洒落怖
女の嫉妬

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630 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/18(日) 15:26:00 ID:iZX4vh4JO
今でも鮮明に覚えています。
あれは5年前かな。
秋田県で学生だった俺。
夏休み目前の深夜に友達の村上から電話が来た。
俺が住んでたアパートの3階の奴からだった。
村上「おー佐々木(俺)!なんかよ~みんながよ~暇だから男鹿プリ行きてんだとよ。んだから佐々木の車出してくんね?」
俺「ちょうど暇だったから別に良いけど何人?」
村上「7人!」
俺「7人!?無理無理!俺の車5人乗り。」
村上「マジか~じゃー菅原にも車出してもらうわ」
と、いう事で俺の車に佐々木、長谷川、女2人が乗り、菅原の車に菅原、菅原の彼女が乗ったんだ。

631 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/18(日) 15:29:33 ID:iZX4vh4JO
そして深夜の0時頃にアパートを出発。
俺達が目指した男鹿プリとは秋田県最大級の心霊スポット男鹿プリンスホテルの事である。
大体、1時間くらいかけて男鹿プリに着いたんだ!
男鹿温泉郷に入り大きな旅館の後ろの崖の上にあったよ男鹿プリは。
俺らは後ろに回り、林の中から男鹿プリに入った。

632 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/18(日) 15:34:36 ID:iZX4vh4JO
でも菅原の彼女が、怖がりで「取りつかれたら嫌だから私、隆(菅原)と待ってたい。」と言ったんだ。
菅原も「わかった。じゃー車で一緒にお前らの事待ってるよ。じゃー」
てな感じで俺達5人が懐中電灯を持って中に突入。
中に入るとやはり何かいそうな雰囲気で落書きなどもたくさんあった。
俺らは、3階のある部屋に入った。
そしたら今まで笑っていた女の一人が突然「私、もー帰りたい。」と言った。
俺が「なした!今まで楽しんでたのに?」と聞いたら女が「何か後ろに気配を感じる」と言った。

633 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/18(日) 15:40:43 ID:iZX4vh4JO
俺らはちょっとヤバいかなと感じつつ女を連れて最上階に行った。
最上階はもはや…的な雰囲気で俺らも危険を感じ足早に車に帰った。
車に帰ると菅原と彼女がイチャイチャしてた。
俺が菅原の車のドアをトントンと叩くと菅原の彼女がビックリしたらしく大声をあげたんだ。
そん時に車にいた菅原が妙な顔をした。
俺は今でも覚えているが、菅原の顔がマジで何かを見つめているような顔をした。
その後、佐々木が「ちょ…帰るべ帰るべ!マジで!」と言ったんで俺は菅原にで帰るぞと手で合図した。
菅原の車が先に道路に出て俺が後ろを付いていく感じ帰った。

634 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/18(日) 15:47:58 ID:iZX4vh4JO
帰る途中だった。
ここで村上が呟いた。
村上「な~佐々木。前走ってる菅原の車の後ろに女乗ってね?」
俺「ん?そう言えば髪の長い女が後ろにいるな!彼女後ろに乗ったんじゃね?」村上「あ~そうだな」
でも…次の出来事で俺と村上が凍った。
菅原の車が突然ハザードランプを付けて止まって彼女が助席から出てきた。
彼女は菅原に飲み物を買う為に助席から出てきた。

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