洒落怖
荒魂にまつわる話

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この事件が落着した後に呪詛を依頼した面々は神様の元宮まで念のために御祓いに行き
お礼として近隣の村々の古式に則って岩魚で馴れ寿司を作って神様の元宮に奉納した。

この馴れ寿司の臭いがまた強烈な臭いで持って行くのにも
行ってからも苦労したのだと聞いた。

181 荒魂にまつわる話の補足 sage 2009/11/22(日) 23:08:41 ID:38HThc9g0
知人によると大規模な神社には近隣に穢れ除けのための集落があり、
その集落の住人が遠く山を越えた場所で「荒魂」を祀るようになったのが
知人の住む村の由来だそうです。
史学科の友人に聞いたのですが江戸時代この村は被差別部落でありながら、
通常の村と変わらない扱いを受けており、近隣の村からも忌み嫌われるというよりも
地元の神様を祀る神職たちの村として畏怖されていたとかで特殊な村だそうです。

184 本当にあった怖い名無し sage 2009/11/23(月) 01:20:17 ID:y2ZLt2gL0
ID変わってますが、荒魂にまつわる~です。
知人は所謂「神人」だそうです。私の氏神様を祀る神宮の近隣にも穢れ除けのための集落があります。
「キヨメ」と呼ばれていたり呼び名は地域によって異なりますが、知人の村は民俗学史的に貴重なので
今でも調査に来る人は多いらしいです。私の地元とは氏神様が異なりますので詳しくないのですが
「神社の穢れ除けを担う人」という意味で神に仕える人として畏怖される存在だったりします。
知人の村での奉納行事は本来ならば血を嫌うはずの神社内で山の獲物の血肉を奉納するらしく
今でもお祀するする神様の本宮での穢れにまつわる行事には、
本宮近くの穢れ除けの集落の人が神職として参加してるらしいです。

「神人」については、各自とりあえずググって下さい。

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