洒落怖
怨恨

この怖い話は約 2 分で読めます。

そんなこんながあり、お祓いをしてもらいお札を貰いましたが、Aさんから言われた供養と言う言葉がどうしても心に残ったため、
地元でも有名な禅寺で3日間座禅を組み、滝に打たれ(昨夜は凍えて死にそうでした)、お経を唱えてきました。

俺は、これまで人の恨みや念がここまで他人に害を及ぼすものだとは正直、信じきっていませんでした。
勿論、祖父母の影響もあり、霊魂や怨念については多少の理解もあるつもりでしたが・・・・
死ぬまできっと後悔しながら、Mや2人もいた水子の供養をしながら生きるのだと思います。

976 キモロン毛 2008/01/21(月) 22:29:48 ID:NnxLTzOf0
続きです これが最後となります。

今、交際している彼女には昨夜寺から帰ってから電話をし(寺は携帯もつながらない山奥なので連絡していませんでした)
3日前ほどから悪夢を見なくなったと確認し、自分の背負っているものをもう一度1から説明しなおし、それでも俺とやっていけるかどうかを話し合い、
結果として別れることになりました。
Aさんは彼女と別れれば彼女への影響は一切なくなるだろう、と言っていました。きっとこれで彼女もあり得ない物におびえたりすることもなくなると思います。

それからどうやら仕事も、辞めることになりそうです。
勿論明後日の上長との面談で、転勤させてもらえるか、配属先変更など希望してみますが、おそらく通らないでしょうし。
たった2時間ほど前に部屋につきましたが、ここまでこの部屋が息苦しく重苦しいものだとは思いませんでした。
やはり、まずここから離れないとどうにもならないのかもしれません。

Aさんの所でお祓いをして以降、Mは夢にも幻にもでてきません。
あのお経で成仏してくれたのでしょうか。それとも、俺の改心を真のものか品定めしているのでしょうか。
どちらかはわかりませんが、彼女の冥福と来世での幸せを祈りながら自分の人生を模索していきたいと考えています。

約1週間にわたり読んでくださった方、応援してくださった方、そうでない方も皆さん、どうもありがとうございました。

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  • 匿名 より:

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