洒落怖
夜叉苦

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1004 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/03(火) 21:05:33.69 ID:3k2Hc6aw0.net
それから数年のうちに地区に残った全ての人は亡くなったそうだ。
(この中にはKさんの母親も含まれていたらしい)
誰もいなくなった村の畑で、近隣の村に住む小さい畑しかもたない農家達が作物を育て
ようとしたらしいのだが、何故か作物はろくに育たない。
しかも村にいると鬼の形相をした老婆に襲われるという噂がたった。
この村で発生したことを知る人は、もともと村に住んでいた人しかいないが、
良くないい事が起きたことは他の村の人間も気が付いており、
不気味がって誰も近づかなくなった。
誰も近づかなくなってから幾つもの年月がたったころ、
あの疫病から救ってくれたお坊さんがNさんを訪ねた。
Nさんは既に亡くなっていたが、Nさんの息子(婿になってYとなっていた)
の元に訪ねてきた。
(あと4)

1005 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/03(火) 21:06:51.94 ID:3k2Hc6aw0.net
以前、Nさんが住んでいた家に再び訪れようとしたところ、
村には誰もいなくなっていたため、
気になってNさんを探していたが、Nさんに娘がいることを聞いて訪れたらしい。
Yさんは夜叉苦の話なども簡単にだけ聞いていたので、
お坊さんに過去に起きた忌まわしい事件について話した。
それを聞いたお坊さんはとても驚いたらしい。
その夜叉苦で行った方法は呪い返しの類ではなく、呪い、
恨みあらゆる負の感情を詰めた塊をつくり、
その塊の近隣全てを呪おうとする「意志」であるとのことだった。
意志とはいえ、残酷な方法を行うことで負を呼びこみ、
呼び込んだ負は別の負の感情を引き付けて増え続けるとのことだった。
今も地区で不可解なことがあるのであれあれば、
「作った袋」は今でも存在している可能性が高く、
対処しなければいずれ近隣の村にも影響が及ぶとのことで、
Yさん、Yさんの近所に住んでいたKさんの父親、お坊さんで探しにいった。
(あと3)

1006 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/03(火) 21:09:12.32 ID:3k2Hc6aw0.net
袋は直ぐに見つかった。
あのやしろに供えられていたらしい。
やしろの中では、木彫りの神様に閉じ込められた間引きの負を、
袋が取り込みさらにひどい状況になっていた。
そのまま、袋を燃やすなどしたら、その負は近隣に広まり、
さらに惨劇を生むとのことだった。
そうしないためには、以前よりも強力な神様の人形で、袋を封じておくしかなく、
それでも負の感情は100年以上は続くであろうとの話だ。
以前よりも大きい神様を彫り、袋は井戸の中に落として、
その上にやしろを作り直し、神様を祭った。
こうすることによって、負は井戸の中に留まるとの事だった。
坊さんが言うには、神様が動かされたりすると負が漏れ出すので絶対に
動かしてはいけないと言った。
この神様を守るため、Kさん、Kさんのお父さん、Yさんそして以前地区に
住んでいた私の曽祖母が地区に戻ることになった。
(あと2)

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