洒落怖
悪食王

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881 本当にあった怖い名無し sage 2011/08/28(日) 18:15:51.14 ID:skMeS3Tl0
どうやら消化しきれずまだ残っていたようで先週の木曜に腸の辺りを齧られたらしく悶絶していた。奇しくもその日は筆者の誕生日だった、どうでもいいが。
仕事が終わった後食いに出て車で帰る途中で家の手前まで来ていたのですぐに横になって盲腸か?といろいろ探りを入れていたら筆者が思い出し
「この前の霊消化しきれずにイタチの最後っ屁咬まされたんじゃない?」
と言うと「先週の土曜日だぞ?!」と驚いていたが思い当たる節はあったらしくすぐに零体を修復して事なきを得た。
予断だが、霊格もそうだがなにより兄がそいつは他の奴とは違うと思ったのは感情というものが見えなかったそうだ。
大抵魔物だろうが悪霊だろうが自分を認識できる獲物に会うとにやぁっと哂うらしい、それがそれこそ「巣くうもの」みたいに無かったらしい。
なにぶん初めてのことで兄も大分まいってしまって「しばらくオカルトサイトや動画禁止な」とのこと。
そう言いつつ梵天さんの動画を今日も一緒にみてくれておりそんな兄が僕は結構好きだったりする。纏まり無くてすみませんでした、話は以上です。

911 本当にあった怖い名無し sage 2011/08/28(日) 21:54:57.18 ID:6EMx3t2R0
>>881
面白かった
他にも、ネタあったら よろしく

ご先祖は、何やっていた?
家系についてもkwsk

942 本当にあった怖い名無し sage 2011/08/29(月) 00:48:02.20 ID:vjnl+6c30
>>911ご先祖がなにやってたかは詳しくは知らないのですが・・・興味深い話はあります。
第一に父は婿養子で父方の苗字を僕らが継いでるわけじゃないことと、
その原因として母方のお婆ちゃんの代で子供が全員死に絶えてしまい捨て子を拾って育てたら無事育った、その子が今のお婆ちゃん。
お婆ちゃんからは2人の娘しか生まれなかった(男が居ない)。
なので僕たちは苗字の名前は継いでるが、血は継いで無いという状態。それでも名前を継ぐというのは霊的になんらかの因果が発生するらしい。
と言うのも母は昔はそれこそ兄ほどじゃないにしても頻繁に不思議な体験をしたらしいです。詳しくは聞いてないのでここじゃ語れませんがww
それでなぜお婆ちゃんの他の子は死に絶えたのか?何かの呪いか?と兄は疑問に思ったらしく、方々手を尽くして調べ上げた結果
どうやら口伝でしか伝わってない伝承が先祖と関係してるらしい(おそらくは先祖そのもの)
その伝承とはこういったものです。

943 本当にあった怖い名無し sage 2011/08/29(月) 00:48:23.59 ID:vjnl+6c30
昔剣の腕のたつ者が居たそうな。この者齢12にして大木を両断するほどの腕を持ち周囲にはそれなりに知られていた。
その者が成長したある日その男の屋敷を黒い影が取り囲むのを周りに住む者たちが見ていたそうだ。
その日は特別いつもより月明かりが妖しい輝きを放っており闇を遠くまで見通せる故に黒い影もはっきりと見えたと言う。
その黒い影と腕のたつ者が争う様が遠くからでも見え、見ていたものは無事を祈り肝を冷やしたという。
しばらくして物音がしなくなり、争う様子が無くなったが雰囲気は以前穏やかとは言いがたく恐ろしくなり見ていた者達は翌日に確認しようと床に就いた。
翌日男は人が変わっていた。だが言葉が通じないと言うこともなく、多少以上に荒っぽくなったが今までの人柄もあり村の住民は気にしないようにした。
その後も揉め事はあったがぎりぎりのところで男は人で居続けたが、ある日愛する人を手に掛けてしまう。
その事件をきっかけに男は鬼と成った。
野太刀を手に馬と鎧と刀を人ごと一刀両断にする怪力と、常人離れした身のこなしで人を虐殺し続けて武士も陰陽師も手に負えず屍の山ができあがったという。
ある日その鬼の前に立ち塞がりし陰陽師の名を「安倍 晴明」と言う。
鬼はその陰陽師に倒された後供養されたという・・・・という話。口伝でしか伝わってないものだからどこまでが真実か眉唾物ですが以上です。

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