子どものころの怖い話
幼い頃の友達

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本当に怖かった僕の話。

小学生時代の頃、一緒に遊んでいた男の子がいました。
その子は家が隣で、幼馴染ということもあり、僕が一番親しくしていた子でした。
小学校三年生の夏休み前に、その子はお父さんの都合で神奈川県に引っ越して行きました。

僕の隣家にはおじいさんとおばあさんしか住んでいなかったそうです。
一緒に撮ったはずの写真には僕一人だけが写っています。
一緒に下校したり、ゲームをしたこともあるのに、父や母はそんな子は知らないといいます。
彼は幽霊だったのでしょうか?
多分、それはないと思います。触れることもできましたし。いや、僕が信じたくないだけですが。
それともパラレルワールドに行ってしまったのでしょうか。僕か彼のどちらかが、各々のいない世界に。

怖いというよりは、幼い頃の友達は一体何であったのか、それだけが気にかかります。

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