洒落怖
座敷女

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いたんだよ、座敷女が。

そりゃ歩いて店に来てるんだから近くにいてもおかしくはない。しかしその時の俺は冷静になれなかった。その風貌と挙動不審っぷりを考えて
「もしかしたら俺の家がバレたのか!?」と思っていた。その日俺は遠回りしてバイトに行った。
それから数日で俺は店を辞めた。座敷女だけが原因ではなかったが、とにかく辞めた。
今は別の仕事に就き、また外に出る機会も増えたが、未だにあの踏切を通る時は思い出してしまう。
まだ座敷女は俺を探しているのかもしれないと…。

怖くなかったらすいません。

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座敷女