この怖い話は約 1 分で読めます。
先輩「そこで目が覚めちゃって…」
俺「ええーwまぁ寝る直前の印象的な出来事ですから、同じような夢見てもおかしくないっすよねー;;;」
先輩「それだけならいいけど…なにかの暗示かな…」
俺「エ…」
先輩「…」
沈黙が流れた
それが長かったようにも、短かったようにも思えた
沈黙を破ったのは俺の声でも先輩の声でもなかったのだ
それは電話の奥でかすかな声だが、それでいてはっきり伝わった
女の声である
「渡ればよかったのに」
その後先輩と俺は御祓いを受け、先輩も女の子を夢で見ることはないと言う。
もちろん現実でも。