洒落怖

この怖い話は約 3 分で読めます。

私達は無言になり、不安でいっぱいになってきました。
どうする、もどろうか。とA君が言い、
兄も友人もそうしようと言うので私とB君はそれに従い
今来た道を戻り始めました。

山の穴の上から煙が出ています。上で何があったのか。
私達は特に気にせず、戻ります。

ケモノ道を再度戻っている最中に後ろから
「お~い、こっちにいかないのかー?」と声が聞こえたので
あれ?友人達は川を渡ってこっち側に着ていたのか。
と振り返り、山の穴に向かい声を掛けたのです。
「さっきから誰も返事せんから戻ってたぁ」と。

「お~い、遅いぞぉー」と、早く山の穴に戻って来いと
急かす様に何度も大声で言ってくるので
私たちは走りながら戻りました。
山の穴の上、高速道路の側面の壁から糸(大きさ的にはロープと
思って頂いていいぐらいの大きさですが何故か糸としか思えないのです)
が垂れてます。
4本の糸が垂れておりその下の端に白い旗の様な物がヒラヒラと揺れていました。
道路の壁の向こう側からはヒューヒューと風の音が聞こえ、同時に
「お~い、さっきも二人そっちにいったぞー」
と山の穴の奥から声が聞こえてきました。

492 本当にあった怖い名無し sage 2009/09/02(水) 18:39:07 ID:BZiX2XvS0
見ると、B君は震えています。私は兄のシャツをギュっと掴んでました。
糸がスーっと垂れて下にゆっくり落ちてくるように見えるのです。
その糸の端で白い旗がユラユラゆれてます。

兄が後ずさりしはじめ、
A君は歩みを止めて旗の下のヒラヒラを睨み付けます。

「お~い、おくにいかないのかー」と山の穴から声が聞こえてビクッとなる私達。
来ないのか、では無く更に奥に、いかないのかと。私達を呼びます。
一緒にいた友人が叫び、
 「だああれええ?みんなそっちにいるのお?」と問いかけるものの

山の穴からは風が吹き抜けるのみ。
降りてきている糸がユラユラとぼやけて先ほどより太くみえます。
ユラユラしていた旗が膨れて丸みを帯びてるように見えます。
4本の糸の内1本が壁をシャクトリムシの様に這い上がっていきます。
他の3本はゆっくり下に落ちてきます。
クネクネ、フラフラしながら。

「おい、こっちぃこい」と凄く近くから声が聞こえたのですが、変な事に
真上から声が聞こえてくるのです。聞いたこともない女の人の声でした。

それを聞いたB君は逃げ出しました。
私は逃げていくB君の背中を眺めたまま
どうすればいいか混乱して立ち尽くしてしまいました。

493 本当にあった怖い名無し sage 2009/09/02(水) 18:41:30 ID:BZiX2XvS0
怖くて兄を見たとき、
兄とA君が糸に絡まってみえました。
友人は必死に兄を何かか守るように引っ張っていました。
それをみて私は逃げだそうとしました。
だけど、兄が何かに連れて行かれる気がして、
数歩走った後に振り返りました。

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  • 匿名 より:

    すごいなー、文章が下手くそすぎて全く状況が伝わってこないや