ストーカー・きちがいの話
危険な好奇心

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慎が何気に周囲に落ちていたゴミを拾い、
『!おい!、これ!』
と俺に見せてきた。

『淳呪殺』

なんと、周囲に落ちているゴミにも書かれていた。

328 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M sage New! 2006/06/07(水) 10:21:17 ID:dXfc2GpkO

俺はその時、初めて気付いた。
『中年女』は更正なんて初めからしていなかったんだ。
ずっと俺達を怨んでいたんだ。
俺が病院で見掛けた、ゴム手袋をして必死で分別していたのも、淳のゴミだけを分けていたんだ!
俺達に『ごめんね』と言っていたのも全部嘘だったんだ。

俺は急にとてつもなく寒気を感じ、
【此処にいてはいけない!】
と本能的に思い、淳に
『おい!しっかりしろ!行くぞ!』
と行ったが、
『俺の、、ゴミ、。俺のゴミ、、、』
と、淳は壊れていた。発狂していた。
とりあえず慎と俺で淳を担ぎ、山を降りた。

あれから8年
あの日以来、もちろん山には行っていない。
『中年女』とも会っていない。
まだ俺達を怨んでいるんだろうか?
どこかで見られているんだろうか?
しかし、俺達三人は生きている。
ただ、
今だに、淳は歩く事が出来ない。

end

336 ◆XhRvhH3v3M New! 2006/06/07(水) 10:42:45 ID:dXfc2GpkO

長文な上に、駄文を長期に渡り書かせて貰い、ありがとうございました。
無事に『中年女』を書き終えることが出来たのは、支援して下さった皆様の温かさのお陰だと痛感しています。
始めのうちは結構、すんなり完結まで書けると思っていたのですが、、、私的な都合と、打ち込み、文章形成力の無さでダラダラ長くなっちゃいました(^^;)

アンチの方々もこんな私に『華』を持たせてもらい感謝しています。

本当に皆様、ありがとうございました。

あ、あと、色々お騒がせしましたが
『2ちゃんねる』って素敵なとこだな、っと思いました。
素直な気持ちです。

完結!!

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