洒落怖
火柱

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父さんが体験した話、

父さんがまだ消防だったころ、
帰りがおそい父を迎えに行った帰り
酔った父親と話しながら、
近所のおばあさん家の前に差し掛かろうとした時に
玄関に火柱が立っていた、その時期は真冬で
ストーブによる火事だと思い、とっさにおばさんに伝えようと
勝手口を開いたら、泣き叫ぶおばさんと
燃え上がる人。

後から誰かが通報したであろう警察の人
(父の実家周辺は交番と商店街しかない。)
が水をとっさに掛けてやり
人らしき人が
「ヒュー…がが…じぬぅじぬぅ…」
と繰り返していて 
かろうじてその時は生きていたはず

あ と か ら 知 っ た ら し い が

焼身自殺だとされていたが
火をつけたのはおばさんであることを

父と伯父しか知らない
おばさんは交通事故で死亡。

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火柱
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