オカルト版まとめ
山での怖い体験、怖い話を書け

この怖い話は約 3 分で読めます。

大きめの石を見つけては、
斜面の上からゴロゴロ転がしてたんだけど、
ふと斜め方向に転がって藪に落ちた石がドボンという音をたてたので、
あそこに池があるんだなと思って、
そこへ目がけて次々石を転がし、ドボン、ドボンと沈んでいく音を面白がっていた。

「これだけ石を入れてもまだ一杯にならないのか、相当深い池なんだな」
と思って近寄ってみたけど、藪が繁っているので見えない。

棒か何かでつついてみようと辺りを探していたら、
「ごはんよー、帰っておいでー」と呼ぶ親の声がしたので、みんなで家に戻った。

お昼を食べながら、さっきの話をすると、
大人達にあそこにそんな深い池はないと怪訝な顔をされた。
石を落とした音を何度も聞いたと反論すると、
雨で深い水たまりでもできたんだろうか、危ないから様子を見てこようという事になった。

私達は、さっきまで遊んでいた斜面の場所に伯父さんを連れて行ったんだけど、
伯父さんが棒で藪をよけてみると、そこには何もなかった。
ただ短い草が生えた地面があるだけ。

周辺を探してみても、池どころか水たまりもなかった。

460 : 底名無し沼さん : 2012/08/14(火) 22:08:50.33
山で会ったキチ○イは本当怖いぞ

単独で登っていた途中で年配の登山者から
「おはようございます!どこまで行くんですか!?」と声を掛けてきた
こちらも気分良く話に応じてそれから一緒に雑談しながら登るのだが
話すうちにどうやら精神が病気の人だというのがなんとなくわかってきた
なにがヤバイかというと山と関係ない文学とか詩とかそんな話が多いし

さらに標高を上げ高度感のあるとこまで登ると「うわぁここから落ちたら大変なことになりますよね」
「はぁ~ここ絶対死にますよね」「いや~死んじゃうよ死んじゃう」みたいなことを連発してくる

だいたい年下の俺へ妙にへつらった敬語とか使うし笑い方も徐々に不気味さを増す笑いになり
もう気味悪くて仕方なくさっさと離れたいことばかり考えてた

461 : 底名無し沼さん : 2012/08/14(火) 23:00:55.99
でつづき
その後はこちらが応じなくても勝手に話しを続けているので
こちらはもう無言ではやくこいつから逃げることしか考えてなかった
そのうち峰の頂上に着いたが残念ながら誰もいないけど精神的に疲れたので腰を休めることにした
そしてアレは崖下覗き込んでテンション上げまくり「こっちにこないですか」何度もしつこく俺を呼んでいるが無視してると
近寄ってきて俺を連れて行こうと肩や腕を掴み引っ張るがいい加減こっちもキレて
「やめろ!」と立ち上がり一喝したら今までニヤけていた奴の顔が一瞬で無表情に変わった
一瞬緊張が走るが「マジで疲れてるんで勘弁してください」とこちらが折れた感じで話すと
奴はうんうんと小刻みに頷き表情を緩め俺から距離を置いた
そして気まずくなったところが逆に離れるチャンスと思い
「○○さんはこの先でテン泊ですよね、俺今日は身体疲れてるようだし峠でエスケープしますから」
もうこいつと行動したくないのでさっさと帰ろう、でもまさか一緒に来ないよな?
と話した後脳裏に浮かんだが奴は無言で頂上から尾根へと入っていった

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