洒落怖
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今から17年前、1994年の夏の話です。
当時私は東京に出てきたばかりで、裏ビデオにハマってました。
その日も店員に薦められた裏ビデオを買い、
自宅に帰ってさっそく見始めました。
それは主観視点で作られたビデオで、自分の好きなタイプのAVです。
主観視点とは要するに、男が自分で片手にビデオを持って性行為をしながら撮影する
いわゆる「ハメ撮りビデオ」です。
自分自身が男優になったかのような疑似体験ができるので気に入ってました。
裏ビデオにしては比較的画質も良く、出ている女の子は美人で巨美乳・スタイル抜群、
素人なのか恥ずかしさやためらいがあってそれがまた興奮しました。
女が裸になって、マ○コをパックリ開き(もちろん無修正)、それをカメラがじっくりと撮影し、
手コキ・パイズリ・フェラ・手マン・そして本番のハメ撮りと、
性行為のオンパレードで最後は顔射。そこでビデオは終わってます。
最初から最後まで男の主観視点で撮影されていて、
男の方もなれているのか、最後まで片手で起用に撮影してました。

私にとっては完璧と言っていいほどの出来で、お気に入りの一本になりました。
毎日最低でも一回はそのビデオを見ながらオナニーしました。
若かったのでそりゃもうサルみたいにw
そうこうしてる内に確か10日以上が過ぎたと思います。
私はいつものようにそのビデオでオナニーをすませると、
心地よい気分になり、ビデオつけっぱなしでそのまま目をつむってしばらく余韻に浸ってました。
画面は「ザーッ」という砂嵐になってました。
時間にして5分ちょっとくらいだったと思います。
そろそろパンツを穿こうかなと起き上がったとき、
それまで砂嵐だった画面にいきなり女の顔が映し出され、思わずビクッとなりました。

679 本当にあった怖い名無し sage 2011/02/07(月) 20:02:47 ID:rRBkcMkG0
その女は目を真っ赤に泣きはらしており、グスングスンと鼻を鳴らしています。
どうも自分で自分を撮っているようでした。
なんだ?と思ってよく見ると、その女はこの裏ビデオに出ていたあの女の人です。
カメラを確認しているようで、「写ってるの?」とか涙声でつぶやいています。
そして、顔を写したまま、やはり涙声でこんなことを言い始めました。
「あの、映ってますか?これ見てる方いますか?これは裏ビデオになるはずです。
もしうまくこれをあなたが見る事が出来たら、お願いします。警察に行ってください。
私は○○県○○市に住む△△といいます。自宅の電話番号は×××-××××です。
○○市にある●●という闇金にお金を借りて、返せずにいたら、
やくざに拉致されて監禁されました。ここがどこかはわかりません。
ビデオ撮影だけじゃなく、ここでもう何人もの男の相手をさせられました。
言う事を聞かなければ電流を流されます。そしていずれ殺されると思います。もう限界です。
お願いします。お願いします。頼むからこれを見たなら警察に行ってください。助けて下さい。
もう一度言います。私は○○県○○市に住む△△といいます。●●という闇金にお金を借りました」

いきなりのことに自分はそれを呆然と見ていました。
女は泣きながらですが、それでも比較的落ち着いてそう言ってました。
二度しか見なかったので、詳細は違うかもしれません。
でもあまりにインパクトがあったので、確かそんな内容だったと記憶しています。
しかし、最後だけはいまでもハッキリと覚えています。
「お願いだから助けて!もうダメ!もうイヤァー!」
と女が狂ったような悲鳴を上げ、そこでビデオはまた終わったのです。
あまりの怖さに長い間動けず呆然としていると、テープ自体が終わったらしく、
ビデオ再生そのものが終わりました。
そこで我に帰り、怖かったけどもう一度巻き戻して再生して二度目を見ました。
どう見てもふざけてるように見えません。
少し迷いましたが、そのビデオを持って慌てて警察に行きました。

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