短くて怖い話

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小学校のときに、同窓の女の子が病気で亡くなった。
卒業間近だったので、卒業アルバムに写真が載った。
翌年か、翌々年、もう一人女の子が事故で亡くなった。
そういえば、この子は、卒アルの中で、あの子の隣に映っていたなと思い出した。
嫌な気分だったが、気にするほどのことではないので、すぐに忘れた。

さらに数年後のある日、同窓の女の子が何年か前に亡くなったと聞いた。
その子が誰だったかすでに忘れていたので、卒業アルバムを出して顔を確認した。
その子の写真も最初に亡くなった子の写真の隣にあった。
写真が連続する3人がなくなっている状態だ。

あと二名、最初に亡くなった子と隣接している。
普通に考えて元気にしているとは思うが、稀に気になることがある。
写真の眼が年々動くといったようなオカルトなことは皆無だが、気味が悪い。

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