短くて怖い話
ゴミ箱

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889 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/03/01(木) 04:35
ある男が家に帰る途中のどが乾いたのでジュースを買った
すぐに飲んでしまって缶を捨てようと思ったらゴミ箱がない
しかたなく道に置いてこうと思ったとき、少し先に公園が見えた
 どこの公園にもあるようにそこにもゴミ箱があった

 どこの公園にもあるようにそこにもゴミ箱があった
だが捨てようとした缶が入らない、どうやらゴミがいっぱいらしい
男は一つくらい入るだろうと缶を押し付けながらかがんでみると
ゴミ箱の入り口に女の顔が挟まっていた
女は自分の顔に押し付けられている缶をにらみつけ
半分ほど食いちぎると一生懸命もぐもぐ噛み始めた
しばらくして男と目を合わせると顔を痙攣させながら笑った
口から缶の破片と一緒に黒っぽいものがどろどろとこぼれた

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