オカルト版まとめ
不可思議な体験、謎な話

この怖い話は約 3 分で読めます。

その日もそんな感じで幼稚園から帰ったところ、玄関前に乳母車がありました。
ああお客さん来てるんだーと、乳母車を迂回して玄関開けようとしたら鍵しまってる…あれ?乳母車に中身入ってる?

乳母車の中に赤ちゃんが寝てました。
自分も園児でよくわかってなくてつついたか揺すったかしたんだと思いますが、寝てた赤ちゃんが起きました。
起きてぱっちり目を開けた赤ちゃんの目が、全部真っ黒で白目がなかったのを強烈に覚えています。
怖いとかは思いませんでしたが、犬みたいな目だなーと見てました。
どのくらい見つめ合ってたか不明だけど、母は子供待たせて長く留守する人じゃないから半時間以下だと思う。
同じ長屋の建物住人で斜向かいのおばさんが来て「どうしたの」というので事情説明したら
「おばちゃんとこは子供がいないから、うちの子にするわ」と乳母車ごともらって行かれた。
今思うとありえないんだけど、当時は開放された喜びでいっぱいだったw
その後は多分母が帰ってきて、何か食べて忘れたんだと思う。

最近になってその長屋の話がでたので母に聞いたら、母と話が食い違う。
斜向かいのおばちゃんが、結構年配で子供好きなのになかなか子供が生まれない人だったってとこまでは共通見解。
しかし母は、そのあとおばちゃんは子供に恵まれたんだという。
あの目が真っ黒な赤ん坊だったら、母が何か言うだろうし普通の赤ちゃんのようなんで別人らしいんですが…
じゃああの目が真っ黒な子はなんだったんだろう?と今更ながら不可解になってます。

211 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/10/04(火) 19:18:22.80 ID:XPALTAuZ0
>>199
赤ちゃんが、生まれる前に様子見に来たんだと思った。
おばさん、子宝に恵まれてよかったねえ。

287 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/10/07(金) 01:20:21.14 ID:UMRq7nJc0 [1/4]
田舎の不思議なお姉さん
ちょっと長いけど勘弁

小学二年生のころの話。俺は小さいときに母ちゃんが死に、親父に育てられてた。
父子家庭が原因か内向的な性格で、小学校でも壮絶ないじめにあってたんだ。一年生のころから
ずっといじめ続けられとうとう二年生で登校拒否になった俺は、一時的に母方の実家の田舎に預けられた
その田舎ってのがものずごい田舎でまだ日本にこんなところがあるんだなって思ったよ。

とにかくそこでのんびり過ごすことになった。過疎が進んでて地域にいる子供は高校生が二三人居ただけだった
まぁ一人が気楽だったし、虫好きだった俺はよく虫取りに出かけてた。まわりは虫の宝庫だったしな
そんなこんなで半年ぐらいたったときかな?八月だったと思うが
一人の女の人と知り合いになった。二十代後半から三十代前半だったと思う黒髪の長い綺麗なひとだった。
きっかけは向こうから俺に話しかけてきたこと
「ボク、ここらへんの子じゃないよね?夏休みで来たの?」
しどろもどろになった俺を察してくれたのか、虫篭に目線をむけて
「あ!いっぱいつかまえてるね、見せてくれる?」
俺も虫の話なら大好きだったからその人にいろいろと説明してあげたりした。
その人は相槌を打ちながら「すごいねー」「へぇー」とか言ってくれたっけ。他人にほめられたことなんて無かったから嬉しかったな。

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