シャワー

901 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/03(月) 17:02:38 ID:by9D04u/O
学生時代、24時間入れる建物があり俺は夜中一人でレポートを書いていた。
一段落したのでシャワー室に向かったが中から水の音がする、先客だ。仕方なく外のベンチで待つ。

…遅い。いつまで浴びてんだ?
人が待ってるなんて思って無いんだろうと考えた俺は、ドアをノックした。

コン・コン
…気付かないのかな
ドン!ドン!
眠くてイラついていた俺は少々強く叩いた
「あ…すみません。今出ます」中からすごく申し訳無さそうな声…
「あ、はい」と俺
ちょっと大人気なかったかな…会ったら謝ろう
反省した俺は彼が出て来るのを待った

…やはり遅い、出るどころかシャワーが止まる気配すらない。
もー何なんだよ!
…とドアノブを見た俺は気付いた。
鍵が開いてる。

鍵穴が内鍵と連動して動くタイプだから外から見ればわかる。鍵穴が横になっている。これは開いている状態だ。

902 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/03(月) 17:03:47 ID:by9D04u/O
えーい!いーよな男同士だし。
こちらも明日の1限にレポートをちゃんとプレゼンせねば卒業に関わる身…睡眠時間は少しでも惜しい。

ガチャッ「すいません…」開けた瞬間戦慄が走った

真っ暗だ。真っ暗な中シャワーの音だけが響いている。怖い…できるだけ外の光が入るよう足で扉を抑えて手探りで明かりをつける。
ついた。停電では無いのか?じゃあなんでわざわざ明かりを…
部屋の奥を覗いた俺は、軽く叫んだと思う

そこには誰もいなかった。ただシャワーが誰もいないタイルに降り注いでいるだけだった。
俺は当然シャワーなど浴びず、一人朝まで震えながら友達の登校を部室で待った。
友人「ただの弱気な人だろ。お前が寝てる間に普通に出てった。シャワーは次にすぐお湯がでるように出しっぱにした。」
でも、なら起こすだろうし明かりも消さないよな…。怖いけど、嫌な奴じゃ無いと思う、申し訳無さそうな声がまだ耳に残ってる

「あ…すみません」

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