洒落怖
バス停の女

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844 名前: バス停の女 2006/08/29(火) 00:36:52 ID:/EvGcUW20
「人をね、待ってたの…」
強めの暖房と湿気で、車の窓が真っ白になった頃やっと話し始めた。
名前は美奈・21歳・フリーター。実家に住んでいる。
「もうこの時間から家に帰れない…。」
孝史が次の展開を期待してしまうような一言が美奈の口から出た。
「うちに呼ぶわけにもいかないし、濡れた服も乾かさないと…どうする?
どこか入った方がゆっくり出来ると思うけど」
そう言いながら、もちろん孝史の頭の中はラブホに連れ込む事しかなかった。
「何にしても服を乾かさないとね」など、偽善者的ないい訳を並べながら
目的地は国道沿いのラブホだった。
部屋に入ってから孝史は美保にお風呂に入る事を勧めた。
ほどよく細い身体のラインといい、顔立ちの幼さも孝史の好みに合っていた。
お風呂上がり、美保は何の躊躇もなくバスタオル一枚で出てきた。
脱いだ服どころか、下着までが洗面所に干してあるのが見える。
身体が冷えてるだろうから、とベッドに入る事を勧めながら、
孝史も寄り添うように隣に横になる。
特に嫌がるそぶりもないし、孝史は「これならいける」そう思った。
暖める事を口実にするように抱きしめ、バスタオル越しに感触を味わった。
ここで抵抗されないと、もう歯止めがきくはずもなく
バスタオルをはぎ取った後は、予想通りの展開になっていた。
積極的では無いものの、ほどよく火照った体と、我慢するような吐息、
孝史は自分の欲望を思い切りぶつけた。
そのまま朝を迎え、孝史は美奈を最初のバス停まで送る事になった。
お互いに連絡先を交換した訳でもなく、孝史にとって一夜限りの幸運。のはずだった。

845 名前: バス停の女 2006/08/29(火) 00:37:25 ID:/EvGcUW20
二度目
その翌週の金曜日。またもや帰宅が遅くなった孝史は、先週の事を思い出しながら
車を走らせていた。あぁ、この先のバス停で… と、思ったとき
あの時の女の子がバス停に座っている。
間違いなくあの子だ。孝史は迷う事なく車を停めて声をかけた。
孝史を待っていたらしい。少しドライブに行く事にして、お互いの事を少し話した。
美奈は実家に住んでいて、妹が一人。家は自営業らしい。おばあちゃんも一緒に住んでいる。
彼氏のような人はいたが、曖昧なまま捨てられてしまった事。(前回、雨の中待っていたのはその男だったらしい)
そして、当たり前のようにラブホに入った。
美奈の身体を堪能し、また元のバス停に送る。

三度目
また次の週の金曜日。孝史は一度帰宅していたが、美奈の事が気になって夜遅くなって例のバス停に向かった。
当たり前のように美奈が座っている。また声をかけ、人気のない所にドライブする事になった。
そして、車の中でのSEX。そして、また例のバス停へ。

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