山の怖い話
山小屋の話

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「これは、無いわ。何でこんなん書くよ・・・。」と泣きそうな声で言う友人。
「続きはどうなったとん?」と言う友人が棒を取り、次の日を開こうとするもくっ付いてて開けない。
次に開いた所には「24日 まゆみちゃんの頭から血がでてる。カレンダーに垂らしてみたら黒くなっちゃった」
と書いていた。「意味がわからん。。」と言いつつその友人はどんどん開いていこうとする、次に開いたところは
ページがくっ付いて居た為に10月までくっ付いており開いたところは赤黒い染みがあるだけ。それ以降は何も書いておらず、
「まじでなんなん。」とかなりビクつきながら皆が囲炉裏の周りに集まった。
「どこまで続いたんやろ。意味がわからんし。。」とAが言うと、
Bが「1枚1枚めくれるか?お前。無理やしほっとけよ。」と怒りながら言い出した。
「誰が捲れるっていったんか?お前怖いけって突っかかってくんな」とAも言いかなり険悪なムードに。
その時に空気と言うものを一切読めないCが「じゃんけんすれば?」と言い出しB以外の全員が噴出した。
それが良かったのか、怖さが収まり少しづつ余裕が出てきた。
「なんか、シーンとしとったら余計に怖いし、もういいやん、皆で見ようや。」とCが言い出し
「どうせ、これも血のように色たらして、怖がらせようと書いとるだけやろ。
見よったら最後に『私、あなたの後ろにいるの』のパターンよ。」と全員を安心させてカレンダーを素手でゆっくりと捲り始めた。

248 235 sage New! 2007/09/13(木) 23:04:09 ID:9+35Nh+E0
なんとか剥した「21日と22日、23日」には黒い斑点のみで何も書いていなかった。
次に25日は全く剥がれず26日は何とか剥がれるも真っ黒で何も読めず。
9月2日まで開いても黒いのみで書いてある様子は無い。ただ、9月3日に赤黒いものに混じって字が見えた。
「3日 まゆみちゃんだけ先にいった。 けずったらぎゃあぎゃあさわいでた」
「4日 まゆちゃん、おかえり。帰ってきた。くっつけたらぴくぴく」
「5日 あんたまだみてる?みてくれる?そと」

とここで気持ち悪さもあったけど、Cが言ったとおりに書いてあった為に皆が
「これは、作ったんやね。Cの言う通りやん。たちわるいなぁ」と笑いながら見てた。

「6日 まゆみちゃん。まゆみちゃん。まゆみちゃん。」とだけ。
「7日 まだ?」
「8日 もう、いい?」
「9日 見てる人いる?ききたいの」
「10日 ねぇ、まゆみちゃんってだれ?」といきなりこの文だけ大きな字で書いていた。

「こいつ精神的にいかれてるよね?」というAに「異常すぎるやろ」と皆同意した。

「11日 いいかげんにして」
「12日 なんでわたしなの?」
「13日 今日私自殺します。首切り自殺です。(←首吊りかと思ったけどこう書いてた)
     神社が良いかな?山?霊園?どこがいいかな?まゆちゃんもつれていくね
     このカレンダー見つけた人12月24日みてねー。私は死んでるけど 」

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