洒落怖
怪異3話

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なら俺が実体験を、と言いたい所だが
金縛りにあったとかUFO見たとか
のっぺらぼうのようなものを見たとかぐらいじゃ怖くも何ともないしな。

37 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/09(火) 22:52:18 ID:4EBsDyP80

金縛りは今までに3回ぐらいある。いずれも子供の時の事で、1回目は寝てる時に突然。
3回目も寝てる時だけど、白いワンピースに黒髪ロングヘアーの貞子風女が
戸口に現れて「ああああああああああ」とか言いながらのしかかってくる悪夢のおまけ付き。
これは当時エラい怖かった体が動くようになってから布団引っかぶって震えながら無理やり寝た。
が、今にして思うとやっぱりリングに影響受けてたんだと思う。
1,3回目のまどろんでる時に金縛りってのはまあ、割と有り触れてると思う。

問題は2度目で、自宅で寝っ転がった拍子に、
意識がはっきりした状態のまま突然全身が動かなくなって声も出せなくなったケース。
これも結構怖かった。視界もクリアだけど瞬きも出来なかったから何か出てくるんじゃないかと不安だった。
暫く悪戦苦闘した後、無理やり「うあああああああああ」って腹から振り絞るように叫ぶと、それで金縛りが解けた。
居間にいた両親と兄の所に走っていって、興奮気味に「金縛りにあった」と報告したが、スルーされた。

まあ、金縛りってのは疲れてるとなりやすいみたいだしね。
あまり心霊現象とかとは思ってない。

39 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/09(火) 22:59:55 ID:4EBsDyP80
UFOも特に特筆すべき事はない。有り触れた話。
俺の家は母と祖母の折り合いが悪く、
祖母は祖母の家。両親は近所のアパートと、
別居する形になっていたんだが、俺としてはおばあちゃん子だったので、
割と気軽に祖母の家に泊まりに行ったり、
夜中になってから家に戻ったりというのが普通だった。

生まれ育ったのが田舎町だったので、星がよく見える環境にあり、
兄が天体観察の趣味があったっていうのも手伝って、
夜道はよく星空を眺めながら移動したりもしてたんだが、
突然夜空の星の一個が有り得ない軌道でうねうねと動いて、そして突然消えた。

怖くなった俺は走って家に逃げ帰ったが、これも両親に話したが、冷静にスルーされた。
多分目の錯覚だろうと。俺も今から振り返ると余り自信がない。主観でしかないからね。

42 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/09(火) 23:10:17 ID:4EBsDyP80
三番目ののっぺらぼうのようなもの。
これは結構印象に残っている。

小学校低学年の頃、友達の家に行った帰り道だったはず。
あの時は夕暮れ時で、夕焼けに町並みが染まっていた。
夕焼けは赤っていうより薄くぼやけたようなオレンジ色な感じ。
友達の家まではそんなに距離があるわけではなかったので
一人とぼとぼ歩いて帰路についていたわけだが、
廃線を渡った所にある民家に差し掛かった所で
突然民家の物陰から鼻先30センチぐらいの所に丸くて白い物体が
斜めに倒れ掛かるように飛び出してきたんだ。

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