洒落怖
キモオタ

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で落ち合うことになった。
Cが間に入ってくれていたけど、申し訳ないがCには退席してもらうことにした。
「どうも~。Dです」
「あ、どうも・・・○○です」
なんだかちょっとチャラチャラした軽そうな奴だ。大丈夫なんだろうか。
「○○さん、なんか祟られてるみたいな話訊いたんだけど、ほんと?紹介するにしても詳しく聞かないといけなくてさ~

教えてくれる?」
「はい。単に俺の精神的な物かもしれないんですけど、その辺も含めて誰かにアドバイスをもらいたいというか」
「精神的なってことは、なんか悪夢見るとか幻覚見るとか?」
「幻覚といっていいのかわからないけど・・・、でも実際に物の位置が変わってたり、棚が溶けてたりとかはありました

。」
「それ自分で知らずにやったりってんじゃないよね?」
「ビデオとかないんで・・・知らずにやってるとか、そういうのを確認したことはないです。ただ病院では夢遊癖はない

と言われました」
「う~ん、なるほどね。具体的に何が起こるの?」

ここまで来て意を決して俺はドール趣味のことを全部ぶちまけることになった。
会社のみんなには言わずに黙っててくださいという条件で、俺の部屋も見てもらった。
かなりドンビキしている感じは見て取れたけど、とりあえず人形の御祓いとか心霊系の詳しい人を後日紹介してくれると

言ってその場は解散になった。
初めて進展らしいことが進み、他人をアテにしているとは言え、前進できるかもということに希望を見出せて心のそこか

ら嬉しかった。

957 キモオタ ◆4tDu2jYolk sage New! 2011/08/18(木) 02:31:02.32 ID:tQJaJS8j0
次の日、少し気持ち的に落ち着いて気力を取り戻せたので昼頃から出社した。
出社してすぐに上司のCさんに挨拶すると、何か歯切れが悪い。
何日も休んでしまったのだから当然か・・・と思うと、周りがなんか俺を見て笑いを堪えている。
同僚のBがやってきて「おい!ちょっと・・・!」と呼びかけられてそのまま部屋の外の給湯室まで連れ込まれた。

「?なんかあったの?」
「お前・・・さ、Dさんと話しただろ?昨日?あの後何話したんだよ?全然話してくれなかったし」
「何って・・・ちょっと心霊系の相談だけど」
「それだけじゃなくてよ!なんかお前の変な噂朝からすげえ言いふらしてバカにしてるぞあの人、何話した?」
「え・・・?言いふらすって何をよ?」
「いや、エロフィギュアと人形に囲まれて生活してるキモオタだとか・・・幻覚見て人形が生きてるとか思い込んでると

かって色々」

一瞬、目の前が本気で真っ暗になった。
真っ暗になって落ちていくって感覚、あれってマジであるんだな。

「ちょ・・ちょ・・、なんだよそれ!!」
「い、いや・・・俺はあの後のことはよく知らないけどさ、朝からあの調子なんだよ。幽霊の話とかしなかったの?」
「したよ!その事での相談だったんだよ!」
「でもあの人、そんな感じじゃなくて普通にキモオタ暴露!みたいな感じで噂流しまくってるぞ・・・ウチの部署にも伝

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  • 匿名 より:

    そのまま一生出てくんな
    臭いからw

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