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804 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/12(土) 11:16:25.37 ID:94wVlapX0
誰が最後にバットを使ったのかわからないけど、
あっちに3段、こっちに4段など、ばらばらにしまってある状態で、
「まとめてしまっておいてよね!」
とプリプリしながら整頓がてら作業してた。
若い子はまだ戻ってこない。
必要分だけ積み上げて入り口付近へ。
母も自分の作業は終わったんだから持って行っても良かったんだけど、
あまりにもその部屋が雑然としていたから、
ついでにちょっと掃除を始めたそうだ。
しばらくすると足音が聞こえた。
「あ、若いの戻ってきたな。ていうか遅い(゚Д゚#)」
と思った瞬間、
「えー!!マジ無理、あたしこんなの運べない!!」
振り返ると…
805 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/12(土) 11:17:57.38 ID:94wVlapX0
2台車分、天井までうず高く積み上げられたバット。
そのそばで困惑する若い子。
母も茫然としたそうだ。
積み上げる音もなかったし、
「10段まで」という決まりもしっかり守ってたし、
そもそも母の身長じゃそこまで積み上げられない。
本当に、ほんのわずかな時間、背を向けていた時に、
倍以上の高さまでバットが積み重なっていた。
「〇〇さん(母)がんばりすぎー!
てか10段までだから!!」
という若い子に
「バカ言うな!私じゃない!!コノヤロー!」
とキレ返して、なんとか恐怖心をぬぐったそうな。
他にも色々あったそうだ。
しかし今回まとめたこの2つだけは、
どう考えても不思議な出来事だったそうで。
そんな母がうら若き頃から過ごした旧工場の一部も、
今年中に取り壊されて駐車場になるそうです。
長々と乱文失礼いたしました。
807 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/12(土) 12:54:27.93 ID:M66pGRjYi
>>805
なかなか面白かった
最初の方が怖かったかな