短くて怖い話
濡れた足跡

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結婚当初、10F建て賃貸マンションの9Fに住んでいた。
最上階は高齢の大家さん夫妻で、大変静か。
周りは低層階の建て物ばかりで眺めも良く、居心地は最高だった。

四年前の真夏の日曜日、ベランダに洗濯物を干そうと出た。
カンカン照りの中、濡れた足跡が片足分あり、徐々に蒸発して消えた。
外から部屋に向かってる左足の男性大。素足。
ベランダから見渡せる範囲では異常ナシ、旦那も寝ていた。
今思えば、9Fなのに雨漏りしたりと少しおかしかった。

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