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畑を奪い取るために呪法を使っているからだとと言った。
Aが言った呪いから守るための方法は、
「夜叉苦(この呼び名はKさんの記憶がいまいちはっきりしていない)」と言う、
あまりにも残酷なものだった。
間引きを行った人達といえども、あまりにも残酷な内容なため実行はせず、
とくに「霊媒師」や「呪い」などと言うまじないのたぐいのものは信じなかったらしい。
998 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/03(火) 20:15:31.71 ID:3k2Hc6aw0.net
そんな時、一人の坊さんが宿を求めた。
坊さんが呪いをどうにかしてくれると考えたのかはわからないが、Nさんがしばらくの間、
宿を貸したらしい。
坊さんは子供の少なさを不審に思い、Nさんに聞いた。
間引きを行ったことは外部には話しがたいことであったが、
Nさんの家ではもともと子供が1人で、直接間引きにかかわっていないことと、
坊さんと言う職業を信じてのことか坊さんに全てを話した。
話を聞いた坊さんは、「間引きを行ったことは許される事ではないが、
生きていくための苦悩の末での選択だと思う」と言ったそうだ。
そして、木を彫って片手ほどの人形を作りだすと「井戸の中のお骨を全て埋葬し、
井戸を蓋で塞ぎ、その上にやしろを立てて、この人形を祀りなさい」と言った。
Nさんは信心深い人だったそうで、地区の人にこのことを話し、
言われた通りにしたらしい。
すると、疫病はうそのように無くなっていった。
1002 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/03(火) 21:02:10.96 ID:3k2Hc6aw0.net
村には平和な日常が戻ったようなのだが、もともと胡散臭い職業と、
残酷な方法を言っていたAを村の村民は迫害した。
Aの悍ましい考えは、村民達自身もなにかされるのではないかと言う恐怖心から
来ていたこともあるようだ。
迫害はAの子供にも影響した。
子供たちに苛められ、大人たちからも無視されたAの子供はふさぎがちになり、
家から出てこなくなったらしい。
大人の中にも、子供を迫害するのはおかしいと考える人もいて、他の村民とは意見が
対立し、他の村に引っ越していった。
その中にKさんの父親、Nさん、他2~3名がいたと言う。
それからしばらくしてAの子供が亡くなった。
病気によるものとのことだったが、Aは村の人に殺されたと考え、
村の人間を全員呪い殺すと言い放ち、家の閉じこもった。
(あと6)
1003 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/03(火) 21:04:12.96 ID:3k2Hc6aw0.net
爺さんから、一度だけ聞いた話を記憶で書いてるから、へんなのは勘弁・・
それからしばらくして村では過去に発生したものと同じと思われる疫病が発生した。
今度は子供も大人も感染が広がったらしい。
だが、疫病は村限定で、他の村では感染が確認されなかった。
村の人はAの呪いの仕業だと考えた。
対抗手段を知らない村民はAに聞いた呪い返しの「夜叉苦」を行った。
その夜叉苦の結果にできたものが、あの「黒ずんだ袋」とのことだった。
Kさん自身は夜叉苦の正確な方法は知らないが、残酷な方法でAを殺し、
袋の中にはAの体の一部が入っているとの事だ。
夜叉苦を終えた後、実際に疫病は収まった。
しかし、地区の人は次々と謎の死を告げていった。
地区の中では夜叉となったAの亡霊に殺されるところを見たという話が持ち上がって
いたようだ。
(あと5)
