この怖い話は約 3 分で読めます。
そして彼女は3日後、溜めていた薬を一度に飲み、何も言わずに自殺を図りました。
親が見つけて一命をとりとめましたが、二日間生死の境をさまよった挙句多少の記憶障害も残りました。
僕がその事実を知ったのは、彼女が目覚めてから一週間後でした。
喧嘩したばかりで、彼女に嫌われているのを確認するのが怖くて、連絡をとろうなんて思わなかったんです。
彼女とはそのまま疎遠になり、話すこともなくなりました。
僕の彼女への愛は変わりませんでしたし、あれだけ依存していたのですから今更忘れられませんでした。
そして、彼女と話さなくなって2年後になったある日 彼女から、一通のメールが届きました。
「タイトル:ひさしぶり
本文 : 元気だった? なんかいつまでもウジウジしてるの、めんどくさくなっちゃって(笑)
まだ私の事がもしも好きなら、これから君に送るお守り、もっててください。
もう好きじゃないなら、焼いてしまってください」
次の日、小さなダンボールが届きました。
お守り と書かれた布で覆われた箱の上に、小さなメモがテープで止められていて、
「あけないように!(笑)」と書かれていました。
319 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/22(土) 03:03:38 ID:Csq7taDY0
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小さなメモをとったあと、きになって仕方のなくなった僕は、コッソリとその布を取り、中のものを取り出しました。
木の箱でした。
箱のフタはクギで止められていましたが、所詮は木。コンコンと机に打ち付けてみれば簡単に開きました。
中には、ピンクの紙に「(相合傘)○○/●●」 と、二人の名前が書かれた可愛らしいもの。
小さな木に、血と小さな血の塊が錆びたもの(経血?)がつけられたもの
髪の毛の束
ビニールに入った土
が入っていました。
それを見た瞬間、頭の中の温度が一気に無くなりました。
どうしたらいいかわからなくなり、思わず部屋を見渡したりしましたが、混乱した頭では何も考えられませんでした。
本来なら、メールの通り焼いてしまうようなものでしたが、僕はまだ彼女が好きでした。
捨てられなかったんです。
そしてその箱を持って、今もう半年がたとうとしています。
最近では、何故かその箱に愛着を持ち始めました。
この箱は彼女の愛の証なのですし、それだったらそれを拒否する理由がありません。
彼女への愛は深まるばかりで、今は夢の中にまで彼女が出てきます。
彼女の愛は確かにどこかおかしいですが、今の僕はそれが嬉しいです。
いつか、彼女にまた、会いにいこうと思っています。
駄文ですみませんでした。
