この怖い話は約 3 分で読めます。
B”これラップ音だぜwwww今3回なったから次4回なったりしてwwww”
すると次は4回なった。
BのテンションはMAX。しかしこの直後にテンションが駄々下がりになるとは・・。
B”うはw4回なったwwwwじゃあ次は5回かなー・・・・”
ならない・・・。ジョンカビラの実況がむなしくTVから聞こえた。
シーンと静まり返った瞬間ふとなぜか皆が同時に窓を見た。
”うぉおおおおおおおおお”
窓一面にでっかい男の顔がなんともいえない表情でこちらを見ていた。
”うぉおおおおおおおおお!!!”
人間マジでびびったときはうぉおおおおおおと言うらしい。
さっきまで余裕だったBさすがにびびって、4人で布団の中に包まり、何がなんだかわからないこの状況に
怯えてた。
こういう状況で自然と出てくる言葉が、”ごめんなさい”だ。
4人でずっと”ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、すみません、すみません、すみません”とひたすら
謝り続けた。
ほんとに恐怖そのものだった。
どのくらいそうしていたかはわからないが、気づいたら鳥の鳴き声が聞こえてきた。
朝が来た・・・?と思って恐る恐る窓を見ると外は明るくなっており、顔は消えていた。
658 647 sage New! 2012/05/27(日) 01:06:45.17 ID:X4voOScY0
なぜこんなことになったのかという事を話し合った。
遊び半分で行っては行けないところに行ってしまったからという事に落ち着いた。
とりあえず明るくなったし、その日に行った3件のスポットに行き、霊?に謝りに行こうという事に。
1件1件回って最後に○山の賽の河原という順序に行くことに。
眠い中目をこすりながら、最後の賽の河原についたのは昼の12時くらいだった。
とりあえず、Bが蹴って倒した石を元に戻した上に山に向かって謝ろうということに。
A”お前蹴って倒したのってどこだよ?”
B”ああ、覚えてる。こっちだ。”
少し歩くと突然Bが立ち止まった。
というか少し震えていた。
どうしたんだ?と聞くと”倒した石が元にもどってる・・・。”
ここでさらにゾッとした。
その後は4人そろって”ほんとにすみませんでした。もうこんな馬鹿なことはしません。”って謝って帰りました。
ちなみにビデオだが、撮ったつもりなんにも写ってなくて不思議!状態でした。
電源が落ちてたのかな・・・。いやでも、ちゃんと作動してたはずなんだけどね・・・。