じわじわくる怖い話
ハメ

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402 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/28(土) 19:03:45.49 ID:uwVNApOuI
うちの課で一番仲の良かった女性が自殺した。
社内の遺品整理は友人だった私に任された。

彼女のデスクの中に、明らかに私物と分かる物があった。
珍しい右開きで、ビジューやラメで装飾されたノートで、中を見ると日記だった。
何故日記が会社にという疑問が、いけないと思いを上回り
つい読んでしまった。

日記は仕事上での他愛もない愚痴から始まり、日を追う毎に陰惨たる内容に変わっていった。
彼女はストーカー被害にあっていたのだ。
盗聴器に始まり、レイプ寸前まで及ばれた事までもが克明に記されていた。
ストーカー関連だけ文字が大きく乱れ、彼女の恐怖を如実に物語っている。
読み進めると、犯人であろう名前が書かれていた。
ハメ……外国人だろうか。
そして最後のページ、自殺した日の夕方の内容に私は驚愕した。
「ハメは私を殺そうと考えてる。今夜、必ず殺されるだろう」
なんと言う事だ、自殺じゃないかもしれない。
このまま警察に直行しようかと思ったが、まずは遺族の方に報告すべきだと考え直した。
確か父親と二人暮らしだった筈だ。

急いで電話をかけると父親が出た。
ここ最近仕事を休んでいるらしい、無理もない事だ。
日記の該当箇を読んで聞かせると暫く沈黙した後、
「警察に持って行く前に自分もこの目で読んでおきたいので
持って来て欲しい」
と、言ってきた。
私はもちろん届けに行く事にした。
父親自ら警察に持って行き、仇を討てれば、彼女も喜んでくれるに違いない。
そして今、私は彼女の家の前に着いた。

406 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/28(土) 20:31:38.61 ID:FYxkvpI40

乂による性的虐待の記述とストーカー被害を間違えるだろうか。

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