学校の怖い話
四隅ゲーム

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    私
    ↓
H   M
こういう図になり、私がMの肩をタッチしたところでK子達が気づいた。
K子「マ、マジでやんのかw」
私「や、説明だけwここでガチは怖すぎるw」
T子が、「じゃあ私ここー」とS籐とH松の間に行き、K子は「じゃああたし真ん中ー」と言って移動した。M山はH松に向かって移動している最中だった。
その瞬間H松が無駄に気を利かせて明かりを全部消しやがった。視聴覚室は真っ暗になった。
この時の立ち位置は以下の通り。
ホワイトボード
S籐     T内

T子  K子

H松M山    私
  ブース  倉庫

251 リア女子高生 ◆90TXzhvFQ. sage 2008/02/24(日) 16:36:50 ID:6TNl9rVlO

この時私は倉庫の前にいた。先にも書いたけど倉庫はヤバげな感じのが沢山いらっしゃるので、暗闇の中私はそこから離れることにした。
みんな「H松ゴルァ!」「早くつけろゴルァ!」と騒いでいた。だがしかしH松は天然さんなのでなかなかつけられない。
私が三歩程移動したとき、右側に威圧感を感じた。暗闇の中でも確かに解る背の高い影。M山かとも思ったが彼はH松と四苦八苦していた。ここにいるはずなかった。
全身を悪寒が駆け巡り私は目を逸らした。その先に、目映い銀色の筋があった。
それが何だったのか今でも解らない。直線の亀裂のような銀色が輝いていた。影に対する恐怖を押し殺すため私はそれを見つめていた。
ただでさえ暗いところが怖いのに。私は静かにパニックを起こしていた。

T子が叫んだ「みんな名前呼べ名前!」
みんな順に自分の名前を叫んだ。
「K子!」「S籐!」「T内!」「T子!」「M山!」「N村!」「H松!」「あたしぃ」「Tぃ~子ぉ~う!!」「M山うるせー!!」「おまえもうるせー!!」「早くつけて早く!!」

最後にK子が叫んで明かりがついた。銀色の光も消えた。
部屋を見渡していると、K子と目があった。「N村」と呼ばれ、ホワイトボードの隅まで二人で移動した。他の五人は真ん中に集まってH松をボッコボコにしていた。

252 リア女子高生 ◆90TXzhvFQ. sage 2008/02/24(日) 16:38:59 ID:6TNl9rVlO
K子「なんかいた」
私「私の横にいた奴?」
K子「え、嘘そんなのいたの。てかヤバいよめっちゃ増えてたよ。
あとさぁ、あたしぃって誰か言ったよね」
私「K子でしょ?」
K子「え!?違うあたしの後ろから聞こえた!」
私「え?」

みんなで明かりをつけたままさっきの位置に戻ってみた。K子の後ろには誰もいなかったし私の横にも誰もいなかった。

K子「かごめかごめの時から増えてたのかな…」
T子「ブースん中にもなんかいたよね」
私「あぁちらりん見てたね」
T子「違う黒いのが歩いてた」
K子「嘘!?いつも座ってるのに…」

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