洒落怖
異変

この怖い話は約 5 分で読めます。

大して怖くない上にネチネチとした文章で長い
不快に思われたらごめんなさい

俺が所属している大学のオカルトサークルは、10人程度の集まりなんだが、そこに新しく4人の学生が入会してきた。
一年生が3人に三年生が1人の計4人。この一年生のうち1人を西崎(男)三年生を岡田(男)あとの二人をエキストラとする。
このサークル、不文律というか暗黙の了解というか、変な決まりがあって、それは団体行動はしないと言うもの。
心霊スポットなんかに行くときは少人数で凸、撮ってきたビデオを皆で観賞するするという形式がとられていた。
何故、いつからこうなってるのかは知らないがこのルールは新入生歓迎企画と称した心霊スポット凸にも反映され、
この4人にビデオ(貸出)を持って近場の心霊スポット凸が命じられた(某ダム)。

凸当日、スポットには上級生の俺と運転手役、そして新入生(3年もいるけど……)4人の6人で向かう。
スポットに着き上級生は車で待機。4人はさらにエキストラ2人、西崎と岡田の二組に分かれて
先の組が帰ってきてから残りの組が出発すると言う流れになっていた。
エキストラ組が出発し、車内の4人で談笑しながら(岡田に何で3年になって入ってきたの?とか何かオカルトなことやったことある?とか他にも色々)待っているとエキストラ組が帰ってきた。
思っていたより早かったので、内心(ビビったな……)と思いつつビデオを渡された二組目を見送ってまた車内で談笑し始めた。

西崎と岡田組はエキストラ組よりも随分と時間をかけてから帰ってきたので、4人が後ろで「どうだった?」「あそこ怖かったー」
なんて話してるのを聞きながら大学まで戻り、後日ビデオの上映会ということにして各自解散していった(一年生3人は飲みに行ったらしい。)

427 本当にあった怖い名無し sage 2010/12/01(水) 18:02:53 ID:AapN6Wp70
後日、予定通り上映会ということでみんな部室に集まり部屋を暗くして上映開始。各々自由に席についているが、新入生組はやはりペアになった同士隣り合って座っている。

まずはエキストラ組。若干のノイズと息遣いが聞こえる他は静かなもので、怖さを紛らわすためか喋り続けている二人の言葉が良く響いている。
脅かそうとビデオ役のあげた大声にもう1人が肩を震わせたり、時折遠くから聞こえる物音にビデオの画面が揺れたりして、その度に2人は上級生にからかわれていた。
恥ずかしそうにしていた2人だが「まあ、まだマシな方だよ。俺の時なんか歩けなくなる奴もいたし」と言いながら俺を見る上級生のその言葉にホッとしたような仕草をする。
やがて俺たちが待っていた車が見えてきて「あー、終わった」という言葉を最後に画面が暗くなった。
2人にお疲れーなんて言葉を投げかけてるうちに二組目の肝試しが始まっていた。

ビデオを持っているのは岡田のようで、背の高い岡田がビデオを持っていると少し前を歩く西崎が少し小さく見える(元々西崎も背が高くはないんだが。)
思わず俺が「(西崎)ちっせwwww」と呟くと何故か岡田が殴られていた。
ビデオから息遣いが聞こえてくるのは同じだったが、ノイズが先の組よりも大きい気がした。
お前変なとこ触った?などと聞かれて「そんなはずないと思うけどなあ。これはひどい」と岡田は答えで申し訳なさそうにしていた。
やがてビデオの中の岡田が「怖い話をしてやろう」といい、西崎が笑いながら耳をふさいでわーわー言ってる辺りからノイズが激しくなり、2人の声が聞こえないほど大きくなっていた。
これは変だと言うことでとりあえず音量だけ下げて「お前なんか変なもんついてんじゃねーの?」「連れて来てんじゃねえだろうなw」とからかわれ
「いやいや俺0感だからw罰当たりなこともしたことないしちょ離れないで傍にいてw」と離れようとしていた西崎の腕をつかみながら弁解する岡田でひとしきり笑っていたら、いつの間にかノイズが聞こえなくなっていた。

428 本当にあった怖い名無し sage 2010/12/01(水) 18:04:57 ID:AapN6Wp70

ビデオの方を見ると岡田の背中が映っており、ビデオの視線もいくらか低くなっていたので音量を元に戻し再び静かに観賞し始めた。
岡田が「ああ、これ、俺が腕疲れたからって代わってもらった辺りか。……背が低いと世界はこんな風に見えるのかあ」とぼやくと
今度は西崎だけでなく背が低めの上級生からも殴られて平謝りをしていた。
岡田がビデオを構えていたときは基本的に視点は前を向いており、たまに西崎が指差すほうを見てズームをし、また視点を戻すという感じだったが
西崎のビデオはひっきりなしに左右に首を振っているかのように中々落ち着かなかった。
「お前きょろきょろしすぎwww」と言われた西崎は照れたように頭をかきながら「いやあ……」とだけ言った。岡田はニヤニヤしている。
その後何事もなく2人は歩いていき、時間的にもそろそろ終わりかと思ったころ1人の上級生がポツリと
「……さっきから岡田、うつってなくね?」

この怖い話にコメントする

異変
ここ1か月ででよく見られています
サイト内でよく見られています