洒落怖
盗難

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街頭も少ない真っ暗な路地
ここに自転車を止めているんだ、待っててくれとMさん
次の瞬間「うわああああああああああああああ!!!!!」とMさんの叫び声が・・・・
走って向かうと俺にもすぐその意味が分かった

水色の鮮やかなビアンキの自転車のサドルの上に
MさんのiPhoneがぽつんと置かれていた
俺たちは見つかってよかったなんていう気持ちが沸くはずもなくただ呆然と立ち尽くすしかなかった
で、ようやく落ち着きを取り戻して本体を調べると間違いなくMさんの物である事が分かってくる

ただし、カメラロールに新しい写真が10分程前に何枚か追加されてた
Mさんの自転車をいろんな角度から撮影したものだった
以上、失礼しました。でも、全部事実です。

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