この怖い話は約 3 分で読めます。
ある時子供の私は思いついた。これを1匹でやってみたら、どうなるんだろうと。
私は早速1匹のトンボを捕まえ、奴の体をU字型に折り曲げ、奴の尻尾の先を奴の口元に持って行ってみた。
……奴は勿論、モシャモシャと自分の尻尾を食べ始めましたとさ。
……で、何でその話を突然したかって言うとだ。
それをやったんだよね。夢の中の私は。
そのワケの分からん生き物相手に。
ちぎれた尻尾を持ち上げて、皮が剥げてサラミのような切断面が見えてる尻尾を、奴の口元に持って行ってみた。
人間の肌の感触より、幾分硬くてスベッとしてた。自分でも何でやったのか分からない。
……まあ、奴は何の感動も無く、自分の尻尾をもしゃもしゃと食い始めた。しかも凄い勢いで。
私はそいつの尻尾の先端を握って居たんだけど、奴の勢いに手が引っ張られるのを感じた。
ヤバイ、このままじゃ私の手ごと食われる!と思って、慌てて手を離したのね。
そのまま走って玄関から出て、玄関を閉めよう…と思ったんだけど重くて、とりあえず軽い網戸だけをバシン!と閉めた。
で、そこでちょっと夢が途切れて、私は寝返りを打ったのね。(もうちょい続くよ)
395 本当にあった怖い名無し sage 2011/03/31(木) 02:57:50.18 ID:LY7LqDKR0
まだ私は夢うつつだったんだけど、ソファーで寝てるから、体のあっちこっちが軋むのね。
で、毛布を抱えてゴロンと寝返りを打ったわけ。
そうしたら毛布が引っ張られて、そっと体の上に掛け直されたのね。
あぁそういえば此処、ばあちゃんの家だった。ばあちゃんありがとう…と思ったんだけど、
まだ眠くて眠くて、もう一度夢のなかに行っちゃったのね。
……そこはさっきの夢の続きで、私は犬を抱えて家の庭に立ってたのね。
一体どうしたんだろう、というより私はさっき何をした、怖い怖い怖い…と軽くパニックだったんだけど、
玄関にはまだ奴が居るってのが分かったんで、とりあえず離れに停めてある自転車の所に行ったのね。
…と、ここで家の中から「ドン!!」って凄い音がした。続けて「ドン!」「ドン!」と二発。
あいつだ!!と思って、とりあえず逃げなきゃ、と自転車を押して、家の前の道路に出て、
「ばあちゃーん!」と思いっきり叫んだ。
家のすぐ側の畑から、首にてぬぐい掛けたばあちゃんが出てきて、「どうしたんね!」と聞いてきたんで、
「家!家の中!何かおる!」とそれだけ伝えた。
ばあちゃんはチラッと家を見に行って、すぐに血相変えて引き返して、私の背中をグイグイ押してきた。
「逃げえ!ありゃアオオニやが!いかん!こっちに来よる!来よる!」
私もそれを聞いて玄関を見た。眼が悪いんであまり見えないけど、網戸の向こう、あいつが動いてるのが見えた。
パニクって逃げようとしたけど足が上手く動かない。自転車に乗りたいんだけど、ヨロヨロして走れない。
やばいやばいやばいやばい、捕まる、怖い怖い怖い、無理!
397 規制きちまったwこれで最後ね sage 2011/03/31(木) 03:01:58.10 ID:LY7LqDKR0
……と思ったところで目が覚めた。
特に変なもんを食べた覚えも無いんだけど、胃が焼けつくように痛くてしばらく動けなかった。
犬は相変わらず足元で寝てるし、私は毛布を首まで被って寝てた。
寝相悪いのに珍しい。そういや寝てる時、ばあちゃんが毛布掛けなおしてくれたっけ…とボンヤリ考えてた。
