この怖い話は約 3 分で読めます。
この間の話なんだけど。
結構後悔してる話。
駄文だがちょっと長くなるかも
今年に入って少しして友人達と心霊スポットに行こうって話になった。
メンバーはA男,B男,C女そして俺だった。
場所は伊豆の某所。
心霊スポット表に上がってるかどうか分からないけども、
地域から避けられてる旧トンネル。
首吊った女が見えた、とか
血まみれの女が、とか
女に関連する霊の目撃が多かった。
トンネルを抜けると断崖絶壁で海が広がっている。
その先にも旧トンネル。
俺達は綿密に予定を立てて、そこでどんな馬鹿をするか
とても盛り上がっていた。
そして2月になってついに決行した。
真夜中だったからか
みんな意気揚々だった。
トンネルへ向かう道に到着すると、
「立ち入り禁止」と看板があり、さらにチェーンが張られていた。
俺らはチェーンをまたいで進んでいった。
向かう道は普通の道路。
左側は山、獣道とかがめちゃくちゃ多かった。
右側はガードレールがあってその先は森。
崖のようになっていて、下までけっこうあった。
302 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/03/05(月) 03:00:21.81 ID:nB2OM4/W0
そんでそのまま進んでいくと、ついにトンネルがあった。
トンネルの入り口には壊れたガードレール。
そこに侵入禁止の標識が張り付いていた。
その奥は真っ暗。トンネルの先が見えなかった。
皆こわーい。とか棒読みで言ってた。
Bに関しては行くのは俺だ俺だ俺だ(ryとか言ってた。
皆信じていなかった。
少し騒いだ後、A(ビビリ)がよし、行くか。とか言って進み始めた。
俺らは少しついて行って途中でAだけ行かせようぜ。とか
テンションが異常に高かった。
ガードレール乗り越えてトンネルに入った瞬間、
すごい寒気に襲われた。
一瞬で静まり返ってとてつもなくやばかった。
鳥肌立ちまくり。Aなんかは完全に歩が止まってた。
ゆっくり進むと月明かりが入ってこなくなって、
完全に真っ暗になった。
そこでようやく懐中電灯を取り出す俺たち。
だけどスイッチを入れてもなぜかつかない。
気分盛り上げようと、なんでつかね~の()とか言ってみた。
トンネルの反響がありえないほど大きかった。
303 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/03/05(月) 03:00:53.52 ID:nB2OM4/W0
たぶん途中まで来た時かな。
出口がほんのりと明るかった。
ほっとして気を緩めた瞬間
「だれ?」
って声がした。
いやもう耳元とかじゃなくて、耳に頬当てて直接音が響く感じ。
皆聞こえたらしく、悲鳴を上げた。
流石にヤバイってなって
後ろを見ないようにしながら後ずさりし始めたんだけど。
なんかおかしい。
全然戻ってる感覚が無かった。
急にBがうわああ!
とか叫んだから、どうした!とか言ったら。
足・・・足・・・とか言った。
皆足元を見てしまった。
後ろからがっちりと足をつかむ手が見えた。
腕のほうには人の影みたいなのが見える。