洒落怖
煙人間

この怖い話は約 3 分で読めます。

推敲できてるかどうかわからんけど書いてみますねw

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10年くらい前の話になります。当時私は大学4年生でした。
時期は確か10月の中旬ぐらいだったと記憶しています。
さわやかな秋晴れの日曜日でした。

前の晩から友人宅で徹夜で飲んでいて、自宅に帰ってきたのが
午前9時ぐらいでした。一睡もしていなかったので、自宅に着いた途端
当然のごとく猛烈な眠気に襲われました。
その日は夕方からバイトが入っていたので、とりあえず昼過ぎぐらいまで眠ろうと思い
目覚ましを午後2時にセットして、敷きっぱなしの万年床に倒れこむように横になり、
そのまま寝てしまいました。

352 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/31(日) 17:37:39.38 ID:v8Et83/Q0.net
しばらく眠って、ふと目が覚めました。
目覚ましは鳴っていません。しまった、寝過ごしたか、と一瞬焦りましたが
枕元の時計を見ると11時過ぎくらいを指しています。
窓から差し込む秋の日差しが室内を明るく照らしています。
どうやら2時間弱くらい寝たところで目が覚めてしまったようでした。
あれだけ眠かったのにあんまり寝れなかったんかな、などど
ぼんやりした頭で考えていたのですが、その時妙なことに気づきました。

353 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/31(日) 17:38:58.53 ID:v8Et83/Q0.net
当時僕が住んでいたのは六畳一間のワンルームだったので、
寝床から少し頭を起こすと玄関がそのまま見えます。
その玄関のドアが、少しだけ開いているのです。
そのドアは重たい金属製の扉で、何かで押さえておくか、
物が挟まったりしていない限り、手を離しただけで自重で勝手に閉まるものでした。
おかしいな、と思いましたが、帰ってきた時には酔いと眠気でフラフラだったので、
もしかしたら部屋に入る時に靴か何か挟み込んでしまったのかな、と思いました。

扉の隙間からは快晴の青い空が見えます。

354 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/31(日) 17:40:16.35 ID:v8Et83/Q0.net
このまま開けっ放しにしておくわけにも行かないので
閉めようと思い体を起こそうとしました。
しかし、体が動きません。首から下が全く動かないのです。
感覚も全くありません。うんうん力を入れてみましたがどう頑張っても動きません。
あれが金縛りというものだったのでしょうか。意識ははっきりしているのに
体はまるで自分のものでないかのように微動だにしないのです。
これまでそういう経験のなかった僕は尋常じゃなく焦りました。

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