都市伝説
大阪 梅田 泉の広場の都市伝説は本物?

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関西に住んでいても中々足を踏み入れない場所や、知っていても行った事がなかったり、Deepな人の溜まる場所であったりと様々なDeepな関西を紹介するDeep関西!

『大阪 梅田 泉の広場の都市伝説は本物?』

をお送り致します。
(ライターFT)
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┃『大阪 梅田 泉の広場の都市伝説は本物?』
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大阪府内で処刑場跡地と聞いて、最初に思い浮かぶエリアと言えば大阪市内の繁華街、ミナミ(難波)の某所だろう。

現在は人通りも多く、様々なお店がひしめき合うように軒を連ねている。

特にこの場所に建てられた某大型家電店ではいまだに、色々なエピソードが隠されている。

今をさかのぼる事、数十年前の惨事、千日前デパート火災はいまだに語りつがれ、様々な怪現象を引きおこし、都市伝説となっている。

真偽は分からない。

千日デパート火災フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照

聞いた話によると、かなり多くの怪エピソードが存在する。

1972年5月13日、元千日前デパートで火災があり多数の死傷者。

昔処刑場だったとのことで、火災の時に亡くなった人と、処刑場で処刑された人の数が一致したようだ。

現在某大型店があり、元々ここにはエレベーターガールがいたのが、廃止になったのはそういった関係があるとかないとか。

実はオレ、この場所にはあまり立ち寄らないようにしている。
この場所がまだ『プランタンなんば』というデパートがあった頃の話なのだけど、実際にオレ自身も不思議な体験をしている。

夏の暑い日の事、このプランタンなんばに入った時の事だ。

処刑場跡地

トイレを探していたオレは、たまたま通りかかったプランタンなんばに入ったのだ。人通りはミナミの繁華街だけの事はあり、日曜だった事もプラスして凄い人でごった返していた。

1階トイレに直行したオレは、トイレ前で並んでいる人の多さに2階のトイレを目指した。エレベーターもエスカレターも凄い人だったので階段で2階まで上がる事にしたのだ。

かなり我慢も限界に達していたので足早に階段を目指した。

階段の案内を見つけ階段の方に目をやると、階段の一番下の段に50歳くらいの人が青白い顔をして一点を見つめて座っていた。その時は、自分の腹具合の悪さに気にも止めなかった。

用を足している間、何故かその50歳くらいの男の事が気になった。

きっと、この暑さでグッタリしたのだろう。涼しいデパートの中で調子が良くなるまで休憩しているのだろう。そう思っていた。しかし何故か気になる。何故かは自分でも分からない。

トイレから出たオレは、来た道を戻り、階段に座っていた50歳くらいの男がまだいるのを確認した。

階段を下りる際、その男の後姿を見つめ、「大丈夫ですか」と声をかけてやろうかと考えていた。

しかしその男に声をかけようとした瞬間、自分の背中にゾクッとした感覚が走った。声をかけるつもりが声が出ない。その男の横を通り過ぎる際、何気なく男の顔を見ると、やはり青白く、大量の汗をかいている。そしてブツブツと何かを言っている。聞き取りにくかったのだけど、多分こんな言葉だったように覚えている。

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