短くて怖い話
キータクラーツーリング

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また作業待ちになったから、短めの書いとく
ちなみに、キータクラー知らない人は若い子だね
俺の年代で北倉先生はキータクラー以外あり得ないんだ

キータクラーが高校の時
夜中にバイクで地元の某日本三景へ一人ツーリングしてた。
この頃にはオカルト現象にも慣れ、事前に感じるようになっていた。
あるトンネルに差し掛かった時、その感覚がきた。左目に痙攣とピリピリした感覚。

すると対向車が無灯火で走ってきて、感覚が強くなる。
対向車は軽トラで、荷台からボロキレのように人がぶら下がっていた。
緊張したがちょっと後ろ髪を引かれるような感じがしただけで通りすぎ、無理して振り向かないようにしてたら例の感覚も消えた。
テンション下がったので、駅から遠回りで別の道を迂回して帰ってきたんだが、帰宅して明るい場所でヘルメットを見てビビった。
後頭部に指を擦り付けたような焦げ茶色の後が無数に付いていた。
キータクラーは虫かなんかだと自分に言い聞かせ、ヘルメットを雑巾で拭いた以外の行動は何もしなかったそうだ。

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