オカルト版まとめ
不可思議な体験、謎な話

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475 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/10/15(土) 21:44:12.35 ID:VSseXuS8O
子供の時から、なぜか自分のそっくりさんが方々で目撃される。
目撃される場所はまちまちで、近所のお店から他県まで。
数ヵ月に1度は友人から「こないだ○○にいたよね」「□□で声かけたのに何で無視したの?」と言われる始末。
特定の1人からではなく、いろんな人から。
子供の頃は、それだけどこにでも居るような顔なのだろうと思っていた。

先日、十数年ぶりに中学の先輩に東京で偶然会った。
先輩は大分、私は関東に住んでいて、その日は先輩が出張で関東に来ていたそうだ。
その時に先輩から、「夏にウチの地元に来てたよね? 駅で見かけたよ。髪切ったんだぁ」

詳しく聞くと、7月に髪の長い私を大分で見かけたとのこと。
案の定声をかけてもシカトしたらしい。
確かにその頃、私は髪が長かった…

その後、そっくりさん大分にも進出してたんですね~と笑いながらお茶をして別れた。

そんなに似てる人が居るなら、ちょっと会ってみたい。

573 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/10/18(火) 19:05:54.25 ID:OEsxj+Ah0 [1/7]
大学生時代の話をさせてもらいます。
当時、私は武道系のサークルに入っていました。
サークル(今後「会」と呼びます)と言っても、伝統もあり、稽古も礼儀もそれはそれは厳しいものでした。
稽古の厳しい下級生時代も終わり、上級生(幹部)になってからのこと。
これで好きなようにできると思っていましたが、幹部になればなったで、師範先生やOB・OGの先輩方、会外への応対や、下級生の指導、(恥ずかしいものは見せられない)演武への取り組みなど…。
下級生とはまた違った「会の運営面」で頭を悩ませるようになりました(それはそれで幸せなことでしたが…)。

574 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/10/18(火) 19:16:51.93 ID:OEsxj+Ah0 [2/7]
会では、毎年夏に、一週間、越後湯沢で稽古づくしの合宿がありました。
下級生時代には、疲れもあって、毎日早く眠りに就くことだけを考えていましたが、幹部になったその年は、同期の者と会の運営や技の探求について夜遅くまで話し込んでおりました。

その夜も、同期の者のうち二人と(計三人で)合宿所のロビーで、そのような話をしていました。
深夜になり疲れはじめた私は、先に切り上げて、他のメンバーがすでに寝ている男性幹部の部屋(6名部屋)へ戻りました。
そして、いつもそうしているように、ウォークマンで音楽を聴きながら眠りについたのでした。
私の右隣と正面の布団は、ロビーに残してきた二人の寝床でしたので、当然、誰もいませんでした。

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