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呆然としていると、飼育小屋から視線を感じました。 振り向くと、扉には固く鍵をかけたはずだったのに、あの一つ目の兎が小屋の前に座っていました。 兎はあの独特の「ヒュルル」という声を出した後、「返したぞ、この恩返したぞ」と、 昨日聞いた機械音のような声とは違う、野太い男の声でそう言うと、駆け出して近くの茂みの中に消えていきました。 それ以降、その兎に会う事はありませんでした。 もしあの時、兎を見捨てて帰っていたら、私も鉄筋に潰されていたかと思うとぞっとします。
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