレゼントなんだ。お袋が死んだときに、お棺に入れた物だよ。そして、彼が言ってたセリフ、俺も冗談でよく言ってたんだ。」
と言いだし、俺も絶句。

そして彼は、続けて、
「俺も若い頃の自分自身を見てしまったからには、もう死ぬのかなあ。」
なんて気弱なことを言い出した。

でも、彼はまだ生きてる。

あれは本当に彼自身だったのだろうか。
俺は20代後半の彼を知らないが、似ていると言えば似てる。

くだらない話ごめん。みんな、良スレを伸ばしてくれ。

148 : 底名無し沼さん : 2012/07/28(土) 10:25:58.80
あらかた近所の有名低山歩きまわってしまったのでほとんど誰も入らない道荒れ放題の山に入ったんだ
その山は小ピークを何度も越えて行かなくちゃならなくてなかなか登り下りに難儀した
歩いててもさほど面白くもなかったんだけど小ピーク毎に小さな祠が置いてあってそれを小さな楽しみにして進んでいったんだ
4つ小ピークをやり過ごし5つ目のピークが見えてきた
ここにも祠があるのかなーなんてすこしわくわくしながら登ってみたら全裸のじじいがビニールシート敷いていびきかきながら寝てた
起こさないように静かに横通り過ぎたんだけどちゃんと手を合わせて行った方がよかったかな?

153 : 底名無し沼さん : 2012/07/28(土) 17:32:15.90
低山で、人里からはだいぶ離れた林道脇の待避所でキャンプした時の事。
すぐそばに崩壊した物置小屋みたいのがあったり、ちょっとイヤな感じではあったんだけど。
5人でテント2つに分かれて寝たんだが、夜中に雨が激しくなったり、
隣のテントから「うわ雨漏り」とか声が聞こえたりして、結構ばたばたしてた。
その時に同じテントにいた後輩が「先輩、怪談とかないんっすかw」と言い出したので、
共通の友人から聞いた話なんぞをちょっと聞かせてたりしてた。
それが終わる直前までいった途端、スッ・・・と空気が冷たく、硬くなった気がして、喋るのを止めた。
同時に、もう一人がものっすごくマジな声で「やめろ」と呟いた。
で、後輩が「えー、なんすか、気になるじゃないですかー」とか言うのを
「いいから寝ろ」と言って目を閉じたんだが、寝られるもんじゃない。

この怖い話にコメントする

山での怖い体験、怖い話を書け