洒落怖
禍々しい箱

この怖い話は約 3 分で読めます。

最近、自分は周りと違うんだと確信した。
あるところに行かなきゃいけないこともわかった。

が、なんだろな。誰かに聞いてもらいたいんでここに書いていくよ。
ちょっと長くなるが、読んでくれると嬉しい。

まず、簡単に自己紹介する。
俺はもう37であと数ヶ月で38になる。だが多分38になることはないんだと思う。
もう片腕は動かなくなってる。
そうだ。
自己紹介に書いておくが、ヤバそうだと思ったら最後まで読まないほうがいいかもしれない。
多分、何かしらの影響を受けると思う。

俺は家は海軍の家系で爺様達はwikipediaや教科書にも載っていて、直接会ったことは当然ないんだが、夢の中によく出てくる。
厳格な表情と厳しい眼差しで俺を囲むように立ち、ただ俺を見つめているだけだが、
その瞳の奥は優しくて、俺に力をつけろと言ってるように感じていた。

そんな家柄なんで、物心つく前から古武道(剣道と合気道、柔術が合わさったようなやつだ)をやらされ、
夏休みはいつも山奥の神社に預けられ、お経や座禅をやらされてた。

幼稚園、小学校もカトリックで、校長は親戚のシスターだった。
そこでも何故か毎週月曜日に聖堂に呼ばれ、ロザリオを数周するまで祈りなさいと言われ、
天にまします我らの父よ、願わくは皆の尊まれんことをと、祈りをさせられてた。

それだけでも、今思えばおかしいんだと思うが、何というか感づいてはいたんだが、認めたくなかった。
気づける要素は沢山あったと思う。

130 本当にあった怖い名無し sage 2014/03/01(土) 19:49:08.03 ID:UG7s3h6G0
例えば、小さい頃に雪山で谷に落ちた。
かなり転がって谷底まで落ちて、雪に完全に埋まる状態まで埋まり、多分上から探しても全く見えないレベルまでだ。
俺はそこから普通に這い出した。
周りの人間はびっくりしていたが、両親は冷静だったのを覚えてる。

また、バイクで峠を攻めて走っていたときに、ブラインドコーナーの内側に人がいて、曲がりきれずに100km以上の速度で山に突っ込んだ。
バイクは大破して廃車。俺は30m以上も山の斜面を転がりながら登った後、そのまま谷に落ちた。高さは50mくらいかな。
ツナギとか脊髄パット入れてた訳じゃない。が、無傷だった。
俺は普通に立ち上がり、谷を登ってバイクのところまで歩いたが、自分の胴くらいはある木が俺の転がったところで2本ほど折れてた。

もう一つあるのが、その事故は梅雨くらいの時期だったんだが、その折れた木の一つは桜の木で、
事故から数週間経ってから見に行ったんだが、その時に花が咲いていたんだ。

他にも、格闘技をやっていた関係で喧嘩では手を出すなと言われてたんで、
不良に絡まれて集団でボコられた時も痛くもないし無傷だとか、
まあ他にも色々あるんだが、自己紹介という意味ではもういいな。

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  • 匿名 より:

    自己紹介が自己紹介になってない 
    無駄に長い

  • 匿名 より:

    いたたたたた

  • 禍々しい箱